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|image_map = Location of Jinzhou Prefecture within Liaoning (China).png
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|traditional = 錦州
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}}
 
'''錦州市'''(きんしゅう-し、[[満洲語]]:junggin jeo)[[中華人民共和国]][[遼寧省]]に位置する[[地級市]]。
 
== 地理 ==
55行目:
 
== 行政区画 ==
3市轄区・2県級市・2県を管轄する。
*'''[[区]]''':[[古塔区]]、[[太和区]]、[[凌河区]]
*[[市轄区]]:
*'''[[県級市]]''':[[凌海市]]、[[北鎮市]](2006年に北寧市から改名)
*'''*[[県 (中華人民共国)|県]]''':[[義県古塔区]][[黒山県凌河区]]
*[[県級市]]:
*'''[[特別区]]''':[[経済技術開発区]]、[[松山新区]]
**[[凌海市]]・[[北鎮市]]
*[[県 (中華人民共和国)|県]]:
**[[義県]]・[[黒山県]]
{|class="wikitable"
!錦州市の地図
|-
|<div style="position: relative" class="center">
{{Image label begin|image=Administrative Division Jinzhou.png|width=564|link=}}
{{Image label|x=0.1968|y=0.6755|scale=564|text=[[古塔区|<span style="color: black;">'''1'''</span>]]}}
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</div>
|}
=== 年表 ===
この節の出典<ref>[http://xzqh.mca.gov.cn/description?dcpid=1 县级以上行政区划变更情况] - [[中華人民共和国民政部]]</ref><ref>[https://www.xzqh.org/html/list/8.html 辽宁省 - 区划地名网]</ref>
====遼西省錦州市====
* 1949年10月1日 - [[中華人民共和国]][[遼西省]]'''錦州市'''が発足。一区から七区までの区が成立。(7区)
* 1950年 - 市内行政区域の再編により、'''一区'''・'''二区'''が発足。(2区)
* 1951年10月6日 - 市内行政区域の再編により、一区から六区までの区が発足。(6区)
* 1953年5月25日 - [[錦県]]・[[錦西県]]の各一部が合併し、'''七区'''が発足。(7区)
* 1954年6月19日 - 遼西省の分割により、[[遼寧省]]'''錦州市'''となる。
 
====遼寧省錦州市====
* 1955年7月6日 - 一区が'''[[古塔区]]'''に、二区が'''[[錦華区]]'''に、三区が'''[[凌河区|錦鉄区]]'''に、四区が'''[[鉄北区]]'''に、五区が'''[[百股区]]'''に、六区が'''[[新民区]]'''に、七区が'''[[女児河区]]'''にそれぞれ改称。(7区)
* 1955年9月2日 - 鉄北区が古塔区・錦華区・錦鉄区に分割編入。(6区)
* 1956年5月23日 (6区)
** 百股区・新民区の各一部が錦州専区錦県に編入。
** 女児河区・新民区の各一部が錦州専区錦西県に編入。
* 1956年6月22日 (3区)
** 百股区が錦鉄区に編入。
** 女児河区が古塔区に編入。
** 新民区が錦華区に編入。
* 1958年12月20日 - 錦州専区'''[[綏中県]]'''・'''興城県'''・'''錦西県'''・'''錦県'''・'''[[義県]]'''・'''北鎮県'''・'''[[黒山県]]'''を編入。(3区7県)
* 1959年3月28日 - 錦華区が古塔区・錦鉄区に分割編入。(2区7県)
* 1959年4月16日 - 錦鉄区が'''[[凌河区]]'''に改称。(2区7県)
* 1961年2月8日 - 錦西県の一部が分立し、'''[[竜港区|葫芦島区]]'''が発足。(3区7県)
* 1962年6月4日 - 古塔区・凌河区・錦県のそれぞれ一部が合併し、'''[[太和区|郊区]]'''が発足。(4区7県)
* 1965年12月16日 - 黒山県・北鎮県・義県・錦県・錦西県・興城県・綏中県が'''錦州専区'''に編入。(4区)
* 1968年12月26日 - 錦州専区'''黒山県'''・'''北鎮県'''・'''義県'''・'''錦県'''・'''錦西県'''・'''興城県'''・'''綏中県'''を編入。(4区7県)
* 1969年9月9日 - 葫芦島区が錦西県に編入。(3区7県)
* 1982年8月13日 - 錦西県の一部が分立し、'''[[南票区]]'''・'''[[竜港区|葫芦島区]]'''が発足。(5区7県)
* 1982年9月9日 - 郊区が'''[[太和区]]'''に改称。(5区7県)
* 1983年4月25日 - 錦県の一部が太和区に編入。(5区7県)
* 1985年1月17日 - 錦西県が市制施行し、'''[[連山区|錦西市]]'''となる。(5区1市6県)
* 1985年3月9日 - 太和区の一部が凌河区に編入。(5区1市6県)
* 1986年2月24日 - 太和区の一部が凌河区に編入。(5区1市6県)
* 1986年12月13日 - 興城県が市制施行し、'''[[興城市]]'''となる。(5区2市5県)
* 1987年5月5日 - 太和区の一部が凌河区に編入。(5区2市5県)
* 1988年8月4日 - 錦県の一部が太和区に編入。(5区2市5県)
* 1989年6月12日 (3区4県)
** 錦西市が地級市の'''[[錦西市]]'''に昇格。
** 葫芦島区・南票区・興城市・綏中県が'''錦西市'''に編入。
* 1989年6月29日 - 北鎮県が自治県に移行し、'''[[北鎮満族自治県]]'''となる。(3区3県1自治県)
* 1993年11月16日 - 錦県が市制施行し、'''[[凌海市]]'''となる。(3区1市2県1自治県)
* 1995年3月21日 - 北鎮満族自治県が市制施行し、'''[[北寧市]]'''となる。(3区2市2県)
* 2002年4月27日 - 凌海市の一部が太和区に編入。(3区2市2県)
* 2006年2月8日 - 北寧市が'''[[北鎮市]]'''に改称。(3区2市2県)
* 2011年9月19日 (3区2市2県)
** 太和区の一部が古塔区に編入。
** 凌海市の一部が太和区に編入。
 
====錦州専区(1955年-1958年)====
* 1955年7月30日 - [[遼寧省]]'''[[綏中県]]'''・'''[[興城県]]'''・'''[[錦西県]]'''・'''[[錦県]]'''・'''[[義県]]'''・'''[[北鎮県]]'''・'''[[黒山県]]'''・'''[[彰武県]]'''・'''[[阜新県]]'''、[[熱河省 (中華人民共和国)|熱河省]]'''[[北票県]]'''・'''[[朝陽県]]'''・'''[[凌源県]]'''・'''[[建昌県]]'''・'''[[建平県]]'''・'''[[カラチン左翼モンゴル族自治県|カラチン左翼旗]]'''を編入。遼寧省'''錦州専区'''が成立。(14県1旗)
* 1956年3月1日 - 綏中県の一部が[[河北省]][[秦皇島市]][[山海関区]]に編入。(14県1旗)
* 1956年5月16日 - [[内モンゴル自治区]][[ジョーオダ盟]][[寧城県]]の一部が凌源県に編入。(14県1旗)
* 1956年5月23日 (14県1旗)
** 錦州市百股区・新民区の各一部が錦県に編入。
** 錦州市女児河区・新民区の各一部が錦西県に編入。
* 1956年7月5日 - 河北省承徳専区[[平泉市|平泉県]]の一部が凌源県に編入。(14県1旗)
* 1956年9月11日 - 錦西県の一部が分立し、地級市の'''[[葫芦島市]]'''となる。(14県1旗)
* 1957年6月14日 - '''葫芦島市'''が錦西県に編入。(14県1旗)
* 1957年6月27日 - 河北省承徳専区[[青竜県]]の一部が凌源県に編入。(14県1旗)
* 1957年7月20日 - 彰武県の一部が内モンゴル自治区[[ジェリム盟]][[フレー旗]]に編入。(14県1旗)
* 1957年10月8日 (13県2自治県)
** 阜新県が自治県に移行し、'''[[阜新モンゴル族自治県]]'''となる。
** カラチン左翼旗および凌源県・建平県の各一部が合併し、'''[[カラチン左翼モンゴル族自治県]]'''が発足。
* 1958年12月20日
** 朝陽県の一部が分立し、地級市の'''[[朝陽市]]'''となる。
** 朝陽県・北票県・凌源県・建昌県・建平県・カラチン左翼モンゴル族自治県が'''朝陽市'''に編入。
** 綏中県・興城県・錦西県・錦県・義県・北鎮県・黒山県が'''錦州市'''に編入。
** 彰武県・阜新モンゴル族自治県が'''[[阜新市]]'''に編入。
 
====錦州専区(1965年-1968年)====
* 1965年12月16日 - 錦州市'''黒山県'''・'''北鎮県'''・'''義県'''・'''錦県'''・'''錦西県'''・'''興城県'''・'''綏中県'''を編入。'''錦州専区'''が成立。(7県)
* 1968年12月26日 - 黒山県・北鎮県・義県・錦県・錦西県・興城県・綏中県が'''錦州市'''に編入。
 
== 歴史 ==
錦州は古代に「徒河」と呼ばれ、[[戦国時代 (中国)|戦国時代]]には、[[燕 (春秋)|燕]]に属し、[[秦]]による統一後、大部分は[[遼東郡]]となった。[[漢]]の時代には、[[幽州]][[昌黎郡]]、[[晋 (王朝)|晋]]の時代には、[[平州 (遼寧省)|平州]]昌黎郡に属した。[[北魏]][[東魏]][[北斉]]では[[営州]]の管轄となり、[[隋]]および[[唐|唐代]]は、[[柳城郡、燕郡]]・営州に属し、唐の[[安東都護府]]の所轄となった。
 
「錦州」の名は[[遼|遼代]]に始まり、遼の中京道、[[金 (王朝)|金]]の東京路北京路に属した。[[元 (王朝)|元代]]には遼陽行中書省の管轄となり、[[明|明代]]では遼東都司後に遼東巡撫に属して[[広寧衛]]が置かれ、明末には[[後金]]との攻防が繰り広げられた。[[清|清代]]では[[広寧府]]が、後に[[錦州府]]が置かれた。
 
[[中華民国]]が成立すると当初は奉天省遼瀋道、[[1929年]]に[[遼寧省]]の帰属となった。[[1932年]]に[[満国]]が成立すると[[奉天省 (満国)|奉天省]]の管轄区域となり、[[1934年]]には新設された[[錦州省]]に移管、[[1937年]]には錦州に[[市制]]が施行された。[[1948年]]、[[国民政府]]により[[熱河省 (中華民国)|熱河省]]が設置されたが、国共内戦の激化により国民政府は実効支配権を喪失、[[1949年]][[1月]]には[[中国共産党|共産党軍]]により[[中国共産党革命根拠地|解放区]]として[[遼西省]]が設置され省政府は錦州市設置された。共産党軍は[[1954年]][[8月]]に[[遼西省]]は[[遼東省]]と合併している。その後専区制度の施行に伴い錦州専区とされたが、[[1968年]]、専区が廃止され市制が施行、錦州市と改称され現在に至る。
 
== 観光 ==
77 ⟶ 168行目:
== 教育 ==
* 渤海大学
* [[遼寧工業大]]
* [[遼寧医学院]]
 
== 提携都市 ==
*{{JPN}} [[富山県]] [[高岡市]]([[1985年]][[8月10日]]友好都市提携)
==脚注==
 
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
*[http://www.jz.gov.cn/n435777/index.html 錦州市人民政府](中国語)
88 ⟶ 180行目:
 
{{遼寧省の行政区画}}
{{Normdaten}}
 
{{DEFAULTSORT:きんしゆう}}
[[Category:遼寧省の行政区画錦州市|*]]
[[Category:遼寧省の地級市]]
[[Category:中華人民共和国の都市]]
 
[[ca:Jinzhou]]
[[da:Jinzhou (Liaoning)]]
[[de:Jinzhou]]
[[en:Jinzhou]]
[[eo:Ĝjinĝou]]
[[es:Jinzhou]]
[[eu:Jinzhou]]
[[fr:Jinzhou (Liaoning)]]
[[it:Jinzhou]]
[[ka:ძინჯოუ]]
[[ko:진저우 시 (랴오닝 성)]]
[[nl:Jinzhou]]
[[nn:Jinzhou]]
[[no:Jinzhou (Liaoning)]]
[[pl:Jinzhou]]
[[pt:Jinzhou]]
[[ru:Цзиньчжоу]]
[[uk:Цзинь-Чжоу]]
[[vi:Cẩm Châu]]
[[war:Jinzhou]]
[[zh:锦州市]]