削除された内容 追加された内容
Baastsu (会話 | 投稿記録)
WP:CITE、概要内の順序を整理
 
(他の1人の利用者による、間の1版が非表示)
26行目:
 
== 概要 ==
会津若松市の在る[[会津盆地]]は、盆地床が「'''あいづだいら (会津平)'''」とも呼ばれ、他に[[喜多方市|喜多方]]や[[会津坂下町|坂下]]などがある。また、会津盆地から北の[[飯豊山地]]を越えると[[山形県]]の[[米沢市|米沢]]([[米沢盆地]])、東は[[猪苗代町|猪苗代]]を経て[[奥羽山脈]]を越えると[[中通り]]地方の[[郡山市|郡山]] ([[郡山盆地]])、西には[[西会津町|野沢]]などを経て[[越後山脈]]を越えると[[新潟県]][[下越地方]]の[[新潟市]]([[越後平野]])が位置しており、各地とは[[磐越自動車道]]や[[国道]]、[[JR]][[磐越西線]]などによって結ばれ、観光を通じてそれぞれの都市との交流も活発である。会津盆地の南には[[会津高原]]と呼ばれる山間地が広がっており、[[尾瀬]]などの観光地が点在している。市域の西側を[[阿賀川]]が流れているほか、市の東側は[[猪苗代湖]]に面している。内陸であるが[[奥羽山脈]]以西に位置しているため、水系も[[日本海]]側であり、冬には豪雪地となる。
[[江戸時代]]には[[会津藩]]の[[城下町]]として盛え、現在でも[[若松城|鶴ヶ城]]や[[白虎隊]]など、歴史上の事物が観光資源として有名である。その他にも[[こづゆ]]などの文化的な特色、[[赤べこ]]などに代表される伝統工芸などにより、数多くの観光客を集める。近年では平成30年情報通信月間総務大臣表彰を受ける<ref>[https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin10_02000042.html 平成30年度「電波の日・情報通信月間」記念中央式典における表彰] - 平成30年5月29日、総務省</ref>など、[[情報通信技術]] (ICT) を利用した取組の先進地域としても知られる。
 
[[江戸時代]]には[[会津藩]](会津松平氏)23万石の[[城下町]]として盛えた<ref name="gaiyou">[https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/docs/2023090100021/file_contents/10.pdf 観光の概要](会津若松市)2024年9月22日閲覧。</ref>。毎年300万人近くの観光客が訪れ、[[若松城|鶴ヶ城]]や[[飯盛山 (福島県)|飯盛山]]などの「武家文化・歴史観光」、市街地を中心とした歴史的建造物や飲食店、資料館などの「まちなか観光」、[[東山温泉]]や[[芦ノ牧温泉]]などの「温泉観光」、猪苗代湖西岸などの「自然観光」を柱としている<ref name="gaiyou" />。また、[[こづゆ]]などの文化的な特色、[[赤べこ]]などに代表される伝統工芸などでも知られる。
 
会津若松市は[[2013年]](平成25年)2月に[[スマートシティ]]を施政方針に掲げ<ref name="city2022" />、平成30年情報通信月間総務大臣表彰を受けた<ref>[https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin10_02000042.html 平成30年度「電波の日・情報通信月間」記念中央式典における表彰] - 平成30年5月29日、総務省</ref>。スマートシティの先進事例として、[[2022年]](令和4年)6月に[[デジタル田園都市国家構想]]推進交付金 Type3に採択され、デジタルサービスの実装を目指している<ref name="city2022">[https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/docs/2022111000012/file_contents/siryo.pdf スマートシティ会津若松共創会議について](会津若松市)2024年9月22日閲覧。</ref>。
 
会津若松市の在る[[会津盆地]]は、盆地床が「'''あいづだいら (会津平)'''」とも呼ばれ、他に[[喜多方市|喜多方]]や[[会津坂下町|坂下]]などがある。また、会津盆地から北の[[飯豊山地]]を越えると[[山形県]]の[[米沢市|米沢]]([[米沢盆地]])、東は[[猪苗代町|猪苗代]]を経て[[奥羽山脈]]を越えると[[中通り]]地方の[[郡山市|郡山]] ([[郡山盆地]])、西には[[西会津町|野沢]]などを経て[[越後山脈]]を越えると[[新潟県]][[下越地方]]の[[新潟市]]([[越後平野]])が位置しており、各地とは[[磐越自動車道]]や[[国道]]、[[JR]][[磐越西線]]などによって結ばれ、観光を通じてそれぞれの都市との交流も活発である。会津盆地の南には[[会津高原]]と呼ばれる山間地が広がっており、[[尾瀬]]などの観光地が点在している。市域の西側を[[阿賀川]]が流れているほか、市の東側は[[猪苗代湖]]に面している。内陸であるが[[奥羽山脈]]以西に位置しているため、水系も[[日本海]]側であり、冬には豪雪地となる。
== 地理 ==
<gallery>
85 ⟶ 88行目:
 
== 気候 ==
[[豪雪地帯]]に指定されているが、太平洋側の気候と日本海側の気候の接点に位置しており、さらに内陸盆地の気候の特性も加わった複雑な気候である<ref name="policies">[https://policies.env.go.jp/policy/roadmap/assets/preceding-region/3rd-teiansyo-03.pdf 環境省 脱炭素地域づくり支援サイト](環境省)2024年9月22日閲覧。</ref>。
寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な[[大陸性気候]]である。降雪量が多く、[[豪雪地帯]]に指定されている。年間平均降雪量は328cm程度と、会津地方では少ないほうである。
 
年間日照時間の平均値は1,613時間(NEDO日射量データベース)で、市内ではメガソーラーが稼働している<ref name="policies" />。また、市東部の山間地は年間を通じて風向がほぼ一定で、年間平均風速6m以上の風が観測されることから風力発電所が稼働している<ref name="policies" />。
 
{{Weather box
|location = 若松特別地域気象観測所(標高212m、会津若松市材木町)
487 ⟶ 493行目:
* 本庁舎:会津若松市東栄町3番46号
: 1937年に供用を開始した。2017年からの7次総合計画において、本庁舎旧館保存活用計画及び庁舎整備行動計画が立案された。(現在改築中)
*: [[2008年]][[5月28日]]に、[[FLOSS|フリーかつオープンソース]]の[[オフィススイート|オフィスソフト]]「[[OpenOffice.org]]」を会津若松市役所に全庁的に導入することを発表した<ref>{{Cite press release|和書|title=無償オフィスソフトウェアの全庁導入について |publisher=会津若松市総務部情報政策課 |date=2008-05-28 |format=PDF |url=http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/_files/00036078/20080528_openoffice_1.pdf}}</ref>。これは、福島県内市町村では初めてとなるものである。その後、2012年2月にMicrosoft Officeとの互換性が高いことやバージョンアップが活発であることを理由にOpenOffice.orgの派生ソフトウェアである「[[LibreOffice]]」へ移行した<ref>{{Cite web|和書|author=高橋信頼|date=2012-02-20|url=https://xtech.nikkei.com/it/article/NEWS/20120220/382107/|title=会津若松市がOpenOffice.orgからLibreOfficeに移行|publisher=[[日経BP|ITpro]]|accessdate=2012-02-20}}</ref>。
* 北会津支所:会津若松市北会津町中荒井字諏訪前11番地
  : 設計:[[古市徹雄]]/古市徹雄都市建築研究所、福島県建築文化賞優秀賞受賞作品
* 河東支所:会津若松市河東町郡山字休ミ石14番地
* 湊市民センター:会津若松市湊町大字共和字西田面50番地
1,191 ⟶ 1,198行目:
 
==== スポーツ ====
* [[朱雀太]] (元[[大相撲]][[力士]])
* [[若嶌久三郎]] (明治時代の[[大相撲]][[力士]])
* [[西郷四郎]] ([[柔道家]])
1,233 ⟶ 1,239行目:
* [[湯浅竹次郎]]([[旅順港閉塞作戦]]、[[講道館]]柔道殿堂)
* [[金田利雄]]([[新鶴村]]村長・[[会津商工信用組合|福島協和信用組合]]理事長、[[福島県立会津工業高等学校|会津工業高校]]出身)
 
== その他 ==
* [[2008年]][[5月28日]]に、[[FLOSS|フリーかつオープンソース]]の[[オフィススイート|オフィスソフト]]「[[OpenOffice.org]]」を会津若松市役所に全庁的に導入することを発表した<ref>{{Cite press release|和書|title=無償オフィスソフトウェアの全庁導入について |publisher=会津若松市総務部情報政策課 |date=2008-05-28 |format=PDF |url=http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/_files/00036078/20080528_openoffice_1.pdf}}</ref>。これは、福島県内市町村では初めてとなるものである。その後、2012年2月にMicrosoft Officeとの互換性が高いことやバージョンアップが活発であることを理由にOpenOffice.orgの派生ソフトウェアである「[[LibreOffice]]」へ移行した<ref>{{Cite web|和書|author=高橋信頼|date=2012-02-20|url=https://xtech.nikkei.com/it/article/NEWS/20120220/382107/|title=会津若松市がOpenOffice.orgからLibreOfficeに移行|publisher=[[日経BP|ITpro]]|accessdate=2012-02-20}}</ref>。
* 西村京太郎選集「会津高原殺人事件」徳間書店の山前譲とのインタビューで地元のタクシー運転手から「今の会津若松は新政府が作ったところで何もないでしょ。大半は喜多方に移った」と聞き斗南藩に転居させられたらしい{{要出典|date=2014年8月27日 (水) 04:18 (UTC)}}。
* [[南会津郡|南会津]]を源とする、「星」という苗字を持つ人が他地域と比較すると多い。全国的にみると稀な苗字だが、会津若松においてはごく普通である。また、ワタナベ姓については、「渡辺」よりも「渡部」という表記のほうが多いという特徴がある。
 
== 脚注 ==