「バイオハザードシリーズ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
(7人の利用者による、間の10版が非表示)
19行目:
[[ファイル:Shinji_Mikami_April_2013_3.jpg|サムネイル|バイオハザードを最初にプロデュースした[[三上真司]]。]]
 
[[1996年]]に[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]で発売された後にシリーズ化され、携帯アプリも含めて様々なハードで商品展開されている人気タイトル。移植作品を含めた2024年363130日時点でのタイトル数は174作品にもおよび、全世界でシリーズ累計1億56,700000万本以上を売り上げている<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.capcom.co.jp/ir/finance/salesdata.html |title=シリーズソフトの累計販売本数 |publisher=カプコン |accessdate=2024-0611-0904}}</ref><ref>{{Cite press release |和書 |title= 次世代機向け大作『バイオハザード ヴィレッジ』、『プラグマタ』を発表! |publisher= 株式会社カプコン |date= 2024-0306-3130 |url= https://www.capcom.co.jp/ir/news/html/200612a.html |accessdate= 2024-0611-0904 }}</ref>。この実績は同社の代表作である[[モントリトファイハンター (ゲシリム)|『モントリトファイハンター』シリーズ]]、[[モントリハントファイターシリ (ゲム)|『モントリハントファイター』シリーズ]]、[[ロックマンシリーズ|『ロックマン』シリーズ]]、[[デビルメイクライシリーズ|『デビルメイクライ』シリーズ]]をも上回る。
 
本作以前にも「ホラーゲーム」と呼ばれる作品は発売されていたが、本作のヒットにより一ジャンルとして確立されて広く一般へ浸透した。同社では本作のヒットをきっかけに基本システムを流用した他のシリーズ作品として『[[ディノクライシス]]』シリーズ、『[[鬼武者]]』シリーズ、『デビルメイクライ』シリーズなどの作品群も発売している。
40行目:
=== 制作の経緯 ===
; 新人ばかりのチーム
: 開発当初は三上真司1人でスタートした。三上による新人教育も兼ねており、集められたスタッフはほぼ新人ばかりであった。入社4年目で、会社の主力である[[ストリートファイター (ゲーム)|ストリートファイター]]の開発チームから移った竹内潤は「メインストリームから外れたな」と思ったという<ref>{{Cite web|和書|title=バイオハザード、ゾンビゲームの限界突破 1億本への道:朝日新聞デジタル|url=https://www.asahi.com/articles/ASP7W4DGBP7NPLFA00D.html|website=朝日新聞デジタル|accessdate=2021-09-27|language=ja}}</ref>。
: 「サバイバルホラー」というホラーゲームのジャンルがまだゲーム業界でもあまり定着していない状況での開発であったため、完成するゲームのテーマやイメージが三上氏のみ分かっているという状況でプロジェクトが進行することになる。
; 刀から銃へと変更
1,363行目:
: 正式名称は『'''Tyrant Virus'''』。「Tyrant」は「暴君」を意味する。
: 『0』までのシリーズと、実写映画版での作品では「'''T-ウィルス'''」と表記がなされている。
 
===== 改良型T-ウイルス =====
: 『デスアイランド』に登場する架空のウィルスT-ウイルス。
: 既存のT-ウイルスをベースに、ディランの指示の下でテイラー博士によって開発された新型ウイルス。
: このウイルスによって誕生するゾンビは、既存のT-ウイルスのゾンビ以上に敏捷性が高く、凶暴な存在になっている。
: その一方で、元のT-ウイルスの特徴の一つだった経皮感染(感染者に噛まれる事で感染する)が無くなっている。
: 併せて開発されたモスキート・バイオドローンと組み合わせる事で、狙った対象のみを感染させる事ができ、発症(ゾンビ化)するタイミングも自由にコントロールする事ができる。
 
===== 試作型ウィルス =====
1,451 ⟶ 1,458行目:
: グレン・アリアスがA-ウィルスにレベッカ・チェンバースの研究データと試作ワクチンを投与したレベッカの血液を元に強化したA-ウィルス。毒性が通常のトリガーウィルスより強くなったため、空気感染をさせることができなくなっており、代わりに注射による投与での形で感染させるのが主となる。アリアス曰く、投与から30分で発症するとのことであり、レベッカに投与され、徐々にウィルスに侵食されつつ、衰弱させたが発症までのタイムリミットの直前にクリスの手によってアリアスが隠し持っていたワクチンを投与(吸引)したことでレベッカが完治したため、どのような効果かは不明。
 
=== 菌類・寄生生物 ===
==== プラーガ ====
: {{Main|プラーガ}}『4』『RE:4』『5』等に登場する架空の寄生生物。
: 人間だけでなく様々な動物に寄生可能で、作中ではヒト、犬、オオサンショウウオに寄生していた。宿主の体内に注射器で植え付けられた卵から孵化する、もしくは胞子状になり休眠状態になった幼体が宿主の体内に侵入し活動を再開すると、宿主の中枢神経に触手を伸ばして同化し、精神を支配すると同時に、宿主に超人的な力を与える。
: 支配種と従属種が存在し、両者の関係は女王蜂と働き蜂に似ており、従属種に寄生された存在であり、自我を喪失している。支配種は宿主の自我を奪わない上、従属種を操る能力を自由に扱える。
 
==== 特異菌 ====
: 『VILLAGE』に登場する架空の真菌。
: 後述のE型特異菌の原種にあたる。
===== E型特異菌 =====
: 『7』に登場する架空の真菌。
: E型特異菌エヴリンを開発した組織によって発見されたカビに酷似した新種の真菌。
: 見た目は粘性を持ったドス黒いカビでエヴリンによって自在に操られる。感染者の体組織を養分として徐々に細胞を特異菌のものへと置換していき、脳幹へ達すると完全にエヴリンの支配下に置かれ最後には完全に自我も喪失してしまう。
: 感染初期からエヴリンの幻覚や幻聴を発症し、またその影響で性格や言動が徐々に豹変していくが、感染前の知能は、ほぼ完全維持される為、一見未感染の時となんら変わりない日常生活や行動をとる事ができる。しかし、通常の人間には考えられない物を平然と食したり、衛生観念の欠如など、通常の人間と比べると明らかに異常と解る部分も見受けられる。
: 菌による新陳代謝によって身体能力の向上や切断された四肢でさえ自然接合するほどの再生力を得るが、特異菌の感染が全身に及ぶと人の姿を逸脱した姿へと変異してしまう。
 
=== コンディション ===