「西光寺山」の版間の差分
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== 概要 ==
[[File:Quercus phillyraeoides-Mt.Saikoji 西光寺山 ウバメガシ PC051231.JPG|thumb|right|ウバメガシの群落が多く炭焼き窯が残される]]
[[丹波国|丹波]]、[[播磨国|播州]]地域では、[[標高]]700mを越える数少ない山であり、西脇市と丹波篠山市[[今田町]]との播丹界に優美な[[稜線]]を描き気品のある山容を持つ。[[修験道]]の山として[[修験者]]が往来するところであったという。上人と金の鶏の伝説を秘めた山頂には[[三宝荒神]]が祀られ、360度の展望が開け、丹波・[[北摂]]・[[六甲山|六甲]]方面などの眺望が素晴らしい<ref>{{Cite web
今田町側の登山道入り口付近には珍しい[[サギソウ]]が[[8月]][[中旬]]の時期には咲き乱れる。また、豊かな[[雑木林]]が広がり、[[ウバメガシ]]の群落が見られ、ふもとの登山道には[[炭焼き窯]]が残される。
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[[File:Mt.Saikoji 西光寺山 PC051282.JPG|180px|thumb|left|西光寺山山頂に祀られる祠]]
昔、西光寺山山頂に諸国を漫遊し[[修行]]を積んだ[[高僧]]が[[庵]]を結び住んでいた。僧は[[百姓]]の病気を治療したり、講話をしたり、農作物の作り方などを指導し、村人に大変慕われていた。僧の住む粗末な庵には、ひときわ立派な木箱が置かれていたため、村人は何が入っているのか興味しんしんに僧に尋ねたところ村が[[飢餓]]や[[疫病]]に襲われた際に救ってくれるものが入っている、しかし中を見ると悪い心を起こすものが出るので決してあけてはならない、と言った。見るなと言われると見たくなるのが人情で、ある日、僧がいない隙を見て若者の一人が木箱の蓋を開けてみた。すると中には金無垢の鶏がまばゆい光を放っていた。この事実は村人へ口伝され評判となった。村を通り
2、3日後、僧は下山し村人を集めると、
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{{Mountain-stub|pref=兵庫県}}
{{DEFAULTSORT:さいこうしさん}}
[[Category:
[[Category:丹波高地の山]]
[[Category:兵庫県の山]]
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