テンガロンハット

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テンガロンハット(Ten-gallon hat)は、カウボーイなどがかぶる帽子カウボーイハットの一種。 高いクラウン (crown) (山部)、幅広いブリム (brim) (つば)、飾りひもを持つ。

日本ではカウボーイハットの代名詞のように思われているが、実はカウボーイハットの中ではかなり珍しい種類であり、西部劇の衣装として作られたとも言われる。したがって今も昔も実際のカウボーイがこのスタイルの帽子を被ることは殆ど有りえない。 現在の一般的なカウボーイや、カントリー歌手が被るハットのスタイルは、カトルマン(Cattleman)呼ばれる種類である。

ケンタッキー州原産(ジム・ビーム社)の同名のバーボン・ウイスキーも販売されている。

由来

10ガロン (ten gallon) の水が入ると言われ、ウエスタン映画では、テンガロンハットで水を汲むシーンも登場しているが、帽子の中に38リットルもの水が収まる容積は無い。

飾りひもが付いてブレーディングしていることから、「ひもを編む。(ブレード (braid) )」という意味で、メキシコ人カウボーイ(vaqueros)が使うスペイン語の「ガロン(galón)」を、「テキサス州の物は何でも大きい。」と言うテキサス人の見栄と絡めて、わざと誤訳的に銘々された言葉と考えられる。

外部リンク

Real Western

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