THE FUSE
THE FUSE(ザ・ヒューズ)は、1970年代から1980年代にかけて活動していた音楽グループ。浜田省吾のバック・バンドとして知られる。
THE FUSE | |
---|---|
出身地 | 日本 |
ジャンル | ロック |
活動期間 | 1979年頃 - 1989年頃 |
概要
はっきりとした結成時期は分かっていないが、1979年頃から「THE FUSE」と名乗るようになった。解散時期も明確に決まっているわけではなく、1989年の浜田のツアーを最後に自然消滅的に無くなっていった。
バンド名の由来は、浜田が敬愛するアメリカのシンガーソングライター、ジャクソン・ブラウンの曲名から来ている。ただし、浜田は「THE PRETENDERS」(同じくブラウンの曲名)という名前を推していたが、最終的にはキーボード担当の板倉雅一の発案による「THE FUSE」に落ち着いた。
バンド・メンバーはツアー毎、レコーディング毎に変わっており、かなりの変動があった。一度ツアーに参加しただけのメンバーもいれば、町支寛二や板倉雅一、古村敏比古のように長年に亘って活動を共にしているメンバーもいる。バンドのイメージとしては、ブルース・スプリングスティーンにおけるEストリート・バンドや、ジャクソン・ブラウンにおけるザ・セクションを意識したものとなっている。
ただし、結成当初はツアーのみの演奏で、ほとんどのメンバーがレコーディングには参加していなかった。レコーディングには一流のスタジオ・ミュージシャンが起用され、THE FUSEのメンバーはツアーのリハーサルの際にその譜面を渡される、という状況が続いていた。初めてレコーディングに揃って参加したのは1984年の『DOWN BY THE MAINSTREET』からであり、それ以降はツアーもレコーディングも同じ面々で行われた。その当時の作品やツアーのアーティスト名義は「SHOGO HAMADA & THE FUSE」と明記されている。
主なメンバー
メンバーの変遷
- 町支寛二(G,Cho)・板倉雅一(Key,Cho)・鈴木俊二(Dr)・岡嶋善文(B,Cho)・一戸清(Key)
- 町支寛二(G,Cho)・板倉雅一(Key,Cho)・鈴木俊二(Dr)・一戸清(Key)・江澤宏明(B)
- 町支寛二(G,Cho)・板倉雅一(Key,Cho)・鈴木俊二(Dr)・一戸清(Key)・江澤宏明(B)・古村敏比古(Sax,Cho)
- 町支寛二(G,Cho)・板倉雅一(Key,Cho)・江澤宏明(B)・古村敏比古(Sax,Cho)・法田勇虫(G)・岩崎肇(Key)・野口明彦(Dr)
- 町支寛二(G,Cho)・板倉雅一(Key,Cho)・江澤宏明(B)・古村敏比古(Sax,Cho)・高橋伸之(Dr)
- 町支寛二(G,Cho)・板倉雅一(Key,Cho)・江澤宏明(B)・古村敏比古(Sax,Cho)・高橋伸之(Dr)・梁邦彦(Key)
作品
- CLUB SURFBOUND(1987年) - ミニアルバム。『SHOGO HAMADA & THE FUSE』名義
- CLUB SURF&SNOWBOUND(1987年) - CDアルバム。『SHOGO HAMADA & THE FUSE』名義