ビットワールド

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ビットワールド
ジャンル バラエティ番組視聴者参加型番組双方向番組
出演者 いとうせいこう
金子貴俊
中田あすみ
升野英知
[語り]玄田哲章
ほか
製作
制作 NHK
放送
放送国・地域日本の旗 日本
ビットワールド
2007年度‐2008年度
(天才てれびくんMAX ビットワールド)
放送期間2007年4月6日 - 2009年3月27日
放送時間金曜 18:20 - 18:55
放送分35分
2009年度
(天才てれびくんMAX ビットワールド)
放送期間2009年4月3日 - 2010年3月26日
放送時間金曜 18:20 - 18:54
放送分34分
2010年度-
(ビットワールド)
放送期間2010年4月2日 -
放送時間金曜 18:20 - 18:54
放送分34分
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ビットワールド』は、NHK教育テレビにて放送中の子供向け教養バラエティ番組。2001年4月6日に放送を開始した『天才ビットくん』が、一時的に天てれ枠に併合され2007年4月6日『天才てれびくんMAX ビットワールド』となるも、2010年4月2日からは再び単独枠に戻り、タイトルからも『天才てれびくんMAX』が外れ『ビットワールド』として放送されている。

内容は旧『天才ビットくん』を引き継いだ独自の物語が繰り広げられる。月 - 木曜日の天てれ枠とは世界観のつながりがまったくなくてれび戦士をはじめとする月 - 木曜日版の出演者も登場しない。

概要

舞台となるのは、コンピュータグラフィックスで作られた「ビットワールド」という世界。視聴者からのアイデアを基に世界が形作られる。

2008年度に行った最初の視聴者参加型生放送、「閉じ込められたトーヤを救え!」が、2009年6月第30回バンフ・テレビ祭(カナダ)でインタラクティブ双方向番組部門最優秀賞10月2009年度グッドデザイン賞を受賞。

現在、番組内でアイデアが採用されると、抽選でピンキーマカロンシールが当たる。

物語

2007年度
セイコーとケメコは、「ビットワールド」へやって来た。そこは、無数に存在する世界「マイランド」で構成された、無限に広がる世界だった。セイコー達は「リオ」と合流し、サビシーニョ族の「マスーニョ」やジャーク族の「アスミン」ホンネ族の「タカティン」と出会い、仲間となる。アスミンにつきあい、お宝探しの冒険を開始するセイコー達だが、お宝を探し出すたびに、ジャーク族の女性にお宝を奪われてしまう事態が続いていた。
困り果てたセイコー達は、アスミンの母校「私立パイレーツ学校」の校長に相談する事に。宝を奪っているジャーク族の女性「ハナナン」は、アスミンへ恨みを持っていると、校長は語る。さらに、お宝に隠された秘密があると、校長はいう。奪われたお宝は、「7つのおいしいお宝」と呼ばれる品々であり、ジャーク族の守り神「ジャッキー」への貢物なのだが、ジャッキーの怒りに触れた場合は災いがもたらされるというのだ。宝を集めてジャッキーを呼び出しても、怒りを買いさえしなければ良いのだが、セイコー達は意図せずにお宝をつまみ食いしてしまっていた。このままハナナンに宝を集めさせてはいけないと事態を把握するセイコー達だが、ハナナンはアスミンの忠告を聞かずに、ジャッキーを呼び出してしまった。ジャッキーは「世界食う神」と化し、ビットワールドを破壊し始める。
2008年度
ジャッキーの災いに打ち勝ったセイコー達は、ジャッキーが食い荒らした穴「ジャッキーホール」の修復作業を行っていた。だが、突然にして現れた謎の少年「トーヤ」は、穴を塞がないでほしいとセイコーたちへと訴える。ビットワールドの生き物が、穴を越えて「リアルワールド(現実世界)」に迷いこんでいると、トーヤは言うのだ。トーヤは、ビットワールドとリアルワールドを繋ぐ不思議な力をもっていた。トーヤに協力することを決めたセイコー達は、研究施設「ビットラボ」を造り、ビーボの救出作業を開始する。
ビットラボでビーボの探知を行い、ビーボを次々と救いだしていくセイコー達だが、ある日、ビーボの救出中に謎のトラブルがおこる。トーヤは救出作業中に、何かの気配を感じたらしく「アイツ」とつぶやき、何かを知っている様子だが、セイコーたちに何も語ろうとはしない。救出中のトラブル時に“見えない影”が横切るのをビットラボは探知していた。
ビーボの救出を続けるセイコー達だが“視えない影”による謎のトラブルは続き、ビーボはどんどん弱っていった。ビーボが迷いこんでから半年が過ぎた頃に異変は起きた。弱っていたはずのビーボが、行列をなして大集合していたのだ。ビーボの見つめる先には、“見えない影”が姿を現していた。トーヤが「アイツ」と呼ぶビーボの名は「シャビ」。シャビの出現により、凶暴化した赤い目のビーボ「ゾンビーボ」が現れるようになっていた。
シャビは、リアルワールドで暮らしていたトーヤが作り出したビーボであった。シャビはトーヤの実験室で薬品を浴び、現在の凶暴なビーボになってしまったのである。
セイコーたちは、シャビと接触してもゾンビーボにならないビーボ「わさび」と、その飼い主ミオと接触した。ミオは、『今から1年前の世界』の人間だった。
今から1年前は、シャビが凶暴になる前。その時にシャビを救う事が出来れば、シャビが凶暴になる事も、沢山のビーボがゾンビーボになってしまう事も防げる。セイコーたちは、時を超えたミッションを試みた。(2009年3月6日生放送「過去と現在、二つの部屋」)ミッションは無事成功し、ゾンビーボはビーボに戻る事が出来た。
なお、リオとケメコはMASTR.Kの取材といった理由で事実上降板し、ケメコの正体やあのお方の存在も明かすことも無かった。
2009年度
BFCとの戦い
ビーボ保護施設「ビットコロニー」(ビッコロ)を作り、ここを拠点として、リアルワールドでの生活がはじまった。心温まる生活を楽しんでいたミオ達だったが、そんなある日、ビーボの体に怪しいリングをつけられたビーボ達に出会う。その一方で、トーヤは謎の男へシャビの居場所を問い、地下組織の存在を聞き出す。そこは、ビーボを強制的に戦わせ、賭博の対象にしている地下組織、「ビーボ ファイト クラブ」(BFC)だった。セイコーたちは彼らを倒す事に成功した。(2009年7月3日生放送「激突!ビーボファイト!」)
ドクターカゲロウとの戦い
行方不明になったハラキン校長を救出するが、彼は蜂の姿に変っていた。人を虫に変える実験を行う、虫博士(ドクターカゲロウ)の存在が浮かび上がる。ミオをさらい、トーヤの体に猛毒をかけるひどいことをした虫博士に、メンバーは激怒。その後、ドクターカゲロウを撃退した後、彼の実験室でシャビを発見する。(2009年10月2日生放送「謎の虫博士からシャビを救え!」)
Jとの戦い
謎の男「J」は、「ビーボと人は共存できない」との考えから人とビーボを合体させてビーボを生きさせる「人類総ビーボ化計画」を企んでいた。その計画にはシャビの力が必要な為、トーヤとシャビをさらっていく。サツキは、「人類総ビーボ化計画」を阻止する鍵はミオの涙であると、告白する。そして、アスミン、ミオ、そして医者のサツキの3人は、Jのいる研究所へ潜入する。そして、人間とビーボを元に戻す武器が完成し、屋上へきたミオ達だったが、武器を使っても、トーヤとJにはまったく効かない。大ピンチのミオ達であったが、ミオの涙のおかげでトーヤを無事人間にもどし、Jを倒した。そして、ラストは感動の涙あふれるクライマックスへ・・・(2010年2月26日生放送「最終決戦!Jからトーヤを救い出せ!」)
2010年度
2年に渡るジャビを巡る戦いを終えたトーヤ。この一連の事件で、空白となった2年間を取り戻すために、セイコー達に別れを告げ、リアルワールドの生活に戻ることに。
トーヤと別れた後、森に迷い込んだミオは、毛むくじゃらの謎の生物に出会う。その生物は、視聴者からのアイデアにより、「モジャビー」と名づけられる。その後、リアルワールドではヨロイ武者やプテラノドンが現れる等の不思議現象が多発した。
その後行方不明になったモジャビーを探している(2010年7月23日生放送「消えたモジャビーを探せ!」モジャビーは無事発見された)と、セイコーたちはモジャビーと謎の仮面軍団に遭遇する。
そんな中、ミオはカイという青年に出会う。カイは不思議現象を調べていると言うが、セイコーたちは信用出来ない。
不思議現象を調べていたアスミン、ミオ、モジャビーは、仮面軍団に襲われる。アスミンは駆け付けたカイのおかげで助かったが、ミオとモジャビーは仮面軍団に連れ去られてしまった。カイとアスミンは、ミオとモジャビーを救うため、謎の洋館へ向かう(2010年11月19日生放送「ミオとモジャビーを救え! 幽霊屋敷の謎」)
カイは、仮面軍団はモジャビーを使って時間を思うがままに動かそうとしている犯罪者だと言うが、仮面の2人組(ゼータ、ラムダ)はカイは法を犯して未来から過去へやって来た犯罪者で、自分たちはその様な犯罪者を取り締まる「時空警察」であると主張する。
カイはビッコロを去るが、時空警察はビッコロを攻撃してきた。実は彼らのターゲットは時空を歪ませる力を持つ、ミオであった。今まで起きた不思議現象は、ミオのその力のせいだったのだ。ミオを消し去ろうとする時空警察との戦いが始まり、何とかミオを守る事が出来た。(2011年2月11日生放送「時空のはざまからカイとニーナを救え!!」)
ミオと共に「時空のはざま」にいたカイの妹・ニーナも救い出した。自分の力を生かすために、ミオはカイ、ニーナ、モジャビーと共に未来の世界へ旅立った。
2011年度
時空のひずみによる事件の中、時空警察によって、ビットコロニーごと時空の狭間へと消されてしまったマスーニョ。事件が終わった後、マスーニョの箱が発見されたが中身は未だ行方不明のままであった。
ある日、セイコーたちはマスーニョの夢を見た。アスミンの夢の中では、マスーニョが公園にいる少年を探してほしいと言ったらしい。目を覚ましたアスミンは、公園でその少年を見つけた。
セイコーたちが少年に話を聞いてみると、少年はヒロキという名前で、夢でマスーニョを見たと言う。そしてヒロキの耳を覗き込んだセイコーたちはヒロキの夢の中に入ってしまう。
やがてマスーニョを見つけ、連れ戻したセイコーたちはマスーニョからヒロキは他人の夢を見る力があるという事を知らされる。悪夢に悩むヒロキを救うため、セイコーたちは立ち上がる。
2012年度
プレイヤーが悪夢に囚われるという謎のゲーム「ドリーム・ダンジョン」。そのゲームによってプレイした者が永遠の眠りにつかされ、夢の世界に悪影響を及ぼしていった。その事件でヒロキは勇気を振り絞り、ゲームの影響で昏睡状態になったツバサ達を助け、ゲームを終結させた。
それから数日後。普通の暮らしに戻ったヒロキはふと思った。「自分の力で人の為に役立てられる」のではないか、と。
自らの力で人助けしたヒロキが溢した言葉に感心したセイコー達はヒロキの能力を利用した人助けを始めようと考え出した。そして話を聞き付けたアスミンの意見で探偵業を立ち上げる事に。
こうして夢に悩みに持つ人の問題を解決する、夢探偵・ヒロキの物語が幕を開ける・・・。

登場人物

レギュラー
セイコー:いとうせいこう
「ビットワールド」の創設者。元ビットランド管理者。
  • 2008年度:ジャッキーホールの修復作業をタカティンとマスーニョと行う。しかし、少年トーヤの登場より、トーヤのビーボ救出に協力する。
  • 2009年度:タカティン、マスーニョ、アスミンと共に、ノンレジビーボの目撃情報チェックや、ビーレジを行ったりする。
  • 2011年度:夢の中でマスーニョからアイデアを集めて欲しいと頼まれる。
タカティン(タカチッタ・ティンバート):金子貴俊
常に本音で話すホンネ族のビット人。
  • 2008年度:セイコー、マスーニョと共に、ビーボ救出に協力する。テレビのキャスターも務める。
  • 2009年度:ストレスポイントの確認や、ビッコロ・ビットラボの操縦を行う。自身が編集長になり、タカティンタイムズと言う雑誌を発行している。
  • 2011年度:夢の中でマスーニョに見せられた設計図を元にドリームダイバーを発明する。
アスミン(ナカタロッサ・アスミン):中田あすみ
海賊であるジャーク族のビット人。お宝を求めている。年齢・16歳~17歳(初期)。ゾンビーボ編・年齢・17歳~18歳。ビーボメイト編・年齢・18歳~19歳。不思議現象編・年齢・19歳~20歳。マジカルワールド編・年齢・20歳~21。夢探偵編・年齢・21歳~22歳。
  • 2008年度:旅に出ていたが、セイコー達の元へ帰ってくる。その旅の途中に、ブックブック人(後述)に会ったため、初めてトーヤの儀式を見た際、見覚えがあると言った。
  • 2009年度:ビーボ保護の際ジャークビームでリアルワールドの建物を破壊した罰として「すモー鳥」のビーボメイトとなる。怒りに任せてジャークビームを放つこともしばしばだが、ビーボメイトとしての責任感はあり、すモー鳥のことを気にかけている。
  • 2011年度:夢の中でマスーニョに少年(ヒロキ)を探して欲しいと頼まれる。
マスーニョ(マスーニョ・ンバッカリズムーチョ):升野英知
サビシーニョ族のビット人。箱のような外見をしている。友達ができずにいて、セイコー達と友達になる。セイコー達にサッカーボールを友達として紹介した。
  • 2008年度:ビーボ救出のため、移動できる研究所「ビットラボ」を作った。ビットラボを操り、セイコー達とビーボ救出へ向う。ジャッキーホールの修復を務める。
  • 2009年度:ビッコロの建築やアスミンのジャークビームで開いた穴の修理を行っている。古い噺家のようなギャグを言うことがしばしば。
  • 2010年度:ビッコロで役に立つメカを作る。
  • 2011年度:ビットコロニーと共に消された際、ヒロキの夢に迷い込んでいた。夢の中に行くと、何故か箱を頭に被った人間の姿になる(黒いジャンバーとズボンを着ており、シャツには「いいひと」と書かれている)。
2007年度
リオ:近内里緒
セイコー、ケメコと共にビットワールドへやってきた。
ケメコ:(声)新谷真弓
メケメケランドからやって来た女の子。セイコーの相方になる。
ハナナン:山田花子
ジャーク族のビット人。アスミンと「私立パイレーツ学校」時代の同級生。アスミンを恨んでいて、アスミンから「7つのおいしいお宝」を横取りしている。
ジャッキー
ジャーク族に言い伝えられている守り神。しかし、貢物をつまみ食いされたと怒り、「世界食う神」へと変貌をとげ、ビットワールドを食べ始める。
ケメコの言う「あのお方」:滝口順平
ケメコを今の姿にした人物で、集めたアイデアの力でビットワールドを作った。
2008年度
ハラキン:原金太郎
私立パイレーツ学校の校長にしてアスミンの祖父(通称・中田親分)。友達であるインコのペリーをいつも腕に乗せている。なお、ペリーは腹話術人形である。
  • 2009年度:ビーボメイトとなったアスミンに気を使う。
トーヤ(ハタコフスキー・トーヤ):秦透哉
突如現れたクールな銀髪の少年。「リアルワールド」出身で「シャビ」を探している。
リアルワールドでは半年も生きられない「ビーボ」を助けるために、セイコー達に協力してもらい自分の探しているビーボを探しつつ、他のビーボの救出作業を行っている。年齢・13歳~14歳(初期)。2009年度・年齢・14歳~15歳。2010年度・年齢・15歳。
リアルワールドとビットワールドを繋ぐ能力を持ち、これにより「ビーボ」をビットワールドへ連れ戻すことができる。
  • 2009年度:ビッコロでビーボ保護活動を手伝いながら、昨年度末姿を消したシャビを探している。自分がいなくてもビーボの転送ができるようにビーボスカウターを作ったり、アスミンのジャークビーム指輪を改造してリアルワールドでも使えるようにしたりしている。アスミン曰く「最近生意気」。服装が前年度からリニューアルし、シャビがかぶっていた帽子をいつも身につけている。謎の男・Jとは知り合いだったようだが、本人は記憶がなく否定している。その後シャビをつれてきたときにJに連れ去られてシャビと合体させられてしまったが、ミオの涙のおかげで合体が解けた。::* 2010年度:ビーボ達の事を思い、リアルワールドに戻る事になった。4月9日、16日の放送では、いつもの衣装に銀髪ではなく、リアルワールドの少年らしい服装に黒髪で登場した。
シャビ(Xavi)
黒い色をしたビーボ。
トーヤのモノクルに似た、赤いモノクルを着けている。服のようなものを着ているが、人よりは猫に近い外見である。
体を透明にすることにより、姿を消す能力を持つ。姿を消している間は、白い影が地面を通るようにしか見えない。
長い尻尾を持つ。四つに分かれる尻尾により、ビーボを凶暴化させる能力をもつ。凶暴化したビーボをゾンビーボと呼ぶ。
ミオ:宮武美桜
リアルワールドに住む、ブログの女の子。容姿は可愛らしい美少女でちょっと控えめだけど、心優しくて素直な女の子。ミオのいる時代は、現代から1年前。年齢・10歳(初期)。2009年度・年齢・11歳~12歳。2010年度・年齢・12歳~13歳。
「ちくわのはちみつ漬け」を盗んだビーボを捕らえる。ビーボに「わさび」と名をつけて、ビーボを飼っている。趣味は絵を描くこと。
  • 2009年度:わさびと共にビッコロでビーボ保護活動を手伝っている。後半では、ビーボを助ける涙を持っている。
  • 2010年度:時空のゆがみの原因だった。しかし、モジャビーといれば、何も起こらないようになる。

彼女は、2009年度から、2010年度のヒロインを勤めていた。出番の数では、準レギュラー(つまり、トーヤより多い。)。

2009年度
J(ジェイ):津田寛治
黒い服と帽子をかぶっており、時折ビッコロやビーボメイトの様子を影から覗いていた男性。戦闘能力は合体ビーボ最強であり、黒い木の葉に化したり、「合体分離ガン」が効かないなどがある。トーヤとは以前から知り合いであったようだ。小型ロボットを使って、シャビを連れ出そうとするが失敗し、逃げ出す。
その後トーヤを捕まえて、Dr.カゲロウと「人類総ビーボ化計画」を進めていたが、敗れて阻止されてしまった。実はサツキの兄で、過去に人間とビーボを合体させる装置の実験台となり、ジャッカルというビーボと合体し、合体ビーボになってしまった。本編の生放送の最後に、ミオとトーヤに「お前達のような人間がいれば、きっと世界は変えられる」と最後の言葉を告げ、ジャッカルと共に水色の石になり、リアルワールドから去った。
BFCのボス:中村靖日
ビーボファイトクラブのオーナー。アスミンにビーボファイトで勝負するが負けてしまう。
その後もビーボをかき集めていたが、そこへ現れた少年によって、部下が全員ビーボになってしまった。また、アスミン達に助けを求めたが、一匹は撃退したものの、残りのビーボによって捕えられてしまった。
Dr.ヒロミツカゲロウ:廣川三憲
ハラキン校長を蜂に変身させ、数々のハラキン虫を作りだした張本人。やたらと虫に詳しい。睛蛉昆虫研究所に侵入したトーヤたちをバリヤーで閉じ込めた。最後には自身も虫たちと合体してトーヤに勝負を挑むが、ミオによって元の姿に戻され研究所から逃げ出した。ID番号は10-10-64(テン-トウ-ムシ)。
その後もJと「人類総ビーボ化計画」を進めていたが、Jに裏切られ、ビーボに変えられてしまった。
あっちゃん
毛糸猫のビーボ。マンションに引っ越すという理由で捨てられた。最初はかなり弱っていたが、ご飯は食べるようになった。その後、ビーボメイトの所に送られ、元気にしている。
サツキ:中込佐知子
ビーボを治療している女性。過去にビーボと合体する装置を作るが、サツキの兄・Jがこの装置でビーボになってしまった。
ジャッカル(JACKAL)
J・サツキ・カゲロウがかつて飼っていたビーボ。以前トーヤと会っていた。Jとなった後でもトーヤのことを覚えていた。
2010年度
モジャビー
ミオが迷い込んだ森で遭遇した。視聴者のアイデアの中からアンケートが行われ、「モジャビー」という名前になる。好物はりんごで、苦手な食べ物はトマト。音楽や花が大好きで、花をミオに渡したことがある。ミオと絆を深めるが、その後、世界各地にテレポートしてしまう。
その後、セイコーたちとの別れ時に、仮面の下が、わさびと同じ顔であった事から、わさびの子孫である事が判明する。
流石新左衛門(さすが しんざえもん)
タイムスリップして今の世界に来てしまった侍。怪我をしている所をミオに助けられ、ビッコロに来る。名前が分かる前は「ヨロイ武者」と呼ばれていた。後に、過去へと戻ってゆく。
カイ(カイ・ヴェルザンディー):佐藤永典
異常現象を調べている青年。ティラノサウルス、仮面、シーラカンスの写真を所持している。タイムレーダー(物を調べられるらしい)も所持。時空警察だったが、辞めさせられた。
ゼータ:松林慎司
時空警察のメンバーの1人。最後は、セイコーたちの力になってくれた。
ラムダ:高山侑子
時空警察のメンバー。
ニーナ
カイの妹。
2011年度
ヒロキ - 寺坂尚呂己
マスーニョがアスミンに探してほしいと頼んでいた、リアルワールドの少年。何故か他人の夢を自分の夢として見る力を持つ。年齢・15歳~16歳(初期)。夢探偵編・年齢・16歳~17歳。
ツバサ - 井上翔
ヒロキの夢に現れる、正体不明の少年。
2012年度
カオ
6月29日の放送から登場。ピンチに陥ったヒロキを助けた少女。ヒロキと同じく、夢世界に入れる力を持っており、ミームのポンタを連れていて、ヒロキにミームに関するとを教えた。

コーナー

2007年度
チキチキ お宝ウォンテッド
ビットバザールから こんにちは
ビットモン・デュエル W.I.Z.
ビットレーサー
不思議なブログ
2008年度
しめきりですよ!(もちマン)
ビーボ 目撃情報チェック
ビット式 これが+うまい=算数〜!
BWW(ビットワールドレスリング)
Da Ja Funk
タカティン・タイムズ
なぞのえかきうた(1・2)
2009年度
アホちゃいまんねんビットやねん おもしろランキング2 → ランキング3
叱ってアスミン!
しめきりですよ!(ケシ山ケシ子)
Da Ja Funk → Da Ja Mambo → Da Ja Reggae(11月20日 - )
タカティン・タイムズ
MAJIYABA!?
ビーボファイル
ビーボメイトリポート
ビーボ 目撃情報チェック
ビット式 これが+うまい=算数〜!
ビットワールド美術館
ないしょのはなし
2010年度
アホちゃいまんねんビットやねん おもしろランキング3 → ランキング7
実況! ビット・スポーツ〜君は奇跡の技を見たか!〜
新 しめきりですよ!
Da Ja Punk → Da Ja Masala(10月8日 - )
ビットワールド美術館
BITWORLD MUSEUM - 5月28日から、「ビットワールド美術館」がリニューアルしてこの名前になった。基本的なルールは「ビットワールド美術館」と同じだが、前回の問題を正解した回答者が、「食べ物」、「動物」、「学校」の3つのテーマ、そしてその問題を正解した時に入る得点から出題される問題を選ぶようになった。初回の28日は最年少のミオが選んだ。そして、その回で成績が悪かった人には絵の中に入る罰ゲームがなされる様になった。また、マス子・M・マス雄に代わってロベルト・ますのが出演(どちらもバカリズムが演じる)。
不思議(ワンダー)チェンジ ピンキーマカロン
2011年度
アホちゃいまんねんビットやねん おもしろランキング R
アリですよ!
究極魔法! カンジャ・ダ・メヨ
実況! ビット・スポーツ〜君は奇跡の技を見たか!〜
DAJA-HIGHWAY
不思議(ワンダー)チェンジ ピンキーマカロン
2012年度
アホちゃいまんねんビットやねん おもしろギャグバトル
宇宙人のミラレタ
ねず

不思議なブログ

2007年度のコーナー。ホームページで公開される壊れたブログを視聴者が穴埋め問題のように修復し、その修復内容を紹介しながらコーナーが進行する。

ブログにはリアルワールドで起きた不思議な体験が書かれている。9月12日からは「わさび」と飼い主の女の子(ミオ)が撮ったビデオが公開されるようになる。11月21日からは番組本編とリンクしていく。

アホちゃいまんねんビットやねん!

2009年度に開始されたコーナー。視聴者から募集した「ビット芸人」と「ギャグ」を、ランキングに入賞した5組と新人2組の計7組紹介する。ギャグとランキングはホームページでも公開され、視聴者投票によって翌週のランキングが決定する。5週連続でランキング1位を獲ったビット芸人は殿堂入りとなる。

「アホちゃいまんねんビットやねん おもしろランキング2」(2009年度)という名称で開始され、その後「おもしろランキング3」(2009年度 - 2010年度)、「おもしろランキング7」(2010年度)、「おもしろランキング R」(リバース。2011年度)と改名された。2〜7はテレビ番組を模した構成をしている。Rからはストーリー性が加わり、「笑いは人を駄目にする」という考えを持つ時の権力者によりお笑い狩りが行われているという設定で物語が進行する。

2012年度より、内容を一新し「おもしろギャグバトル」となった。4組みのチームがビット芸人としてお題に因んだネタを披露し、投票で順位を決め、投票結果の順位によって「ゴールドレモン」がもらえる。1年間でゴールドレモンを一番多く集めたチームが優勝となる。


ビットやねん! の主要な登場人物

ランキン師匠
ランキング表示を担当するキャラクター。現在はランキン師匠エックス。
トーマス
2の司会者。前年度コーナーからの続投出演。7からは、ツッコミレモンに司会を譲り、姿を消した。
イタクラくん
2では視聴者だったが、3ではランキング発表時に乱入し新人紹介をした。トーマス同様、7で姿を消した。
お笑いギャグマシーン
ギャグバトルから登場。ランキン師匠の代わるキャラ。その回のネタのお題を発表する。
ツッコミレモン
声 - コトブキツカサ
ビットネーム「キリン」が考えたレモンの姿をした元ビット芸人。2で誕生し、7からは司会者を務めているが殿堂入りはしていない(4週連続1位を獲得した直後、3は終わり、7になった)。
頑固な性格で、一人称は「俺」。力はとても強い(檻を破るほど)。顔の中の汁が無くなると体が痩せ性格も変わる。
グリーンピースが好物。Rで大幅に風貌が変わったが、現在は服以外元の風貌に戻っている。
トニャー様
ビットネーム「風車」が考えたの姿をした殿様のビット芸人。2で誕生し、2010年10月22日に殿堂入りした。
家来のねずみからは「殿」と呼ばれている。一人称と口癖は「ニャー」。得意の発明で一時新人紹介枠を乗っ取り、ぱくり芸人ばかりを紹介していた。おきょうさんに一位の座を奪われたためライバル視している。
おきょうさん
ビットネーム「クロス」が考えた魔王の姿をしたビット芸人。2010年7月2日に殿堂入りした。トニャー様と張り合い新人紹介枠を乗っ取ったことがある。
ユイカさま
ビットネーム「乙女」が考えた元ビット芸人。変顔が持ちネタ。3の企画でビット芸人総出演の映画制作で監督を務めた。監督ながら自分も目立つ形で主演した上、総出演と言っておきながら、ツッコミレモンを出さなかった為、ツッコミレモンに猛抗議された。7初回で、映画監督として活躍していることがツッコミレモンの口から明かされる。Rの現在はどうしているか不明。
ファンファンとチャッピー
声 - 恒松あゆみ
Rから登場したアシスタント。それぞれ象とライオンの姿をしており、語尾は「パオ」と「ガオ」。ツッコミレモン不在時には司会を務めた。そのときから、普通に言葉を話すようになる。
クマ熊
ビットネーム「ストロベリー」が考えたの姿の元ビット芸人。人間の「おやっさん」が相方で「クマ子」という彼女がいる。Rで誕生し、2011年5月20日に5週連続1位を獲るものの殿堂入り直前で当局に拘束されてしまう。後にツッコミレモンから「殿堂入りのハズ芸人」という称号を貰った。2011年6月24日には当局の拘束から帰ってくる。
ファンファンとチャッピーが当局に連れ去られてからはアシスタントを務める。
2012年5月18日のギャグバトルで、成績の振るわないネジユルズのピンチを救うと言って、突然新リーダーになった。
謎のお笑い芸人
突然現れた白いタイツ姿のお笑い芸人。他の芸人のネタにまで登場しビットやねんを騒がせており、2012年2月3日の放送で、正体が明かされた。
その正体はお笑い狩りを行なっている軍のボス。詳しくはボスを参照。

お笑い狩り

Rから登場したビット芸人の敵。時の権力者がお笑い狩りを行う為に組織した軍隊。
ボス/みそ・シロー
お笑い狩りを行なっている軍のボスで、通称「時の権力者」。不甲斐ない四天王に苛立ち、動き出した。謎の白タイツ芸人の正体で、姿を表した頃から、ランキングに乱入し、「味噌汁ギリギリセーフ」等のよく解らないギャグを披露しまくる。しまいには新人芸人に成り代わってしまう始末。2012年2月3日にツッコミレモンの行動で偶然正体が破れる。名前はたつお。ブリーフに名前と電話番号を書いており、保護者に連絡するつもりでツッコミレモンが電話した。
元々、芸人を目指しており、芸人「みそ・シロー」として一時は味噌汁ギャグで注目されていたが、舞台で大スベリしてしまい、芸人になる夢を打ち砕かれ、やけをお越し、ネットでお笑い狩りを募集し、苦労の末権力を手に入れ今に至った。しかし、最後はお笑いの素晴らしさを思い出し、ツッコミレモンとも和解した。
お笑い狩り四天王
お笑い狩り軍の幹部。それぞれ赤・青・黒・緑のマントを着用している。お笑いを弾圧するため、軍を指揮していたが、捕まえたファンファン達の事を気に入り、仲良く遊んでお笑い狩りをろくにしなくなり、ボスに御仕置きされた。
兵士
お笑い狩り軍の兵士。全員、緑色の軍服に、何故か鼻に洗濯バサミを挟み、猫じゃらしを武器の様に持っている。訓練では、掌を前にし「真顔、真顔」と掛け声をする。中には、子供の兵士もいる。兵士自身、笑う事を禁じられている。
ゴリラ(仮名)
まわしをしたゴリラの姿をしている。牢屋から脱走したツッコミレモンの前に現れ、彼のツッコミをものともせず、力づくでレモンを抑えた。普段は四天王の青に従っている。殿堂入りした芸人を拘束するため、ビットやねんに押しかけたが、自分ツッコミを編み出したツッコミレモンの自分ツッコミで青諸共、吹っ飛ばされた。

チーム

ギャグバトルから登場。それぞれ、青・赤・緑・黄のチームカラーをしている。チームリーダーが芸人カードでお笑いギャグバトラーとなり、ネタを披露する。

お笑いコンドルズ
コンドル太郎
キャプテン。主に強いギャグバトラーを紹介する。本気になると前歯が異様に伸び、股下からマーチングバンドが出せる(意味はないらしい)。
芸人カードを出す時に父の定期券を間違って出してしまった事で、彼は町田付近に在住で父は横浜方面に通勤している事が判明した。祖母は「つる」という名前らしい。
現在のゴールドレモンの数は45個、2位・3位・4位のいずれかになったことは1回もない。
ゲラゲララビッツ
ラビ・リンス
キャプテン。主にかわいいギャグバトラーを紹介する。かわいさが全てだと思い込んでいる。口癖は「~だっチ」。
ウサギの着ぐるみをかぶっているが、ウサギ自体はあまり好きでない。が好きらしい。
声はトニャー様と同じということがいじられたことがある。月で餅をついているのは姉の夫らしい。毎週スタジオに来ているために、梅ちゃん先生に会いたいと思っている。
あたまのネジユルズ
ネジッチョ
元キャプテン。チーム名のとおり、頭のネジが緩んでいるポンコツロボット。変身の際、「いでよ」を「野口英世」、「行け」を「」と言う等のギャグを言う。
5月18日の放送で、チームの成績が悪いことを理由に、突然クマ熊にリーダーを交代させられ、姿を消した。
ばくしょうスパゲッツ
いためしつくお
元キャプテン。何時もスパゲティを持っている。メタボ体型。
6月22日の放送で、チームの成績が悪いことを理由に、突然大御所にリーダーを交代させられ、姿を消した。
大御所
ビットネーム「かん」が考えたお笑いギャグバトラー。4月13日に紹介された。東京都江東区出身、独身。口癖は「そうなんだよね」。
チャームポイントはもみ上げ、テンションが上がるともみ上げが伸びる。実は彼女がいるらしい。3兄弟の末っ子。嫌いな食べ物はピーマン。玉子焼きは甘めが好き。
また一方で怖がりな一面も持つ。6月22日より、スパゲッツのリーダーとなる。声はいためしつくおと同じである。実はモデルは西郷隆盛である。

ピンキーマカロン

2010年度に開始されたコーナー。視聴者から募集した「学校であった許せないこと」とその原因であるバケーキをアニメーションにし紹介する。コーナーは実写とアニメーションの3部構成。実写パートで投稿されたお便りを「助けを求めるメッセージ」として紹介。アニメーションパートではオープニングアニメーションを模したアニメーションと共に、お便りの内容で替え歌にした主題歌を放送する。マカロンで変身しバケーキを退治したあとは再び実写パートに移り、ピンキーマカロンが決め台詞と決めポーズを取る。

ピンキーマカロンの主要な登場人物

舞台は麻香論中学校[1]

あすみ / ピンキーマカロン(中田あすみ)
勉強・運動共に苦手な女の子。好物はピンクのマカロン。助けを求めるメッセージを受け取るとピンキーマカロンに変身しバケーキを退治する。必殺技は「マカロンシャワー」。マカロンシャワーの残りカスでバケーキがパワーアップしてからは「正義のマカロン・レインボー」を使いバケーキを倒している。決め台詞は「ハピリ〜ヌ・マカロ〜ン! 」。
ドルチェ(声:恒松あゆみ)
常にあすみと一緒にいるウサギ。マカロン星からやってきてあすみをピンキーマカロンにした。意志を持ちしゃべったり動いたりできるが、周囲の人からはあすみの腹話術だと思われている。
ダーティマカロン(宮武美桜)
ピンキーマカロンの敵。ダーティキッチンでバケーキを作りだしている。
元はマカロン星のスイーツヒロイン。マカロン星に近づくバケーキ彗星に単身捜査員として潜入したが行方不明となる。他のスイーツヒロインたちはその行為に敬意を表して彼女を汚れた戦士「ダーティマカロン」と呼んだ[2]。ひさプーにバケーキを食べさせて学校をめちゃめちゃにしようとしたがピンキーマカロンにバケーキを浄化され、直接対決することになる。しかし眠りから覚めたみっちゃんの声を聞いたピンキーマカロンによって元に戻り、マカロン星へ帰ることができた。
ミキサーイトウ(声:いとうせいこう)とボウルカネコ(声:金子貴俊
ダーティマカロンの助手。それぞれ泡立て器ボウルの姿をしている。
バケーキ
悪い心が宿り化け物になってしまった菓子。バケーキを食べた子どもは悪い心に支配され、迷惑な行動をしてしまう。
みっちゃん(宮武美桜)
あすみのクラスメイトで委員長。さとうくんに恋心を抱いている。ダーティマカロンに取り付かれているが、本人にその意識はない。ダーティーマカロンに体を乗っ取られてからは学校を休んでいたが、ピンキーマカロンによって元に戻った。しかし、父親の転勤で転校してしまった。ピンキーマカロンの正体があすみだと知っている。
さとうくん(佐藤永典)
愛称・ひさプー。麻香論中学校の生徒会長。あすみとは幼馴染で、ひさプーと呼ばれている。教室でみっちゃんの体を乗っ取ったダーティマカロンにバケーキを食べさせられ、第46話ではバケーキ「命令しまくりフォンダンショコラ」に乗っ取られた[3]
舞ちゃん(グレース舞
あすみのクラスメイト。噂好きで「ゴシップガール・舞」と名乗っている。第39話ではバケーキ「バラバラチョコレート」に乗っ取られた[4]
タカツ(金子貴俊)
ピンキーマカロンスペシャルに登場する芸能リポーター
うららちゃん
2012年度にクラス替えが行われてからのあすみのクラスメート。ひさプーのことが好き。あすみをライバル視してる。嫉妬しやすい性格。
グレン・ディアブロマ(汐崎アイル
バケーキ彗星の王子で次期国王。バケーキ彗星に伝わる伝説の甘味料「ティアーズ・シロップ」を求めて、英語教師「グレン・スチュアート」として麻香論中学校にやってきた。英語教師の時は姿を変え、生徒に優しく接している。

用語

2009年度
ストレスポイント
ビーボのストレスの度合い。
ビーボメイト
ビーボの世話をしてくれる人たち
ビット芸人
ビットワールドの芸人。
ハラキン虫
ハラキン校長の顔のついた虫。
凶悪合体ビーボ
人間とビーボが合体した姿。人間のほうはビーボに意識を奪われてしまう。合体ビーボは体のどこかに人間の顔があるが、Jやトーヤはない。
2011年度
ドリームダイバー
マスーニョの設計図を元にタカティンが発明した、潜水艦型の乗り物。人の夢の中に行く事ができる。
ムーマ
悪夢の中に現れるモンスターのこと。

世界設定

ビットワールド

サイバー空間に生まれた新世界。ビット人のそれぞれの世界「マイランド」で構成される、とても広い世界。

ビットワールドの誕生
ビットランドで行われたアイデア1000個紹介の達成で待ちうけていたのは、ビットランドの消滅だった。
しかし、ビットランドの消滅は、サイバー空間の再構築「ビット・バン」のもたらす恩恵の前ぶれだった。「ランド」は消え、もっと広い「ワールド」が生まれた。
サイバー空間に生まれた、新たな世界「ビットワールド」でのセイコー達の新たな冒険が始まる。
マイランド
箱のようなサビシーニョ族、海賊好きのジャーク族、思った事をすぐに口に出すホンネ族など、ビット原人の民族ごとに分かれた空間。
ビットラボ
マスーニョの作った研究所。リアルワールドに迷い込んだビーボの探知を行う。
ロケットのような外見で、空を飛ぶことによりビットワールドのあらゆる場所へ移動できる。
ビットニャールド
2010年9月3日から9月10日まで、ビットやねんのビット芸人トニャー様を中心としたランク外に落ちたビット芸人が反乱をおこし、ビットワールドを占拠し、発足したサイト
トップのビットワールドナウは、上から降ってくるトニャー様の画像でほぼ廻覧が不可能になっており(過去のページを見ても同様)、文字も語尾が「…にゃー」となっていたり音声まで鳴声が聞こえる。
掲示板でもトニャー様が答えていた。なお、番組終了後しばらくは掲示板管理のゴーストポストマンと一緒にコメントしたがその後はビットやねんに戻っていった。これ以降、盛り上げるためか掲示板のゴーストポストマンのコメントがいつもは淡々と書かれたが少々長くなるようになったり冗談を言うことが多くなった。

リアルワールド

いわゆる現実世界。「ジャッキーホール」がリアルワールドへ繋がっており、「ビーボ」が穴を通り、迷い込んでしまう。

トーヤはリアルワールドの出身者で、ミオは1年前のリアルワールドよりやってきた。

ビーボ(BIVO)
ビットモン、ビット人などといった、「リアルワールド」へ迷い込んだビットワールドの生き物達の総称。
異なる世界へ迷い込んでしまった為、環境の変化に対応できず、「リアルワールド」では半年も生きられない。
ビッコロ
ビットコロニー略してビッコロ。ビーボ保護施設である。実はビットラボがくっついている。
ビーボを保護するため、ビーレジと呼ばれる登録を行う。ビーボが未登録の場合ノンレジという。
BFC(ビーボ ファイト クラブ)
ビーボ同士を戦わせて賭博を行い、金儲けをしている地下組織。
リングを使い、ビーボの戦意を活性化し、無理に戦わしている。
2009年7月3日の生放送で対決し、敗北したため、ビーボを全てセイコーたちに返した。
しかし完全に途絶えたのではなく、新たにビーボを集め復活させようとしていた。しかし凶悪合体ビーボとなったシャビに合体させられ、その合体した部下たちにボスは捕われ、連れ去られていく。これによってBFCの幕は閉じた。
蜻蛉昆虫研究所
虫博士「Dr カゲロウ」の研究所で、ここでハラキン虫を作りだしている。
ハラキン校長は1階手術室で蜂にされてしまった。
2009年10月2日の生放送で、シャビをめぐってトーヤとミオに勝負を挑むが、負けて研究所から逃げ出す。
その後、トーヤを連れ去ったJがDr カゲロウとともに、トーヤとビーボを合体させる実験をしていた。
その途中、Dr カゲロウはJに裏切られ、ビーボにされてしまう。
アスミン達は研究室にいたDr カゲロウをみつけたが、彼は苦しくもだえた後、凶悪合体ビーボになってしまう。
学校
2010年7月23日の生放送の舞台となった。
「廊下に現れたシーラカンス」、「校長室から動きだした武士」、「トイレに出現した女の幽霊」、「屋上に着地したプテラノドン」など不思議な現象が起こった。

生放送

ビットワールドは2008年度に4回の生放送を行っている。生放送では毎回HPを通じて視聴者とともにゲームを行う形式をとっている。過去のゲームは放送後ビットワールドのホームページでプレイ可能。また、脱出ゲームやアドベンチャータイプのものにはホームページ版のみの隠し要素がある。

閉じ込められたトーヤを救え!(脱出ゲーム)2008年9月26日
視聴者はシミュレーションゲームをプレイし、『脱出ゲーム』では、部屋を探りながら脱出を図る。
2009年6月、この放送がバンフ・テレビ祭のインタラクティブ双方向番組部門最優秀賞を受賞した。
集結せよ!ビーボvsゾンビーボ(対戦ゲーム)2008年12月12日
セイコーチームはゾンビーボと戦うが、相手チームはバリアーで守りを高めているため、視聴者はウェブ上で『ビットモンデュエル』をプレイし、視聴者側の勝利数に応じて、ゾンビーボチームのバリアーを減らし、セイコーチームをサポートする。
ビーボvsゾンビーボ 生放送全国バトル(対戦ゲーム)2009年1月23日
視聴者はビットモンデュエルで、日本全国を5つのエリア(北海道、東北、関東&中部、関西&中国&四国、九州&沖縄)に分けて、それぞれ戦う。
制限時間以内に、全エリアをクリアしなければならない。
過去と現在、二つの部屋(脱出ゲーム)2009年3月6日
過去と現在の2つのトーヤの部屋が舞台となり、過去の部屋でワクチンに必要な薬を集めその後、ワクチンを作って最後に脱出するという3段構えになっている。
特別枠番組
2009年7月3日、2009年度初の生放送(対戦ゲーム)が行われた。それに先立ち6月28日に総合テレビで生放送の概要を説明する宣伝番組が放送された。
この番組にはセイコーとアスミンに加えゲストとして2年ぶりにシンヤが登場し、2009年3月に行った脱出ゲームをプレイした。
激突!ビーボファイト!(対戦ゲーム)2009年7月3日
制限時間30分以内に50000勝するため、視聴者は各エリア(1月のバトルと同じく全国5エリア)でビーボファイト(ルールはビットモンデュエルと同じ)を行い各エリア10000勝ずつすればクリア。E(九州&沖縄)エリアでビーボが復活・パワーアップしさらに10000勝しなければならない。
復活したビーボは最初ステータスが大幅強化されており苦戦するが番組中でトーヤがストレス発生装置を壊したため以降はステータスが元に戻る。
謎の虫博士からシャビを救え!(探索・アドベンチャーゲーム) 2009年10月2日
3フロアからなるステージを探索し、地下1階の虫博士をさがす。ところどころにハラキン虫が生息し、それを掻い潜りながら虫博士を探す。ゲーム中盤になると、クリック連打による対戦があり、制限時間が現れる。終盤には虫博士とクリック連打による対戦がある。
最終決戦!Jからトーヤを救い出せ!(探索・アドベンチャーゲーム) 2010年2月26日[5]
3部構成になっており、合体ビーボと化したカゲロウ博士とのクリック連打による対戦、地下1階からJとトーヤのいる屋上までの探索(この間にも合体ビーボとの対戦がある)、屋上でJとのクリック連打の対戦。
消えたモジャビーを探せ!(捜索ゲーム)2010年7月23日[6]
リアルワールドエクスプローラーを使いモジャビーを捜すゲーム。リアルワールドエクスプローラーを起動させる為に、ミニーニョをクリックしてパワーを貯める。次に、18個あるマスをある法則でつなぐ。つなぎ方を間違えたりパワーがなくなると、ミニーニョのパワーを貯めるところからやり直しとなる。起動完了すると捜索を開始。カメラを搭載した4台のミニーニョが映す映像(1度に見られるのは1台のみで、他はサムネイルのみ表示される。他の映像を見るには、見たいミニーニョをクリックする)を見て、怪しい物を見つけた場合、発見ボタンをクリックして送信する。番組では発見報告が多かった部分の映像を再生しモジャビーを探す[7]
ミオとモジャビーを救え! 幽霊屋敷の謎(探索・ホラーゲーム) 2010年11月19日[8]
廃墟に連れ去られてミオとモジャビーを謎の仮面集団から救う探索シミュレーションゲーム。ホラー要素がある。
時空のはざまからカイとニーナを救え!!(捜索・パズルゲーム) 2011年2月11日[9]
リアルワールドエクスプローラーで捜索するゲーム。前半戦は2010年7月の時同様に江戸の町を探索していく[7]
後半戦は機能停止した3機のタイムマシンを復活させるため5分間配線をつなぐパズルに挑戦し30000パワーを集めなければならない。パズルは1機につき3問(通常版は制限時間10分で1つにつき6問)あり数字が大きくなるほど難易度が上がる。パズルは失敗したが、生放送上では成功となり、最後にケルベロスという時空警察の最終兵器が現れた。後半戦のパズルのみ公式ホームページでプレイできる。
ヒロキ・ドリーム 犬と少女とスゴロクと(スゴロクゲーム) 2011年7月22日
ドリームダイバーを駒として、スゴロクに挑戦する。特定のマスを通過するとイベントが発生、別の夢空間に移動しミニゲームに挑戦する。ゲーム中盤からスゴロクに登場するムーマに追いつかれると、別のミニゲームが発生する。
ドリームダンジョン(アドベンチャーゲーム) 2012年2月9日
青の騎士か赤の騎士のどちらかを選択、ドリームダンジョンの中に入って屋上を目指す。
「たたかう」「にげる」「はなす」「よける」の四つのコマンドがあり、それを選んでムーマを倒していく。ムーマを倒すか、宝箱を開けるかすると経験値が手に入る。また、ムーマを倒すと、自動的にHPが回復する。
二階、三階には魔法陣があり、それを踏まないと次に進まない。また、巨大魔法陣では30000人が魔法陣を踏む必要があった(通常版は30秒間踏めば良い)。
なお、屋上にはムーマの大群がいるが、それらを倒しても四階で「輝く羽」を手に入れなければクリアにはならない。

スタッフ

  • 「ビットワールド」デザイン:中山大輔(アイデアモンキーラボ)、TRICK BLOCK、WILD GOOSE、石川ホールディングス
  • 「ビットやねん!」制作:AC部、渋江修平
  • 「ピンキーマカロン」アニメーション制作:太田和彩、インスパイアード
  • お絵かきソフト:アド・ホック
  • 制作協力:DIRECTIONS
  • プロデューサー:長江努(2012年4月‐)
  • 制作統括:廣岡篤哉(2012年4月‐6月)→古屋光昭
  • ナレーション:玄田哲章恒松あゆみ

枠内で放送されたアニメ

固定枠ではないが、番組後半に放送されることが多い。年に何度か総集編が放送される。この際に毎週の放送枠では放送されないエンディングアニメーションや詳しいクレジットタイトルも放送される。

2009年度の『ヒゲぴよ』を最後にアニメコーナーは廃枠となっていたが、2011年度の『ソッキーズ フロンティアクエスト』放送開始により復活した。

脚注

  1. ^ ビットワールド・ナウ 10年6月18日号
  2. ^ ビットワールド・ナウ 12年01月13日号
  3. ^ ビットワールド・ナウ 11年11月18日号
  4. ^ ビットワールド・ナウ 10年7月8日号
  5. ^ 5分延長され、6時59分まで放送
  6. ^ 6時からの20分拡大放送
  7. ^ a b このゲームは生放送限定のため、ホームページでは遊ぶことができない
  8. ^ 6時55分までの1分拡大放送
  9. ^ 6時10分からの10分拡大放送

関連項目

外部リンク

NHK教育 金曜18時20分枠
前番組 番組名 次番組
天才てれびくんMAX ビットワールド

ビットワールド
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