サクマ製菓
サクマ製菓株式会社（サクマせいか）はキャンディを製造・販売する日本の企業である。東京都目黒区に本社を置き、長野県佐久市に工場（浅間工場）を持つ。
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |
 日本〒152-0001 東京都目黒区中央町1-5-2 |
| 設立 | 1949年3月 |
| 業種 | 食料品 |
| 法人番号 | 3013201014847 |
| 事業内容 | キャンディ類の製造 |
| 代表者 | 山田隆男（代表取締役） |
| 資本金 | 3,900万円 |
| 売上高 | 45億円（2008年3月期） |
| 従業員数 | 150名 |
| 外部リンク | http://www.sakumaseika.com/ |
歴史
旧・佐久間製菓株式会社（太平洋戦争中に廃業）で社長を務めていた人物の三男により[1]、1947年（昭和22年）に東京都渋谷区恵比寿にて創業された。1948年（昭和23年）「サクマドロップス」の製造を開始し、1949年（昭和24年）に事業を法人化。1964年（昭和39年）には中心部にチョコレートの入ったキャンディ「チャオ」を発売し、テレビCMにて知名度を上げた[1]。
1970年（昭和45年）、噛み砕いて食べられるハードキャンディ「いちごみるく」を発売した。この商品は2006年（平成18年）時点でも同社の最主力商品[2]となっており、2007年（平成19年）には第一屋製パンから「サクマ いちごみるくパン」も発売されている[3]。なお、1993年度（平成5年度）には「Jリーグキャンディー」が同社売上高を前年比3割増へと押し上げるヒット商品となったが、翌年には人気が失速した[4]。
1985年（昭和60年）、恵比寿の工場内にパン窯を設けて高級レストラン向けフランスパンの製造・卸を始めた[5]。スクラッチ製法（生地を冷凍しない製法）による[6]手作りの[7]パンを、1986年（昭和61年）時点で有名店35店に納入[5]。1987年（昭和62年）に配達サービスを始めてからは得意先が急増したが、同社の浅間工場建設とほぼ同時期にパン部門は「株式会社パンテコ」として独立している[7]。
沿革
備考
2008年時点で存在する佐久間製菓株式会社とサクマ製菓株式会社の2社は、前身企業を同じくしているが、それぞれ独立した経営を行っている。
- 佐久間製菓は「サクマ式ドロップス」（容器として赤色の缶などが使われている）、「キャンロップ」等の発売元である。
- サクマ製菓は「サクマドロップス」（容器として緑色の缶などが使われている）、「いちごみるく」等の発売元である。
その他の製品
- 「れもんこりっと」 - レモン味のクランチキャンディ。
- 「炎天夏塩飴」 - ハワイ産の黒い塩が使われており、塩味が強い。期間限定発売。「炎天下」は誤記。
- 「春空のど飴」「夏空のど飴」「秋空のど飴」「冬空のど飴」 - シーズンごとに発売しているのど飴。
- 「太田胃散のど飴」 - 株式会社太田胃散との共同開発によるのど飴。
脚注
関連項目
外部リンク
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