中突堤
神戸港の波止場
概要
旧居留地の南のメリケン波止場(現在のメリケンパーク)の西隣に大正時代に建設された突堤で、突堤の付け根には鉄塔の美女と称される神戸ポートタワーが建つ。突堤先端にはメリケンパークオリエンタルホテルが建ち、その1-2階にはC.I.Q.(税関、出入国管理、動植物検疫等)施設を備えた中突堤旅客ターミナルがある。
近年、西隣の国産波止場間の海が埋め立てられたことで神戸ポートタワーは突堤上から陸上になり、かつて約700mあった突堤西岸の長さは約500mと短くなった。現在その先端286mを外航クルーズ客船・長距離フェリー用バースとして使用する。 水深は約9メートルで5万トン級船舶の接岸に対応し、神戸ポートターミナル(新港第四突堤)に次ぐ神戸港の玄関としての役割を担う。 突堤東岸は大型レストラン船「ルミナス神戸2」専用のバースである。
また海岸通から突堤先端までペデストリアンデッキが設けられており、そこからはハーバーランドや新港突堤に出入港する客船などの眺望を得ることができる。
停泊する主な客船
定期航路
接岸する主な外航客船(不定期)
など
建造物
- 神戸ポートタワー
- 中突堤中央ビル(旧ターミナルビル)
- 中突堤中央ターミナル「かもめりあ」
- 中突堤旅客ターミナル(メリケンパークオリエンタルホテルの1-2階部分)
関連項目
交通アクセス
- 神戸市営地下鉄海岸線みなと元町駅 徒歩5分
- 神戸高速鉄道花隈駅 徒歩10分
- 神戸市営地下鉄山手線県庁前駅 徒歩12分
- 阪神電気鉄道元町駅 徒歩14分
- JR西日本元町駅 徒歩15分