聖闘士星矢 The Beginning

これはこのページの過去の版です。わは (会話 | 投稿記録) による 2023年4月15日 (土) 10:47個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (聖衣のデザイン)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

聖闘士星矢 > 聖闘士星矢 The Beginning

聖闘士星矢 The Beginning』は『聖闘士星矢』の日本とアメリカの共同制作による実写映画(原題: Knights of the Zodiac[1]。日本では東映配給で2023年4月28日に公開予定[1]。邦題が決定する以前はカタカナ表記の『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック』が用いられていた[1]

聖闘士星矢
The Beginning
Knights of the Zodiac
監督 トメック・バギンスキー
脚本 ジョッシュ・キャンベル
マシュー・ストゥーケン
キール・マーレイ
原作 車田正美聖闘士星矢
製作 池澤良幸(東映アニメーション)
ジョセフ・チョウ
ティム・クォック
製作総指揮 森下孝三(東映アニメーション)
高木勝裕(東映アニメーション)
ジェフリー・チャン
リック・ナサンソン
出演者 新田真剣佑
ファムケ・ヤンセン
マディソン・アイスマン
ディエゴ・ディノコ
マーク・ダカスコス
ニック・スタール
ショーン・ビーン
音楽 池頼広
制作会社 東映アニメーション
Stage 6 Films
Sola Entertaiment
製作会社 東映アニメーション
配給 日本の旗 東映
世界の旗 ソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジション
公開 日本の旗 2023年4月28日
メキシコの旗ブラジルの旗2023年4月27日
ケニアの旗ルーマニアの旗2023年4月28日
アメリカ合衆国の旗ニジェールの旗ポーランドの旗 2023年5月12日
ドイツの旗 2023年5月16日
フランスの旗 2023年5月24日
ウクライナの旗ポルトガルの旗 2023年5月25日
スペインの旗ブルガリアの旗 2023年5月26日
イタリアの旗 2023年6月26日
南アフリカの旗 2023年7月23日
イギリスの旗 2023年7月28日
製作国 日本の旗 日本
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $60 million
テンプレートを表示

主役の星矢を演じる新田真剣佑ハリウッド映画において初主演となる[1]

撮影はハンガリークロアチアで実施され、2021年9月に撮影終了が告知された[2]

日本での配給は東映中国中東を除く地域ではソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジションが配給を行う[2]

あらすじ

星矢新田真剣佑)は幼い頃に姉と生き別れになり、今ではスラム街の地下格闘場で戦う日々を過ごしていた。

ある日、戦いの中で不思議なパワーを発した星矢は謎の集団に狙われるようになる。そんな星矢の前に城戸アルマン(ショーン・ビーン)が現れ、星矢のパワーが自身の中に秘められた「小宇宙(コスモ)」と呼ばれるものであり、女神アテナの生まれ変わりである女性シエナを守ることが運命だと告げる。

スタッフ

  • 監督 - トメック・バギンスキー[2]
  • 脚本 - ジョッシュ・キャンベル(Josh Campbell)[2]、マシュー・ストゥーケン(Matt Stuecken)[2]、キール・マーレイ[3]
  • スタントコーディネーター/アクションコーディネーター - アンディ・チェン(Andy Cheng[2]

キャスト

※括弧内は日本語吹替

主題歌

主題歌となった「Courage」は、2019年にリリースされたP!NKの通算8作目のアルバム『ハーツ・トゥ・ビー・ヒューマン英語版』に収録されている楽曲である[6]

製作

聖衣のデザイン

聖衣のデザイン造形を模索する中、原作やアニメを踏襲したデザイン案もあったが、原作者車田正美先生に案を見せたところ、「原作の再現が大事なわけではなく、自分は聖衣を最初に描いたとき古代ギリシャの鎧をベースに作っていた」との言葉を受け、実際に古代から受け継がれる聖衣が現実世界に存在するならばどうなるかと原作をベースにしつつ、具現に落とし込んでいった[7]
また、CGで聖衣をこしらえてしまえば、それは「聖闘士星矢」ではなくなると感じたため聖衣をすべてCGでつくることを避けている。そしてアニメ版の聖衣は、尖っているパーツが多く特徴的なデザインであるため、そのまま具現化すれば俳優の動きに制限が出て違和感が拭えず、それこそCGに頼らなければ制作できなくると思ったことから、ギリシャやヨーロッパのをつくる鍛冶屋に協力をあおぎ、聖闘士星矢のシルエットは残しつつ、そのうえでどうするかなどと相談しながら、本物の西洋の鎧と同じ製法で、実際に聖衣を制作している[7]
さまざまな理由から、聖衣のデザインにファンから批判が起こることは重々承知であり、実際に制作チームの中でそういった声は上がったものの、ディテールに目を凝らせば、実写用に誠実にリデザインしていることがわかるようになっているとのこと。そして徹底して議論を重ね、優れたデザインだけでなく実用的な機能も追求できたことで作品の独自性と斬新さを備え、CGを使わずとも撮影ができたため監督自身は今回のデザインに満足しているとインタビューで回答している[7]

出典

外部リンク