ちゅうずもう
日本のアニメーション映画作品
『ちゅうずもう』は、2010年に公開された日本の映画である。
ちゅうずもう | |
---|---|
監督 | 山下明彦 |
脚本 | 宮崎駿 |
出演者 | 阿川佐和子 |
音楽 | 渡野辺マント |
公開 | 2010年1月3日 |
上映時間 | 13分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
概要
編集宮崎駿が企画し、脚本を担当したアニメーション映画である。アニメーターの山下明彦が監督に就任し、絵コンテなども併せて担当した。スタジオジブリにて制作され、三鷹の森ジブリ美術館にて2010年1月3日より公開された[1]。本作品は、山下にとって初監督作品となった[2]。また、三鷹の森ジブリ美術館で公開されるスタジオジブリ作品としては、4年ぶりの新作となった[2]。
日本に古くから伝承されている民話『ねずみのすもう』をモチーフとした作品である[1][2]。作品内には斜面に点在する畑など山村の景観が描かれているが、これらは長野県内の実際の風景を参考にしている[2]。上映時間は13分ほどの短編だが、山下によると絵コンテだけでも3カ月を費やしている[2]。公開に際しては、プロモーション活動の一環として、荒汐昌央率いる荒汐部屋の力士らを三鷹の森ジブリ美術館に招聘し、児童らと対戦する相撲大会が開催された[3][4]。
スタッフ
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ a b 「映像展示室――土星座」『三鷹の森 ジブリ美術館 - 『ちゅうずもう』』徳間記念アニメーション文化財団。
- ^ a b c d e 菅野みゆき「ネズミが相撲、大奮闘――新作アニメ『ちゅうずもう』上映中――民話題材三鷹の森ジブリ美術館」『朝日新聞』44438号、多摩13版、朝日新聞東京本社、2010年1月10日、33面。
- ^ 「ジブリ美術館でどすこい」『ジブリ美術館で どすこい : 東京23区 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) Archived 2010年1月10日, at the Wayback Machine.』読売新聞、2010年1月6日。
- ^ 三鷹市企画部秘書広報課広報係「ジブリ美術館で短編アニメ『ちゅうずもう』上映記念イベント開催」『三鷹市 |ジブリ美術館で短編アニメ「ちゅうずもう」上映記念イベント開催[リンク切れ]』三鷹市役所、2010年1月8日。
外部リンク
編集- 三鷹の森 ジブリ美術館 - 『ちゅうずもう』 - 本作品を紹介する三鷹の森ジブリ美術館の公式ウェブサイト。