ひこね芹川駅
滋賀県彦根市にある近江鉄道の駅
ひこね芹川駅(ひこねせりかわえき)は、滋賀県彦根市芹川町にある近江鉄道本線(彦根・多賀大社線)の駅である。駅番号はOR05。
ひこね芹川駅 | |
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駅舎(2009年5月) | |
ひこねせりかわ HIKONE SERIKAWA | |
◄OR04 彦根 (1.2 km) (0.8 km) 彦根口 OR06► | |
所在地 | 滋賀県彦根市芹川町字矢立564-1 |
駅番号 | OR05 |
所属事業者 | 近江鉄道 |
所属路線 | ■本線(彦根・多賀大社線) |
キロ程 | 7.0 km(米原起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 単式1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
116人/日(降車客含まず) -2019年- |
乗降人員 -統計年度- |
247人/日 -2019年- |
開業年月日 | 2009年(平成21年)4月8日[1][2][3] |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集宅地開発が進む芹川町の住民や彦根総合高等学校の通学利用、花しょうぶ通り商店街の観光客などを見込んで新設された駅である。近江鉄道単独の事業であり、建設費約5000万円は自社負担である[4]。
駅構造
編集利用状況
編集近年の1日平均乗車人員の推移は下記のとおり(彦根市統計書より[7])。初年度の利用客は3万5,000人、収益1,100万円を見込んでいた[8]。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
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2009年 | 47 |
2010年 | 69 |
2011年 | 78 |
2012年 | 83 |
2013年 | 93 |
2014年 | 103 |
2015年 | 108 |
2016年 | 123 |
2017年 | 120 |
2018年 | 110 |
2019年 | 116 |
以上の数値は、彦根市統計書より引用。
駅周辺
編集駅付近は住宅地となっている。駅西側に小学校、駅東側に中学校がある。駅西側を琵琶湖線(東海道本線)が並行し、駅東側から少し離れた所を国道8号が通る。ちなみに、駅名の由来となった芹川は駅南側を流れる川のことを指す。
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駅東側(2009年5月)
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駅西側(2009年5月)
その他
編集隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集出典
編集- ^ a b c d 川島 2009, p. 75.
- ^ a b 朝日 2011, p. 14.
- ^ a b 「近江鉄道 ひこね芹川駅が開業 33カ所目 関係者ら祝う」『京都新聞』朝刊2009年4月9日、18面。
- ^ a b c d 伊藤弘喜“近江鉄道 『ひこね芹川駅』新設 来春 転居住民や観光客照準”、中日新聞、2008年12月7日朝刊、16面〔滋賀〕
- ^ 「近江鉄道「ひこね芹川駅」新設」『京都新聞』朝刊2008年12月17日、24面。
- ^ 川島 2009, p. 11.
- ^ “彦根市統計書 令和三年度”. 彦根市. 2023年1月7日閲覧。
- ^ 近江鉄道「ひこね芹川駅」、来年4月開業 MSN産経ニュース 2008年12月17日[リンク切れ]
- ^ PU54 日野せりか - 鉄道むすめ
- ^ “鉄道むすめの新グッズ、8月1日に販売 近江鉄道”. 産経ニュース. (2020年7月13日) 2021年7月22日閲覧。
参考文献
編集- 川島令三『【図説】日本の鉄道東海道ライン 全線・全駅・全配線 第6巻 米原駅-大阪エリア』講談社、2009年8月20日。ISBN 978-4-06-270016-0。
- 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄 29 近江鉄道/信楽高原鐵道/伊勢鉄道/養老鉄道』朝日新聞出版、2011年10月9日。
関連項目
編集外部リンク
編集- ひこね芹川駅 - 近江鉄道