アントニー・クラストゥス
アントニー・クラストゥス(Anthony Crastus、1985年4月7日 - )は、フランスギャロの騎手である。香港における名前の中文表記は「郭達成」。
アントニー・クラストゥス | |
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基本情報 | |
国籍 | フランス |
生年月日 | 1985年4月7日(39歳) |
身長 | 168cm |
体重 | 50kg |
血液型 | O型 |
騎手情報 | |
所属団体 | フランスギャロ |
主戦厩舎 | エリー・ルルーシュ |
初免許年 | 2001年 |
免許区分 | 平地競走 |
来歴
編集フランス・パリ出身。父は繋駕速歩競走のライダーという家庭に生まれる。父のような繋駕のライダーになることを望んでいたが、その父に競馬の騎手になるよう勧められたという。
2001年に騎手免許を取得。父が所有する馬で初勝利を挙げるが、デビュー後数年は目立った成績を残せなかった。2007年は609戦31勝でフランスリーディング30位。2008年には744戦70勝でリーディング9位と大躍進した。
2009年、84勝を挙げリーディング8位となる。同年、エリー・ルルーシュ調教師に日本遠征を勧められ、10月31日から12月30日までの期間で日本中央競馬会(JRA)の短期免許を取得、初来日を果たす。ルルーシュの縁で吉田照哉から紹介された、藤沢和雄が身元引受調教師となった。11月8日、福島競馬第8競走をラミアクイーンで勝ち、日本での初勝利を挙げた。
2010年、1月1日から1月31日までの期間でJRAの短期免許を取得し、前年末から引き続き日本で騎乗した。その後、帰国したフランスでは76勝を挙げ、リーディング10位。11月17日から12月12日にかけては再度JRAの短期免許を取得し、日本で騎乗した。
2011年、1月1日から2月28日までの期間でJRAの短期免許を取得。1月10日、ダンスファンタジアでフェアリーステークスを勝ち、日本での重賞初勝利を挙げた。
来日歴
編集年 | 厩舎 | 馬主 | 期間 | 中央競馬年間成績 |
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2009年 | 藤沢和雄 | 里見治 | 10月31日 - 12月30日 | 90戦8勝 |
2010年 | 藤沢和雄 | 里見治 | 1月1日 - 1月31日 | 93戦4勝 |
11月17日 - 12月12日 | ||||
2011年 | 鹿戸雄一 | 吉田哲哉 | 1月1日 - 2月28日 | 127戦10勝 |
主な騎乗馬
編集- プラントゥール / Planteur(2010年ノアイユ賞、ジョッケクルブ賞2着、パリ大賞典2着)
- ダンスファンタジア(2011年フェアリーステークス)
- コスモメドウ(2011年ダイヤモンドステークス)
関連項目
編集出典
編集- A.クラストゥス騎手、F.ベリー騎手に短期騎手免許交付 2011-02-07閲覧
- 「週刊競馬ブック」2011年2月13日号 p.194