コスモス3 (GRAU インデックス: 11K65[1]はR-14ミサイルから派生したソビエト連邦の衛星打ち上げ用ロケットである。1966年から1968年に使用された。短期間で近代化されたコスモス3Mに更新された。6機が打ち上げられ4機が軌道へ投入する目的で2機が弾道飛行だった。全ての打ち上げはバイコヌール宇宙基地の41/15射場から発射された。

コスモス3
機能 輸送用ロケット
製造 Krasnoryarsk
開発国 ソビエト連邦
大きさ
全高 26.3メートル (86 ft)
直径 2.4メートル (7.9 ft)
質量 107,500キログラム (237,000 lb)
段数 2段
積載量
LEOへの
ペイロード
1,400キログラム (3,100 lb)
打ち上げ実績
状態 退役
射場 41/15射場, バイコヌール
総打ち上げ回数 6回
成功 4回
失敗 2回
初打ち上げ 1966年11月16日
最終打ち上げ 1968年8月27日
第一 段 - R-14
エンジン RD-216 1
推力 1,740キロニュートン (390,000 lbf)
比推力 292秒
燃焼時間 130秒
燃料 HNO3/UDMH
第2 段 - S3
エンジン 11D49 1
推力 156キロニュートン (35,000 lbf)
比推力 303秒
燃焼時間 375秒
燃料 HNO3/UDMH

コスモス3の初打ち上げは1966年11月16日でストレラ2型衛星を打ち上げた。ストレラ2型衛星は4回打ち上げられ2回失敗した。VKZを搭載した2機が弾道飛行に使用され両方とも成功した。[1][2]

打ち上げの歴史

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日付/時間 (GMT)[1][3] 積載物[2] 軌道 結果 備考
1966年11月16日, 13:00 ストレラ2 LEO (予定) 失敗 原因不明[1]
1967年3月24日, 11:50 コスモス151号
(ストレラ2)
LEO 成功
1967年10月12日, 14:15 VKZ 弾道飛行 成功 近点・遠点: 4400km[3]
1968年3月28日 VKZ 弾道飛行 成功 近点・遠点: 4000km[3]
1968年6月15日 ストレラ2 LEO (予定) 失敗 原因不明[1]
1968年8月27日, 11:29 コスモス236号
(ストレラ2)
LEO 成功

脚注

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  1. ^ a b c d e Wade, Mark. “Kosmos 3”. Encyclopedia Astronautica. 2008年10月25日閲覧。
  2. ^ a b Krebs, Gunter. “Kosmos-3 (11K65)”. Gunter's Space Page. 2008年10月25日閲覧。
  3. ^ a b c McDowell, Jonathan. “R-14”. Launch vehicles Database. Jonathan's Space Page. 2008年10月25日閲覧。