デリンハ市(デリンハ-し、モンゴル語ᠳᠡᠯᠡᠬᠡᠢ ) は中華人民共和国青海省海西モンゴル族チベット族自治州に位置する県級市。海西モンゴル族チベット族自治州人民政府の所在地である。

中華人民共和国 青海省 デリンハ市
徳令哈市
ᠳᠡᠯᠡᠬᠡᠢ ᠬᠣᠲᠠ
市街地の様子
市街地の様子
市街地の様子
青海省中の徳令哈市の位置
青海省中の徳令哈市の位置
青海省中の徳令哈市の位置
中心座標 北緯37度22分00秒 東経97度22分00秒 / 北緯37.36667度 東経97.36667度 / 37.36667; 97.36667
簡体字 德令哈
繁体字 德令哈
拼音 Délìnghā
カタカナ転写 ドーリンハ
チベット語 གཏེར་ལེན་ཁ
ワイリー方式 gter len kha
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
青海
自治州 海西蒙古族蔵族自治州
行政級別 県級市
面積
総面積 27,613 km²
海抜 2,980 m
人口
総人口(2003) 6 万人
経済
電話番号 977
郵便番号 817000
行政区画代碼 632802
公式ウェブサイト http://www.hxdlh.gov.cn/

市名のデリンハ(=デレヘイ、Delhei)とはモンゴル語で「世界」ᠳᠡᠯᠡᠬᠡᠢ を表す。

主な少数民族はモンゴル族。その他チベット族回族サラール族漢族等。

行政区画

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  • 街道:河西街道、河東街道、火車站街道
  • 鎮:尕海鎮、懐頭他拉鎮、柯魯柯鎮
  • 郷:蓄集郷

観光

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  • 海子詩歌陳列館
  • グーシ・ハーンの彫像
  • 柏樹山
  • 黒石山貯水池
  • ミステリーサークル「宇宙人遺跡」(德令哈外星人遗址):[1]
  • 懐頭他拉の岩絵
  • 可魯克湖・托素湖自然保護区(可鲁克湖-托素湖自然保护区):可魯克湖托素湖の景勝地

その他

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晴天率が高く、乾燥した気候で天文観測に適した立地条件のため[2]、1990年に完成した直径13.7mのミリ波電波望遠鏡が運用される[3]

脚注

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  1. ^ 北京週報(日本語版). “宇宙人が現れた証拠?中国初の「砂漠のミステリーサークル」”. 2024年8月11日閲覧。
  2. ^ 大気の影響を避けるには”. 2016年9月23日閲覧。
  3. ^ 中国科学院紫金山天文台青海観測站”. 2005年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月23日閲覧。