フランク・フランシスコ

フランクリン・チャールズ・フランシスコFranklin Charles Francisco, 1979年9月11日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

フランク・フランシスコ
Frank Francisco
ニューヨーク・メッツでの現役時代
(2013年9月29日)
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地 サントドミンゴ
生年月日 (1979-09-11) 1979年9月11日(45歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
250 lb =約113.4 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1996年 アマチュア・フリーエージェント
初出場 2004年5月14日
最終出場 2014年5月20日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

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プロ入りとマイナー時代

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1996年12月15日にボストン・レッドソックスと契約。

2002年7月31日にトレードでシカゴ・ホワイトソックスへ移籍した。

レンジャース時代

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テキサス・レンジャーズでの現役時代
(2008年8月10日)

2003年7月25日にトレードでテキサス・レンジャーズへ移籍。

2004年5月14日にメジャーデビュー。8月にはルーキー・オブ・ザ・マンスを受賞した。9月13日、ネットワーク・アソシエイツ・コロシアムで行われたアスレチックス戦で観客と口論となり、椅子を観客席に投げ込み、別の女性ファンの顔面に直撃し重傷を負わせた。傷害罪で逮捕され、コミッショナーからはシーズン終了まで出場停止の処分を受けた[1]

2005年4月29日にトミー・ジョン手術を受けたため、2005年シーズンはメジャーで登板することなくシーズンを終えた。

2006年9月8日にメジャー復帰を果たした[2]

2007年はAAA級のオクラホマシティ・レッドホークスで開幕を迎えた。4月23日に故障者リスト入りしたエリック・ガニエに代わりメジャー昇格を果たした[3]。自己最多の59試合に登板し、シーズンを終えた。

2008年も開幕をオクラホマシティで開幕を迎えた。4月22日に故障者リスト入りしたダスティン・ニッパートに代わりメジャー昇格[4]。8月25日に抑えのエディ・グアダードミネソタ・ツインズへ移籍に伴い、抑えに指名され[5]、シーズン終了までに5セーブを記録した。

2009年は自己最多の25セーブを記録。

2010年は序盤に連続してセーブ失敗をしてしまったため、抑えから降格となった。オフにはFAとなったが、球団からの年俸調停申請を受諾して残留が決まった。

ブルージェイズ時代

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トロント・ブルージェイズでの現役時代
(2011年9月1日)

2011年1月25日に、マイク・ナポリとのトレードでトロント・ブルージェイズに移籍した[6]

この年は、肘を痛めて開幕を故障者リストで迎える。復帰してからも投球内容が安定せず、セーブ失敗を繰り返して抑えから配置転換された。前半戦終了時点での防御率は5.92だったが、後半戦に入ると劇的に好転して防御率1.37を記録し、最終的には例年並みの成績を残した。オフにFAとなった。

メッツ時代

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2011年12月6日に2年1200万ドルでニューヨーク・メッツと契約[7]

2013年10月31日にFAとなった。

ホワイトソックス時代

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2014年4月14日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだ[8]。AAA級では6試合に登板し、防御率0.00と好投。5月10日にホワイトソックスとメジャー契約を結んだ[9]。昇格後は4試合に登板したが、防御率12.27と結果を残せず、5月22日にDFAとなり、5月25日にFAとなった。

その後、古巣ブルージェイズに復帰したが、1試合にも出場する事なく、7月14日に解雇された。

選手としての特徴

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詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2004 TEX 45 0 0 0 0 5 1 0 10 .833 216 51.1 36 4 28 2 3 60 4 1 19 19 3.33 1.25
2006 8 0 0 0 0 0 1 0 2 .000 32 7.1 8 2 2 0 0 6 1 0 4 4 4.91 1.36
2007 59 0 0 0 0 1 1 0 21 .500 268 59.1 57 3 38 4 2 49 8 0 33 30 4.55 1.60
2008 58 0 0 0 0 3 5 5 12 .375 264 63.1 47 7 26 2 0 83 5 0 24 22 3.13 1.15
2009 51 0 0 0 0 2 3 25 4 .400 203 49.1 40 6 15 1 1 57 3 0 21 21 3.83 1.11
2010 56 0 0 0 0 6 4 2 15 .600 221 52.2 49 5 18 2 1 60 2 1 23 22 3.76 1.27
2011 TOR 54 0 0 0 0 1 4 17 2 .200 218 50.2 49 7 18 2 0 53 0 0 21 20 3.55 1.32
2012 NYM 48 0 0 0 0 1 3 23 1 .250 197 42.1 47 5 21 1 0 47 2 1 27 26 5.53 1.61
2013 8 0 0 0 0 1 0 1 0 1.000 26 6.1 4 0 3 0 1 6 0 0 3 3 4.26 1.11
2014 CWS 4 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 22 3.2 7 2 3 0 0 5 1 0 6 5 12.27 2.73
MLB:10年 391 0 0 0 0 20 22 73 67 .476 1667 386.1 344 41 172 14 8 426 28 3 181 172 4.01 1.34

年度別守備成績

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投手(P)












2004 TEX 45 4 2 0 0 1.000
2006 8 2 0 0 0 1.000
2007 59 2 3 2 0 .714
2008 58 2 1 1 0 .750
2009 51 1 0 1 0 .500
2010 56 4 1 0 0 1.000
2011 TOR 54 2 2 1 0 .800
2012 NYM 48 0 4 0 0 1.000
2013 8 0 1 0 0 1.000
2014 CWS 4 0 0 0 0 ----
MLB 391 17 14 5 0 .861

背番号

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  • 50 (2004年 - 2011年)
  • 48 (2012年 - 2013年)
  • 43 (2014年 - 同年終了)

脚注

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  1. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2005』廣済堂出版、2005年、193頁頁。ISBN 978-4-331-51093-3 
  2. ^ Sullivan, T.R. (2006年9月8日). “Notes: Francisco excited to be back” (英語). MLB.com. 2009年11月3日閲覧。
  3. ^ Daley, Ken (2007年4月23日). “Notes: Gagne lands on 15-day” (英語). MLB.com. 2009年11月3日閲覧。
  4. ^ Sullivan, T.R. (2008年4月22日). “Francisco joins 'pen with Nippert on DL” (英語). MLB.com. 2009年11月3日閲覧。
  5. ^ Sullivan, T.R. (2008年8月25日). “Francisco to close for Texas” (英語). MLB.com. 2009年11月3日閲覧。
  6. ^ Chisholm, Gregor(2011-01-25). Blue Jays acquire Francisco for Napoli. MLB.com(英語). 2012年1月21日閲覧
  7. ^ Fordin, Spencer(2011-12-06). Free agents Rauch, Francisco sign with Mets. MLB.com(英語). 2011年12月7日閲覧
  8. ^ Doug Padilla (April 14, 2014). “White Sox pick up Frank Francisco”. ESPN New York. April 15, 2014閲覧。
  9. ^ White Sox Purchase Contract of Frank Francisco; Designate Cleto for Assignment”. MLB.com White Sox Press Release (May 10, 2014). May 10, 2014閲覧。

関連項目

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外部リンク

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