ブロッサムカップ
ブロッサムカップは、ホッカイドウ競馬・門別競馬場で施行される地方競馬の重賞競走である。日高軽種馬農業協同組合より寄贈賞の提供を受けており、名称は「HBA賞 ブロッサムカップ」と表記している。
ブロッサムカップ | |
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開催国 | 日本 |
主催者 | 北海道 |
競馬場 | 門別競馬場 |
第1回施行日 | 2013年11月14日 |
2024年の情報 | |
距離 | ダート1700m |
格付け | H2 |
賞金 |
1着賞金500万円 |
出走条件 | サラ系2歳牝馬(地方全国交流) |
負担重量 | 別定(負担重量を参照) |
出典 | [1] |
概要
編集2歳牝馬限定の重賞競走として2013年に創設。ホッカイドウ競馬のグレードではH3に格付けされた。距離は創設当初1200mで2015年に1600mに変更され、2018年に1700mに延長された。
本競走の創設により、8月以降は閉幕まで毎月2歳牝馬限定の重賞競走が組まれることとなった。
地方全国交流となっており、地方他地区所属馬も出走出来る。また、JRA認定競走(上級認定競走)としても施行され、優勝馬は認定馬となる。
2021年よりH3からH2に格上げされ、1着賞金は500万円に増額された。
2024年現在、ホッカイドウ競馬の2歳牝馬中距離路線のシーズン最後の重賞競走である。
条件・賞金等(2024年)
編集- 出走条件
- サラブレッド系2歳牝馬オープン、地方全国交流。
- フローラルカップの2着以上の馬に優先出走権がある。
- 負担重量[1]
- 別定。番組賞金300万円超56kg、同300万円以下55kg、同100万円以下54kg
- 賞金等
- 賞金額は1着500万円、2着140万円、3着105万円、4着70万円、5着35万円
- 副賞[2]
- 日本軽種馬協会の「NAR2歳牝馬限定競走勝馬馬主への副賞贈呈事業」の対象競走であり、優勝馬馬主には40万円の副賞金が贈られる。
- スタリオンシリーズに指定されており、ニューイヤーズデイの翌年度配合権利が、優勝馬馬主への副賞となっている。
過去の副賞
編集スタリオンシリーズ競走に指定されており、以下の種牡馬の種付権が副賞となっている。
年 | 種牡馬 | 付与対象者 | 出典 |
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2013年 | ジャングルポケット | 馬主 | [3] |
2014年 | ゼンノロブロイ | 馬主 | [4] |
2015年 | |||
2016年 | ディープブリランテ | 馬主 | [5] |
2017年 | ディスクリートキャット | 馬主 | [6] |
2018年 | |||
2019年 | |||
2020年 | |||
2021年 | |||
2022年 | |||
2023年 | ニューイヤーズデイ | 馬主 | [7] |
歴代優勝馬
編集回数 | 施行日 | 距離 | 頭数 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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第1回 | 2013年11月14日 | 1200m | 14頭 | ラブミーブルー | 牝2 | 北海道 | 1:13.1 | 宮崎光行 | 角川秀樹 |
第2回 | 2014年11月13日 | 1200m | 12頭 | ユヅルノオンガエシ | 牝2 | 北海道 | 1:12.9 | 吉原寛人 | 田中淳司 |
第3回 | 2015年11月12日 | 1600m | 10頭 | ラッキーバトル | 牝2 | 北海道 | 1:41.5 | 石川倭 | 原孝明 |
第4回 | 2016年11月10日 | 1600m | 14頭 | ジュンアイノキミ | 牝2 | 北海道 | 1:44.0 | 石川倭 | 米川昇 |
第5回 | 2017年11月9日 | 1600m | 14頭 | クロスウィンド | 牝2 | 北海道 | 1:43.0 | 佐々木国明 | 若松平 |
第6回 | 2018年11月15日 | 1700m | 9頭 | イージーナウ | 牝2 | 北海道 | 1:49.5 | 桑村真明 | 角川秀樹 |
第7回 | 2019年11月7日 | 1700m | 11頭 | ネーロルチェンテ | 牝2 | 北海道 | 1:50.1 | 宮崎光行 | 米川昇 |
第8回 | 2020年11月3日 | 1700m | 11頭 | モリノオーシャン | 牝2 | 北海道 | 1:49.2 | 桑村真明 | 角川秀樹 |
第9回 | 2021年10月21日 | 1700m | 8頭 | コスモポポラリタ | 牝2 | 北海道 | 1:47.9 | 五十嵐冬樹 | 櫻井拓章 |
第10回 | 2022年10月4日 | 1700m | 8頭 | スギノプリンセス | 牝2 | 北海道 | 1:48.2 | 五十嵐冬樹 | 田中正二 |
第11回 | 2023年10月11日 | 1700m | 11頭 | ヴィヴィアンエイト | 牝2 | 北海道 | 1:51.5 | 松井伸也 | 齊藤正弘 |
第12回 | 2024年10月24日 | 1700m | 10頭 | ゼロアワー | 牝2 | 北海道 | 1:50.0 | 吉原寛人 | 佐々木国明 |
脚注
編集出典
編集- ^ a b “キャンペーン”. SPAT4プレミアムポイント. 2024年10月21日閲覧。
- ^ “令和6年度第14回門別競馬番組表[更正]” (PDF). ホッカイドウ競馬. 2024年10月21日閲覧。
- ^ 出走表(2014年11月13日、第15回門別競馬6日目) - ホッカイドウ競馬
- ^ 平成26年度第15回門別競馬番組 (PDF) - ホッカイドウ競馬、2014年11月7日閲覧
- ^ “平成28年度 スタリオンシリーズ競走 ” (PDF). ホッカイドウ競馬. 2017年11月5日閲覧。
- ^ “令和2年度第15回門別競馬番組表[更正]” (PDF). (一社)北海道軽種馬振興公社. 2020年10月31日閲覧。
- ^ “2023年度 スタリオンシリーズ競走”. ホッカイドウ競馬. 2023年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月27日閲覧。
各回競走結果の出典
編集- ブロッサムカップ 歴代優勝馬 - 地方競馬全国協会
参考文献
編集- 『2013ホッカイドウ競馬ガイド』北海道軽種馬振興公社(門別競馬場・各場外発売所で無料配布)