ユニー航空
台湾の航空会社
ユニー航空(ユニーこうくう、立榮航空、UNI Air)[2]は、台湾の航空会社。立栄航空(りつえいこうくう)とも呼ばれる。エバーグリーン・グループの子会社として国内線や近距離国際線、国際線チャーター便を運航している。
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設立 | 1996年 | |||
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ハブ空港 |
台湾桃園国際空港 台北松山空港 | |||
マイレージサービス | 無限萬哩遊(Infinity MileageLands) | |||
会員ラウンジ | エバー航空ラウンジ(Evergreen Lounge) | |||
親会社 | エバーグリーン・グループ | |||
保有機材数 | 16機 | |||
就航地 | 30都市 | |||
本拠地 | 台湾台北市 | |||
代表者 | 張國煒(2022-[1]) |
ユニー航空(立栄航空) | |
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各種表記 | |
繁体字: | 立榮航空 |
簡体字: | 立荣航空 |
拼音: | Lìróng Hángkōng |
英文: | UNI Air |
概要
編集ユニー航空は馬公航空公司を前身として1988年8月6日に発足した。1995年にエバーグリーン・グループの子会社となった後、1996年3月に正式に現在の名称となった。1998年に競争力強化のため中華民国交通部主導で大華航空 (Great China Air) 及び台灣航空 (Taiwan Airways) と合併して現在に至る。ユニー航空の運行する路線ではビジネスクラスとエコノミークラスが用意され、ビジネスクラスの旅客はエバー航空の空港ラウンジが利用できる。
近年[いつ?]、台湾高速鉄道に押され、台北/松山 - 高雄線の廃止を発表。今後は、台湾高速鉄道と競合しない国内線や、台中や高雄など台北/桃園以外からの近距離国際線に力を入れていくとしている。
就航路線
編集2017年4月現在[4]。
国内線
編集国際線
編集保有機材
編集- ATR-72-600型機 : 14機
2023年10月現在[5][6]。 現在、同社はプロペラ機しか保有していないため、一部国内線と両岸直行便はエバー航空のエアバスA321で運航されている。
航空事故
編集- 1999年8月24日、873便 (MD-90型機) が花蓮空港へ着陸した際に、胴体前方部で爆発が起こった。乗客が危険物であるガソリンとバイク用のバッテリーを手荷物として持ち込み、機内火災に至った。この事故で乗員乗客96人の内乗客1人が死亡し、機体は胴体上部のほとんどが焼け落ちた。→詳細は「ユニー航空873便火災事故」を参照
- 2001年1月15日、台南空港から金門へ向かう 695便 (DHC-8-300) が着陸時に突風 (ウィンド・シア) を受け、バランスを崩して主脚を折損した。この事故での死者、負傷者はない。
関連項目
編集脚注
編集- ^ “張國煒接立榮董事長 未來以穩定立榮為優先”. 大紀元. (2022年4月14日) 2022年4月14日閲覧。
- ^ エバー航空 - 下部、弊社関連リンク
- ^ “ユニー航空「バッドばつ丸」塗装機、運航開始 空に新たな彩り/台湾”. フォーカス台湾. (2016年9月13日) 2022年3月30日閲覧。
- ^ “班機時刻表” (PDF). 立榮航空. 2016年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月30日閲覧。
- ^ “Uni Air Fleet”. Airfleets.net. 2023年10月26日閲覧。
- ^ “UNI Airways Fleet Details and History”. Planespotters.net. 2023年10月26日閲覧。