ルーカス・ペセック
ルーカス・ペセック[1] ( Lukáš Pešek, 1985年11月22日 - ) は、チェコ・プラハ出身のオートバイレーサー。2013年はロードレース世界選手権MotoGPクラスに参戦する。
ルーカス・ペセック | |
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2009年 イギリスGP | |
国籍 | チェコ |
生年月日 | 1985年11月22日(38歳) |
出身地 | チェコ・プラハ |
ロードレース世界選手権での記録 - MotoGPクラスに参戦 - | |
現在のチーム | Cameイオダレーシング |
ゼッケン | 52 |
チャンピオン | 0 |
レース数 | 118 |
優勝回数 | 2 |
表彰台回数 | 9 |
PP回数 | 3 |
FL回数 | 4 |
通算獲得ポイント | 507 |
2010年の成績 | 34位 (5ポイント)Moto2クラス |
経歴
編集3歳の時、モトクロスレーサーだった父が組み立てたオートバイに乗り始める。2001年と2002年にはチェコの国内ロードレース選手権125ccクラスでチャンピオンとなった。2002年にはヨーロッパ選手権125ccクラスにも参戦し、また地元チェコGP125ccクラスのレースにワイルドカード枠で出場、ロードレース世界選手権デビューを果たした。
2003年にはヨーロッパ選手権250ccクラスに移った。このシーズンの途中、同郷のヤロスラフ・ユレスが重傷を負ったことから、その代役としてヤマハ・クルツチームから、松戸直樹をチームメイトにロードレース世界選手権250ccクラスにデビューを果たした。第15戦オーストラリアGPで12位に入賞し、初ポイントを獲得した。
2004年は125ccクラスに移り、フィンランドのアジョ・モータースポーツチームからGPにフル出場したが、何度もクラッシュを繰り返した結果シリーズランキングは21位に終わった。
2005年から2006年にかけてはデルビのマシンを駆り、成績は年々向上していった。2005年はシリーズ19位、2006年はシリーズ6位、そして2007年には中国GP・オーストラリアGPと2勝を挙げてシリーズ4位に入る活躍を見せた。
2008年、ペセックはダニエル・エップ率いるオートケリー・CPチーム[2]からアプリリアのマシンを駆って250ccクラスに復帰を果たした。250ccフル参戦初年度は第12戦サンマリノGPでの9位が最高位となり、シリーズランキングは15位だった。翌2009年もチームに残留し、3戦で7位に入賞、ふたたびシリーズ15位となった。
2010年シーズン、ペセックは250ccクラス後継のMoto2クラスに、マッテオーニC.P.レーシングからモリワキのマシンを駆って参戦を開始したが[3]、成績不振が続いたことから第12戦サンマリノGP終了をもってチームを解雇されてしまった[4]。
2011年シーズンはスペイン選手権(CEV)のMoto2クラスに IAMT RP2 チームから参戦する。世界選手権にもワイルドカード枠での参戦を予定している[5]。
2013年シーズンは、3年ぶりにロードレース世界選手権へ復帰を果たし、イオダ・レーシングよりMotoGPクラスにCRTマシンで参戦した。しかし戦闘力の低いマシンに苦戦し、フル参戦ライダーの中では唯一のノーポイントとなってしまった。
ロードレース世界選手権 戦績
編集シーズン | クラス | バイク | 出走 | 優勝 | 表彰台 | PP | FL | ポイント | シリーズ順位 |
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2002年 | 125cc | ホンダ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - |
2003年 | 250cc | ヤマハ | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 30位 |
2004年 | 125cc | ホンダ | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 21位 |
2005年 | 125cc | デルビ | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | 19位 |
2006年 | 125cc | デルビ | 16 | 0 | 3 | 2 | 1 | 154 | 6位 |
2007年 | 125cc | デルビ | 17 | 2 | 6 | 1 | 3 | 182 | 4位 |
2008年 | 250cc | アプリリア | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 | 43 | 15位 |
2009年 | 250cc | アプリリア | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 | 74 | 15位 |
2010年 | Moto2 | モリワキ | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 34位 |
合計 | 118 | 2 | 9 | 3 | 4 | 507 |
脚注
編集- ^ チェコ語の本来の発音は「ルーカシュ・ペシェック」に近い。
- ^ 同じくダニエル・エップが運営し、トーマス・ルティがライダーを務めるエミ・カフェラテチームとはスポンサーが異なるだけで実質的には一つのチームである。
- ^ http://www.motogp.com/ja/news/2010/Moto2+provisional+entry+list+2010
- ^ http://www.formula.hu/hirek/153/384/35474/a-matteoni-racing-bucsut-vett-lukas-pesektol
- ^ http://www.bikeracing.it/cev/56843_cev-moto2-lukas-pesek-prova-la-iamt-rp2-in-vista-del-2011/