ワンダフル・タウン (1953年のミュージカル)

ワンダフル・タウン』(Wonderful Town)は、1953年に初演されたブロードウェイ・ミュージカルである。作曲はレナード・バーンスタイン、台本はジョゼフ・フィールズ英語版ジェローム・チョードロフ英語版、歌詞はベティ・コムデンアドルフ・グリーンによる。

構成

編集

第1幕

編集
  • "Overture"
  • "Christopher Street" — Tour Guide and The Villagers
  • "Ohio" — Ruth Sherwood and Eileen Sherwood
  • "Conquering New York" — Ruth, Eileen, First Cadet, Violet and The Villagers [1]
  • "One Hundred Easy Ways" — Ruth
  • "What A Waste" — Robert Baker and Associate Editors
  • "A Little Bit in Love" — Eileen
  • "Pass the Football" — Wreck and The Villagers
  • "Conversation Piece" — Ruth, Eileen, Frank Lippencott, Robert and Chick Clark [1]
  • "A Quiet Girl" — Robert
  • "Conga" — Ruth

第2幕

編集
  • "My Darlin' Eileen" — Eileen, Drunk and Policeman
  • "Swing" — Ruth and Villagers
  • "Ohio (Reprise)" — Ruth and Eileen
  • "It's Love" — Robert and The Villagers
  • "Ballet at the Village Vortex"
  • "Wrong Note Rag" — Ruth, Eileen and The Villagers
  • "It's Love (Reprise)"

代表的な録音

編集
  • 1953年:オリジナル・ブロードウェイ・キャスト〔ロザリンド・ラッセル(ルース)〕
    2001年に『オン・ザ・タウン』からのセレクションとのカップリングでCD化されている。
  • 1958年:CBSのテレビ映画〔ロザリンド・ラッセル(ルース)〕
  • 1986年:オリジナル・ロンドン・キャスト〔モーリーン・リンプマン(ルース)〕
  • 1998年:スタジオ・キャストによる録音〔カレン・メイソン(ルース)〕
    最初の全曲録音。
  • 1999年:スタジオ・キャストによる録音〔キム・クリスウェル(ルース)、オードラ・マクドナルド(アイリーン)、トマス・ハンプトン、ロドニー・ギルフリー〕 指揮:サイモン・ラトル、演奏:バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループ
  • 2002年:ベルリンでのライブ公演(DVD)録音〔キム・クリスウェル(ルース)、オードラ・マクドナルド(アイリーン)、トマス・ハンプトン、ロドニー・ギルフリー〕 指揮:サイモン・ラトル、演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 2003年:新リバイバル・キャスト〔ドナ・マーフィー(ルース)、ジェニファー・ウェストフェルド(アイリーン)〕
  • 2004年:2003年プロダクションの新録音〔ブルック・シールズ(ルース)、ジェニファー・ホープ・ウィルズ(アイリーン)〕
  • 2017年:ロンドンでのライブ公演録音 [ダニエル・ドゥ・ニース(ルース)、アリーシャ・アンブレス(アイリーン)、ネイサン・ガン 他] 指揮:サイモン・ラトル、演奏:ロンドン交響楽団

脚注

編集
  1. ^ a b "Conquering New York""Conversation Piece" はバーンスタイン作曲によるクラリネット独奏とジャズ・アンサンブルのための小品『プレリュード、フーガとリフ英語版』(1955年、ベニー・グッドマンにより初演)からの転用。

参考文献

編集

関連項目

編集