健康食品管理士(けんこうしょくひんかんりし)は、一般社団法人日本食品安全協会が認定する民間資格である。食品健康食品を安全で科学的根拠をもとに取り扱う能力が求められ、基礎医学食品学食品衛生学薬理学臨床検査学などの教育を受けた人を対象とした資格である。[1]

受験資格を得るには、認定校制度による各学校でのカリキュラム取得により受験するか、認定試験受講講座で一定の単位を取得し予備試験に合格する必要がある。[2]その後、年に1回実施される認定試験に合格した者に健康食品管理士の資格が与えられる。認定試験受講講座は誰でも可能ではなく、医師獣医師歯科医師薬剤師臨床検査技師管理栄養士栄養士保健師看護師鍼灸師理学療法士作業療法士の有資格者でない場合は、認定試験受講講座を受ける前にも審査が必要となり、大学・大学院修了の成績証明書又は単位修得証明書等の審査書類を送付する必要がある。受講料を入金すれば誰でも受験可能といった他の民間資格と比較すると、有資格者でない場合は資格取得まで壁が大きいと言えるが、認定校を卒業した者や有資格者であれば試験を受けることができるので、有資格者の+αの資格としての側面がある[3]


関連項目

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脚注

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  1. ^ 資格取得から更新までの流れ”. 健康食品管理士認定資格制度. 2018年5月15日閲覧。
  2. ^ 受験資格”. 健康食品管理士認定資格制度. 2018年5月15日閲覧。
  3. ^ e-mediceo.com|薬剤師資格α「健康食品管理士」”. メディセオが管理運営する医療従事者向けの会員制サイトe-mediceo. 2018年5月15日閲覧。[リンク切れ]


外部リンク

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