南ベトナム
南ベトナム(みなみベトナム、ベトナム語:Nam Việt Nam / 南越南)
- 南部地方(ベトナム語:Miền Nam / 沔南):ベトナムの地域概念。
- 南部(ベトナム語:Nam Bộ / 南部):東南部(ホーチミン市周辺)とメコンデルタ(メコン川流域)を併せた地域。場合によってはラムドン省、ビントゥアン省及びニントゥアン省も含まれる。フランス領インドシナ時代のコーチシナ(ナムキ:ベトナム語:Nam Kỳ / 南圻)に相当する。
- 塘中(ベトナム語:Đàng Trong / 塘中):ジャン川以南の安南国が支配していた地域。
- 1945年から1946年にかけて、ベトナム民主共和国のベトナム南方抗戦委員会(主席:グエン・ソン)がフランスの再植民地化に対する抵抗活動を管理していた領域。コーチシナ、中部高原、ビントゥアン省とクアンガイ省にまたがる領域を管轄し、クアンガイを拠点としていた。
- 1954年のジュネーヴ協定で、フランス連合勢力(フランス軍・ベトナム国軍)の引き上げ地域に指定された軍事境界線(17度線)以南のベトナム領域。
- ジュネーヴ協定締結後、17度線以南のベトナム領域を統治したベトナム人国家の通称。冷戦下で発生した分断国家の一つ。
関連項目
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