吉備郡
日本の岡山県にあった郡
郡域
編集歴史
編集- 明治33年(1900年)4月1日 - 郡制の施行により、下道郡・賀陽郡(2町16村)の区域をもって発足。以下の町村が所属。郡役所が総社町に設置。(2町30村)
- 明治34年(1901年)2月6日 - 庭瀬村が町制施行して庭瀬町となる。(3町29村)
- 明治41年(1908年)2月11日 - 総社町・浅尾村が合併し、改めて総社町が発足。(3町28村)
- 大正4年(1915年)11月10日 - 高松村が町制施行して高松町となる。(4町27村)
- 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
- 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
- 昭和4年(1929年)8月1日 - 真金村が町制施行して真金町となる。(5町26村)
- 昭和7年(1932年)4月1日 - 菅谷村が御津郡加茂村・福山村と合併して御津郡津賀村が発足。(5町25村)
- 昭和12年(1937年)5月5日 - 庭瀬町と都窪郡撫川町が合併して都窪郡吉備町が発足。(4町25村)
- 昭和25年(1950年)4月1日 - 箭田村が町制施行して箭田町となる。(5町24村)
- 昭和26年(1951年)4月1日(5町21村)
- 岡田村・川辺村が合併して大備村が発足。
- 神在村・服部村が総社町に編入。
- 昭和27年(1952年)4月1日(6町13村)
- 昭和29年(1954年)
- 昭和30年(1955年)
- 昭和31年(1956年)
- 3月31日 - 足守町・大井村・日近村・岩田村・福谷村が合併し、改めて足守町が発足。(5町1村)
- 4月1日 - 穂井田村が分割し、一部(陶及び大字服部の一部)が玉島市に、残部(服部の残部)が真備町にそれぞれ編入。(5町)
- 昭和35年(1960年)4月1日 - 真金町が高松町に編入。(4町)
- 昭和46年(1971年)
- 昭和47年(1972年)4月22日 - 昭和町が総社市に編入。(1町)
- 平成17年(2005年)8月1日 - 真備町が倉敷市に編入。同日吉備郡消滅。
変遷表
編集自治体の変遷
明治33年4月1日 | 明治33年 - 大正15年 | 昭和1年 - 昭和26年 | 昭和27年 - 昭和30年 | 昭和30年 - 昭和35年 | 昭和36年 - 昭和63年 | 平成1年 - 平成20年 | 平成21年 - | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
旧賀陽郡 | 足守町 | 足守町 | 足守町 | 足守町 | 昭和31年3月31日 足守町 |
昭和46年5月1日 岡山市に編入 |
岡山市 | 平成21年4月1日 政令市に移行 岡山市北区 |
福谷村 | 福谷村 | 福谷村 | 福谷村 | |||||
大井村 | 大井村 | 大井村 | 大井村 | |||||
日近村 | 日近村 | 日近村 | 日近村 | |||||
岩田村 | 岩田村 | 岩田村 | 岩田村 | |||||
高松村 | 大正4年11月10日 高松町 |
高松町 | 高松町 | 昭和30年1月1日 高松町 |
昭和46年1月8日 岡山市に編入 | |||
生石村 | 生石村 | 生石村 | 生石村 | |||||
都窪郡 加茂村 | ||||||||
真金村 | 真金村 | 昭和4年8月1日 真金町 |
真金町 | 昭和35年4月1日 高松町に編入 | ||||
庭瀬村 | 明治34年2月6日 庭瀬町 |
昭和12年5月5日 都窪郡 吉備町 |
(都窪郡吉備町を経る) | 昭和46年3月8日 岡山市に編入 | ||||
菅谷村 | 菅谷村 | 昭和7年4月1日 御津郡 津賀村の一部 |
(御津郡津賀村の一部 → 御津郡加茂川町の一部と経る) | 平成16年10月1日 加賀郡 吉備中央町 |
加賀郡 吉備中央町 | |||
大和村 | 大和村 | 大和村 | 大和村 | 昭和30年2月1日 上房郡 賀陽町の一部 |
(上房郡賀陽町 の一部を経る) | |||
総社町 | 総社町 | 総社町 | 総社町 | 昭和29年3月31日 総社市 |
総社市 | 総社市 | 総社市 | |
浅尾村 | 明治41年2月11日 総社町に編入 | |||||||
服部村 | 服部村 | 昭和26年4月1日 総社町に編入 | ||||||
阿曽村 | 阿曽村 | 阿曽村 | 阿曽村 | |||||
池田村 | 池田村 | 池田村 | 池田村 | |||||
曰美村 | 曰美村 | 曰美村 | 昭和27年4月1日 昭和町 |
昭和町 | 昭和47年4月22日 総社市に編入 | |||
富山村 | 富山村 | 富山村 | ||||||
旧下道郡 | 水内村 | 水内村 | 水内村 | |||||
下倉村 | 下倉村 | 下倉村 | ||||||
秦村 | 秦村 | 昭和23年4月1日 下倉村に編入 | ||||||
秦村 | 昭和29年3月1日 総社町に編入 |
昭和29年3月31日 総社市 |
総社市 | |||||
都窪郡 三須村 | ||||||||
神在村 | 神在村 | 昭和26年4月1日 総社町に編入 |
総社町 | |||||
新本村 | 新本村 | 新本村 | 新本村 | |||||
山田村 | 山田村 | 山田村 | 山田村 | |||||
久代村 | 久代村 | 久代村 | 久代村 | |||||
箭田村 | 箭田村 | 昭和25年4月1日 箭田町 |
昭和27年4月1日 真備町 |
真備町 | 真備町 | 平成17年8月1日 倉敷市に編入 |
倉敷市 | |
岡田村 | 岡田村 | 昭和26年4月1日 大備村 | ||||||
川辺村 | 川辺村 | |||||||
二万村 | 二万村 | 二万村 | ||||||
呉妹村 | 呉妹村 | 呉妹村 | ||||||
薗村 | 薗村 | 薗村 | ||||||
穂井田村 | 穂井田村 | 穂井田村 | 穂井田村 | 昭和31年4月1日 真備町に編入 | ||||
昭和31年4月1日 玉島市に編入 |
昭和42年2月1日 倉敷市 |
倉敷市 |
行政
編集歴代郡長は以下の通り[2]。
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 草加廉男 | 1900年(明治33年)4月 | 1914年(大正3年)7月 | |
2 | 妹尾経時 | 1914年(大正3年)7月 | 1917年(大正6年)8月 | |
3 | 塩川正芸 | 1917年(大正6年)8月 | 1919年(大正8年)11月 | |
4 | 久山知政 | 1919年(大正8年)11月 | 1922年(大正11年)2月 | |
5 | 寺坂頼甫 | 1922年(大正11年)2月 | 1924年(大正13年)12月 | |
6 | 和原虎蔵 | 1924年(大正13年)12月 | 1926年(大正15年)6月30日 | 郡役所廃止により、廃官 |
脚注
編集参考文献
編集- 永山卯三郎 編『吉備郡史』 巻下、岡山県吉備郡教育会、1938年1月15日 。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 33 岡山県、角川書店、1989年6月1日。ISBN 4040013301。
関連文献
編集関連項目
編集外部リンク
編集
先代 賀陽郡・下道郡 |
行政区の変遷 1900年 - 2005年 |
次代 加賀郡 |