子之
子之(しし、生年不詳 - 紀元前314年)は、戦国時代の燕の宰相。後に燕王を称した。
子之 | |
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燕 | |
王朝 | 燕 |
在位期間 | 前316年 - 前314年 |
姓・諱 | 子之 |
没年 | 紀元前314年 |
燕王噲の下で宰相をつとめ、国事の全てを決裁していた。蘇秦と姻戚関係にあり、蘇代とも交友を結んだ。紀元前316年、燕王噲は王位を子之に譲った。紀元前314年、燕の将軍の市被が太子平を擁して子之を攻撃し、宮殿を包囲した。子之の軍が市被を撃破すると、市被は態度をひるがえして太子平を攻撃し、市被は戦死した。この内乱により燕は荒廃し、これを機とみた斉の宣王が将軍の匡章を派遣して燕を攻撃した。国都が陥落して、燕王噲は殺害され、子之は逃亡した。後に捕らえられて殺害された。
参考文献
編集- 『史記』燕召公世家
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