寿 つかさ(ことぶき つかさ、6月11日[1] - )は、日本女優。元宝塚歌劇団宙組の男役。元宙組組長[2][3]

ことぶき つかさ
寿 つかさ
生年月日 6月11日
出身地 日本の旗 日本 東京都港区
身長 172cm
職業 女優
ジャンル 舞台
活動期間 1990年 -
活動内容 1990年:宝塚歌劇団入団
1991年:雪組配属
1998年:宙組へ異動
2005年:宙組副組長就任
2008年:宙組組長就任
2023年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
著名な家族 達つかさ(妹)
主な作品
宝塚歌劇
神々の土地
オーシャンズ11
アナスタシア
舞台
『THE MONEY』
備考
宝塚歌劇団卒業生
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東京都港区[1]三河台中学校出身[1]。身長172cm[1]。愛称は「すっしぃ」[1]

来歴

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1988年、宝塚音楽学校入学。

1990年、宝塚歌劇団に76期生として入団[4]。入団時の成績は28番[4]花組公演「ベルサイユのばら」で初舞台[4][2]

1991年、組まわりを経て雪組に配属[4][2]

ダンスの名手として活躍し、1998年1月1日付で、宙組創設に伴う発足メンバーとして宙組へ組替え[5][2]

2005年4月4日付で宙組副組長に就任[6]

2008年5月19日付で宙組組長に就任[7]

2023年6月11日、真風涼帆潤花トップコンビ退団公演となる「カジノ・ロワイヤル」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[3][2]。同年、七海ひろきプロデュースの舞台「THE MONEY」で退団後初舞台にして初主演を果たす[8]

人物

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実妹も宝塚OGの達つかさである[9]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

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初舞台

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組まわり

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雪組時代

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宙組時代

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出演イベント

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  • 1993年7月、『'93 宝塚パリ祭』
  • 1993年10月、第34回『宝塚舞踊会』
  • 1995年10月、第36回『宝塚舞踊会』
  • 1996年10月、第37回『宝塚舞踊会』
  • 1997年12月、『レビュー・スペシャル'97』
  • 1998年5月、'98TCAスペシャル『タカラジェンヌ!』
  • 1998年9月、和央ようかディナーショー『Blue Fantasia』[10]
  • 1999年5月、'99TCAスペシャル『ハロー!ワンダフル・タイム』
  • 1999年12月、『レビュースペシャル'99』
  • 2000年10月、和央ようかディナーショー『Believe』
  • 2000年10月、第41回『宝塚舞踊会』
  • 2001年3月、『ベルサイユのばら2001』前夜祭
  • 2001年9月、『ベルサイユのばら メモランダム』
  • 2001年9月、朝宮真由ディナーショー『Gypsy Night』
  • 2002年9月、轟悠スペシャルコンサート『Stylish!』[11]
  • 2002年11月、『アキコ・カンダレッスン発表会』
  • 2003年10月、第44回『宝塚舞踊会』
  • 2015年5月、『王家に捧ぐ歌』前夜祭
  • 2018年2月、『宙組誕生20周年記念イベント』[12]

宝塚歌劇団退団後の主な活動

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舞台

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受賞歴

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脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2023年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、131頁。ISBN 978-4-86649-223-0
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u Memories of 寿つかさ タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  3. ^ a b c 宝塚歌劇宙組の組長・寿つかさ、紫藤りゅうが6月にトップコンビと同時退団 スポーツ報知。
  4. ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 102.
  5. ^ 『1997年宝塚 Stage Album』 宝塚歌劇団、1998年、61頁。
  6. ^ 宙組の新組長に美郷真也 ENAK。
  7. ^ 『2008年宝塚 Stage Album』 阪急コミュニケーションズ、2009年、81頁。ISBN 978-4-484-09503-5
  8. ^ a b 元宝塚宙組組長・寿つかさが退団後、初舞台&初主演 七海ひろき初プロデュース演劇企画、舞台『THE MONEY』の上演が決定 メディア スパイス。
  9. ^ 100年史(人物) 2014, p. 29.
  10. ^ 和央ようかディナーショー「Blue Fantasia」('98年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  11. ^ 轟悠スペシャルコンサート「Stylish!」('02年・青山劇場) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  12. ^ 宙組誕生20周年記念イベント('18年・宝塚) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  13. ^ 宝塚歌劇の「忠臣蔵」が朗読劇に、杜けあき・紫とも・香寿たつきらOGたちが出演”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年10月11日閲覧。
  14. ^ 100年史(人物) 2014, p. 57.
  15. ^ 『2021年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2022年、85頁。ISBN 978-4-86649-190-5

参考文献

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  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 

外部リンク

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