小川 規三郎(おがわ きさぶろう、1936年11月30日 - )は博多織職人。重要無形文化財「献上博多織」の保持者に認定されている(いわゆる人間国宝)。

1936年、福岡県福岡市博多区に生まれ、1951年より父であり後の人間国宝・小川善三郎に師事する[1]。2003年重要無形文化財献上博多織技術保持者に認定[1]

博多織の機械化、分業化が進む中で、今なお製作過程の全てに関わり、手織りで仕上げる。

経歴

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  • 1936年 福岡県福岡市に生まれる。
  • 1986年 日本伝統工芸展に初入選。
  • 1994年 日本伝統工芸染織展での「縞献上浮織帯」で、日本経済新聞社賞受賞。
  • 1995年 博多織献上研究会による「五色献上帯」復元に参加。
  • 2003年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
  • 2006年 博多織デベロップメントカレッジ学長に就任。

著作

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  • 『献上博多織の技と心』(2010/4)---白水社刊

脚注

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  1. ^ a b 小川規三郎 博多織工業組合 2018年7月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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