山田晃士
山田 晃士(やまだ こうし)は、日本のシンガーソングライター[1]。別名KOSHI[2]。
山田晃士 | |
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別名 | KOSHI |
出身地 | 日本 |
ジャンル | |
職業 | シンガーソングライター |
活動期間 | 1981年 - |
レーベル | SPEEDSTAR RECORDS |
共同作業者 |
AROUGE ガレージシャンソンショー(佐藤芳明) |
ロックバンド「AROUGE」の元ボーカリストで、ソロ歌手としての活動のほか、アコーディオン奏者の佐藤芳明とのデュオ「ガレージシャンソンショー」や「KOSHI au Bourbier(泥沼楽団)」などバンドマンとしての顔も持つ[3][4]。
人物
編集キャッチコピーは「ポップでキッチュなガレージシャンソン歌手」。"ガレージシャンソン"とは、本人曰く「シャンソンが持っているブルジョワジー的要素を排除し、その毒性・変態性の部分を強く押しだし、たとえダメ人間であろうとも、その思いの丈を包み隠さず赤裸裸に舞台上でさらけ出す有様」[3]。幼少期に古き良き時代の歌謡曲に親しみ、テレビで目にした越路吹雪によってシャンソンの洗礼を受けた[5]。その後、ロックに関心を広げていった[5]。
略歴
編集16歳から音楽活動を開始し、横浜を中心にライヴを続ける[2]。NHKの音楽番組「レッツゴーヤング」の番組専属バックダンサー、サンデーズのメンバーとなる[注 1]。
1984年、ロックバンド「AROUGE」のボーカルとしてメジャー・デビュー。1985年脱退[1][3]。
1994年2月16日、SPEEDSTAR RECORDSよりシングル「ひまわり」で山田晃士名義でソロとしてデビュー[3]。同曲は日本テレビ系ドラマ『横浜心中』の主題歌に使用されオリコン最高9位を記録、約20万枚を売上[1]。同年5月にはアルバム『舞踏会』をリリース。方向性の違いからメジャー契約を解消してパリヘ渡り、そこでシャンソンを消化した新たな歌のコンセプトを見出す[2]。帰国後、1997年にバンド「KOSHI au Bourbier(コウシ オー ブービエール)」を結成(2001年に「山田晃士 au Bourbier」へと改名)[3]。その後、「みんなが読めない」という理由で「山田晃士と泥沼楽団」へと名称を変更する[1]。2007年7月の単独公演を最後に活動休止。
2001年、「KOSHI au Bourbier」のアコーディオン担当だった佐藤芳明と「ガレージシャンソンショー」を結成[1][3]。2006年7月の単独公演を最後に一旦活動休止するが、2013年より活動を再開。
2007年8月、実験的に始めた「山田晃士セッション」を経て、バンド「山田晃士と流浪の朝謡」で活動開始[1][3]。
以後、ソロ演奏のほか、独り舞台、「山田晃士&流浪の朝謡」、「ガレージシャンソンショー」、柿島伸次・kaoruらとのセッション「サンバカトリオ」、元泥沼楽団の塚本晃とのセッションデュオなど、幅広く活動中。
所属グループ
編集- AROUGE
- KOSHI au Bourbier(山田晃士 au Bourbier、山田晃士と泥沼楽団)
- ガレージシャンソンショー
- 山田晃士と流浪の朝謡
ディスコグラフィー
編集シングル
編集発売日 | タイトル | 収録曲 | 規格 | 規格品番 | レーベル | 備考 | |
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山田晃士 | 1994年2月16日 | 「ひまわり」 | 詳細
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CD | VIDL-10492 | SPEEDSTAR RECORDS | 表題曲は日本テレビ系ドラマ『横浜心中』の主題歌。 |
KOSHI | 1997年3月21日 | 「ああ、無頼漢」 | 詳細
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CD | BNDA-2 | Bad News Records | 表題曲は映画『実録新宿の顔 新宿愚連隊物語』の挿入歌。 |
山田晃士と流浪の朝謡 | 2008年 | 「あんたのスウィング」 | 詳細
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CD |
アルバム
編集名義 | 発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | レーベル | 備考 |
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山田晃士 | 1994年5月21日 | 『舞踏会』 | CD | VICL-521 | SPEEDSTAR RECORDS | |
KOSHI 山田晃士 |
1997年4月21日 2013年3月13日 |
『Monologue Theater』 | CD | BNCA-10 CSR-1302 (再発) |
Bad News Records Cafe Soul Records |
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KOSHI au Bourbier | 1999年4月30日 | 『世紀末キャバレー〜opéra noir〜』 | CD | LSD-005 | L.S.D | |
KOSHI au Bourbier | 2001年10月13日 | 『欲望輪舞曲 (ロンド)』 | CD | SBCD-00107 | SONG BIRD | |
ガレージシャンソンショー | 2003年09月26日 | 『ガレージシャンソンショー』 | CD | KICS-1034 | SEVEN SEAS | |
山田晃士と泥沼楽団 | 2003年12月19日 | 『びらん』 | CD | SBCD-311 | SONG BIRD | |
山田晃士と泥沼楽団 | 2004年10月12日 | 『実況見分』 | CD | LSD-013 | L.S.D | ライブアルバム。 |
ガレージシャンソンショー | 2005年05月25日 | 『狂歌全集』 | CD | KICS-1179 | SEVEN SEAS | |
山田晃士 | 2010年4月28日 | 『Theatre solo』 | CD | DMXC-0001 | SOUP | |
山田晃士&流浪の朝謡 | 2011年8月5日 | 『デラシネ・スウィング』 | CD | SBCD-1101 | SONG BIRD | |
山田晃士 | 2014年7月30日 | 『しつこい男』 | CD | SBCD-1401 | SONG BIRD | |
山田晃士&流浪の朝謡 | 2015年5月13日 | 『デラシネ・カバレット』 | CD | CSR-1503 | CAFE SOUL RECORDS | |
ガレージシャンソンショー | 2016年11月16日 | 『13〜treize〜』 | CD | SBCD-1601 | SONG BIRD |
関連項目
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 1981年度 - 1982年度上半期。
出典
編集- ^ a b c d e f “山田晃士プロフィール”. 音楽出版社. TOWER RECORDS ONLINE (2017年10月18日). 2019年5月8日閲覧。
- ^ a b c “KOSHIプロフィール”. 音楽出版社. TOWER RECORDS ONLINE (2012年7月30日). 2019年5月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g “プロフィール”. 山田晃士 - ヤマダコウシ – オフィシャルサイト*孤独中毒*. 2019年5月8日閲覧。
- ^ “橘高文彦スペシャルイベントに山田晃士、tezya、二井原実、大槻ケンヂ登場”. BARKS (2016年12月12日). 2019年5月8日閲覧。
- ^ a b “ガレージシャンソンショー、毒性と変態性を強調したシャンソンとは?”. THE PAGE. Yahoo!ニュース (2017年10月12日). 2019年5月8日閲覧。
- ^ 泥沼楽団. “泥沼プロフィール◆西尾智浩”. 泥沼楽団. 2021年4月30日閲覧。
- ^ 泥沼楽団. “泥沼楽団”. 泥沼楽団. 2021年4月30日閲覧。
外部リンク
編集- 孤独中毒(山田晃士オフィシャルサイト)
- Le Bourbier,REVUE!(山田晃士 au Bourbier」の公認委託ページ)
- 山田晃士 (koshiyamada.official) - Facebook
- deracine_みのわ (@yamadakoshi_sta) - X(旧Twitter)(山田晃士のマネージャーのアカウント)
- deracinedoronuma - YouTubeチャンネル(山田晃士関連動画)
- 泥沼楽団 - Myspace