建武記
建武新政期において出された法令や諸機関の結番交名などを採録・編集した記録
『建武記』(けんむき)、または『建武年間記』(けんむねんかんき)とは、建武新政期において出された法令や諸機関の結番交名などを採録・編集した記録。全1巻。
編者は不明である。文書の宛先や写本の奥書から鎌倉幕府・建武政権・室町幕府において法曹官僚であった松田氏・太田氏などが挙げられているが不詳。建武年間から離れていない時期に成立したと考えられている。25の記録類が年代別に編纂されているが、一部の文書の配列が乱れているものがある。なお、著名な「二条河原落書」もこの書に所収されている。
この項目は、日本の歴史に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:日本/P:歴史/P:歴史学/PJ日本史)。 |