慶賀使
慶賀使(けいがし)は、ある国(または藩)に慶事があった際に別の国(または藩)から慶賀のために派遣される使節のことである。
脚注
編集- ^ 島倉竜治 真境名安興 共著『沖縄一千年史』日本大学、1923年、97頁 。2022年1月15日閲覧。「又進貢使の外に皇帝の崩去ありしときは進香使、即位のときは慶賀使、冊封等の後には謝恩使を派遣せらるゝ例なり。」
- ^ “沖縄、台湾をつむぐ:琉球と静岡の縁 没した使節の墓を詣で 浜松では今も続く交流”. 毎日新聞 (2020年9月30日). 2022年1月15日閲覧。 “使節は「江戸上り」「江戸立(だち)」とも呼ばれた。ただ、近年の研究では、「江戸上り」は、徳川幕府に対する従属的な意味を含んでおり、琉球国内では「江戸上り」という用語は見当たらず、琉球での公式用語では「江戸立」だったと指摘されている。1634年から1850年まで計18回。将軍の襲職を祝うときは「慶賀使」、琉球国王の代替わりは「謝恩使」という。”