斎藤美和
日本の女優(1927−2012)
斎藤 美和(さいとう みわ、1927年5月9日 - 2012年11月16日)は、日本の女優。本名は佐藤美和。東京都出身。母は盲女子高等学園創立者の斎藤百合。4兄妹の末子で次女である。
来歴・人物
編集2012年11月16日、腎不全のため、死去。85歳没。死去は近親者による葬儀が行われた後の11月28日、劇団民藝によって発表された[1]。
出演作品
編集映画
編集- ぬかものがたり(1949年)
- 原爆の子(1952年)
- 混血児(1953年)
- 東京バカ踊り(1956年)
- 夜あけ朝あけ(1956年)
- 女優(1956年)
- ガラスの中の少女(1960年)
- 祇園祭(1968年)
- 潮騒(1971年)
- 日本沈没(1973年) - 総理夫人[2]
- 風立ちぬ(1976年)
- 男はつらいよシリーズ
- 男はつらいよ 寅次郎と殿様(1977年)
- 男はつらいよ 翔んでる寅次郎(1979年)
- 春のおとずれ(1977年、日映科学映画製作所)
- あゝ野麦峠(1979年)
テレビドラマ
編集- 爪(1962年、NHK)
- 松本清張シリーズ・黒の組曲(NHK)
- 第10話「空白の意匠」(1962年)
- 第16話「一年半待て」(1962年) - 須村さと子 役
- 黒部の太陽(1969年、NTV)
- 男は度胸(1970年、NHK)
- ありがとう 第1シリーズ(1970年、TBS)
- キイハンター (TBS)
- 第167話「ミイラと棲む館」(1971年)
- 第186話「さらば、縛り首の木の下に立つ女」(1971年)
- 第189話「殺されに来た金色の眼の女」(1971年) - ジャーナリスト・ナンシイ・リイ
- ポーラテレビ小説 (TBS)
- 「アンラコロの唄」(1972年) - 寿々 役
- 「さかなちゃん」(1976年 - 1977年) - 桑田フミ 役
- アイフル大作戦 第4話「仮面の女」(1973年、TBS)
- 木枯し紋次郎 第2シリーズ 第13話「怨念坂を蛍が越えた」(1973年、CX)
- バーディ大作戦 第31話「本物? 偽物? 接吻泥棒」(1974年、TBS)
- 俺たちの勲章 第8話「愛を撃つ!」(1975年、NTV) - 岩本伸江 役
- 太陽にほえろ!(NTV)
- 第158話「顔」(1975年) - 小谷夫人
- 第536話「死因」(1982年) - 守口光江
- 水色の時 (1975年、NHK) - 水島はる子 役
- 特捜最前線 (ANB)
- 第1話「愛の十字架」(1977年) - 西田ヤスエ 役
- 第47話「射殺魔・20歳のメモリー!」(1978年)
- 土曜ワイド劇場 (ANB)
- 「野菊の墓」(1977年)山口百恵主演
- 「松本清張の顔 死の断崖」(1978年)
- 横溝正史シリーズII / 獄門島(1977年、MBS)
- Gメン'75(TBS)
- 第169話「深夜バスの乗客大量殺人事件」(1978年) - 相良信一の母親
- 第314話「赤いレインコートの暗殺者」(1981年) - 井沢妙子警部補
- 連続テレビ小説 / マー姉ちゃん(1979年、NHK) - 前島マドカ
- 噂の刑事トミーとマツ 第1シリーズ 第19話「女抱きつきスリ大騒動」(1980年、TBS)
- 大河ドラマ / おんな太閤記(1981年、NHK) - 大蔵卿局 役
- 木曜ゴールデンドラマ / 百円ケーキの歌(1981年、YTV)
- ザ・ハングマンII 第8話「女子校生ラブホテル殺人事件」(1982年、ABC) - 笹森照代(鳳女学院校長)
- 火曜サスペンス劇場 (NTV)
- 「氷の女」(1982年)
- 「バカンスは死の匂い」(1982年)
- 「蜜の香りは苦く」(1984年)
- 10周年記念特別企画2「たそがれに愛をこめて‐心臓外科医と死刑囚‐」(1990年)
- 六月の花嫁シリーズ2「逃亡結婚」(1995年)
- 盲導犬物語 ある愛の旅立ち(NTV)
- 月曜ワイド劇場 / 女の哀しみの声がきこえる(1983年、ANB)
- 若き血に燃ゆる〜福沢諭吉と明治の群像(1984年、TX)
- 瑠璃色ゼネレーション(1984年、NTV)
脚注
編集- ^ 劇団民藝 最新情報・更新”. 劇団民藝 (2012年11月28日). 2013年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月2日閲覧。 “
- ^ 東宝特撮映画全史 1983, p. 537, 「主要特撮作品配役リスト」
参考文献
編集- 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸、東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5。