放送ウーマン賞

日本の放送業界で働く女性を対象とする賞

放送ウーマン賞(ほうそうウーマンしょう)とは、1973年に創設され、2018年まで続いた日本の放送業界で働く女性を対象とした賞である。主催は日本女性放送者懇談会。創設から1995年度までは日本女性放送者懇談会賞(SJ賞)という名称だった。毎年3月に授賞式が行われた。

放送ウーマン賞
受賞対象放送業界で働く女性
開催日毎年3月
会場帝国ホテルなど
日本の旗 日本
主催日本女性放送者懇談会
初回1973年
最新回2019年
最新受賞者平良いずみ・松原文枝
公式サイトhttps://sjwrt.com/award/index.html

日本女性放送者懇談会

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日本女性放送者懇談会
Society of Japanese Women in Radio and Television
創立者 江上フジ など
団体種類 非営利団体
設立 1969年
主要人物 鷹西美佳2015年度会長)
主眼 放送業界で活躍する女性たちの地位の確立と放送の質の向上
活動内容 例会、放送ウーマン賞の贈呈、ママネット、勉強会
収入 年会費
会員数 約100人(2016年現在)
ウェブサイト http://sjwrt.com/
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日本女性放送者懇談会(にほんじょせいほうそうしゃこんだいかい)(SJWRT-Society of Japanese Women in Radio and Television)は、放送業界の第一線で活躍する女性たちが自らの地位の確立と放送の質の向上を目的として設立された非営利団体。SJWRTは、さらに短縮されSJとなることもある。全米放送界の女性団体AWRTに触発され、NHK江上フジを初代会長を中心とする10人規模で1969年設立。2016年現在、会員数約100名。

会員は、テレビ、ラジオ、制作会社、広告会社など放送界で働く女性である。活動内容は、例会、放送ウーマン賞の贈呈、ママネットと呼ばれるメーリングリスト、設立40周年記念事業の連続勉強会「女性放送人 40人の全仕事」である。活動はすべて会員の年会費で賄う。

日本女性放送者懇談会は一定の役割を果たしたと判断し、50年を大きな区切りとして2020年4月1日から活動を休止する、とサイトで発表。

歴代受賞者

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注 - 受賞者の所属会社・所属部署・役職などは受賞当時のもの。

1970年代

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1973年度

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特別賞
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1975年度

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1976年度

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  • 井村千鶴子 - フリーアナウンサー
  • 吉村陽子 - NHKディレクター

1977年度

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1978年度

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  • 黒柳徹子 - 俳優・司会者
  • 上貞良江 - NHKディレクター

1979年度

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1980年代

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1980年度

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特別賞
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  • 江上フジ[1] - NHK会友

1981年度

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1982年度

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1983年度

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  • 大野靖子 - 脚本家
  • 市岡康子 - 日本映像記録センター[注 1]ディレクター

1984年度

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  • 澤地久枝 - 作家
  • 高橋幸子 - フリーディレクター

1985年度

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1986年度

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1987年度

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1988年度

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1989年度

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日本女性放送者懇談会20周年特別賞
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1990年代

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1990年度

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1991年度

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1992年度

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1993年度

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1994年度

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日本女性放送者懇談会25周年特別賞
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1995年度

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1996年度

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1997年度

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1998年度

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1999年度

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日本女性放送者懇談会30周年特別賞
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2000年代

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2000年度

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2001年度

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放送ウーマン賞2001特別賞
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2002年度

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  • 浅野加寿子 - NHKドラマプロデューサー
  • 土江真樹子 - 琉球朝日放送ディレクター

2003年度

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2004年度

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日本女性放送者懇談会35周年特別賞
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2005年度

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2006年度

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2007年度

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2008年度

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2009年度

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  • 右田千代 - NHKチーフディレクター
日本女性放送者懇談会40周年特別賞
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2010年代

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2010年度

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2011年度

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2012年度

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2013年度

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2014年度

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日本女性放送者懇談会45周年特別賞
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2015年度

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2016年度

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2017年度

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2018年度

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2019年度

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書籍

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  • 日本女性放送者懇談会 編『放送ウーマンの70年』講談社、1994年。ISBN 978-4-0620-7012-6 
  • 日本女性放送者懇談会 編『放送ウーマンのいま - 厳しくて面白いこの世界』ドメス出版、2011年。ISBN 978-4-8107-0752-6 

脚注

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注釈

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  1. ^ 1972年牛山純一日本テレビから独立後設立。
  2. ^ 参考文献:西平英夫、松永英美『ひめゆりの塔 学徒隊長の手記』(第3版)雄山閣、2015年6月16日。ISBN 978-4639023654 松永英美は西平英夫の長女。
  3. ^ 参考文献:小田桐誠「放送人の肖像-4-受け継がれるドキュメンタリーの歳月 城菊子(山口放送テレビ制作部次長)」『放送文化』1997年平成9年)12月号、日本放送出版協会、1997年、92 -101頁。 
  4. ^ 参考文献:竹葉晶子「わたし流番組論(70)"2.5メートルの女"をいましめに」『月刊民放』2003年平成15年)1月号、コーケン出版、2003年、42-45頁。 

出典

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  1. ^ 江上フジ(えがみ フジ)とは”. コトバンク. 2016年6月19日閲覧。
  2. ^ 講師プロフィール(笹谷 清子)”. 近鉄文化サロン. 近鉄百貨店. 2016年6月19日閲覧。
  3. ^ うないフェスティバル”. 那覇市. 2016年6月19日閲覧。
  4. ^ はんさむウーマン”. NHK名作選(動画他). NHK. 2016年6月19日閲覧。
  5. ^ 「VOGUE JAPAN Women of the Year 2014」「VOGUE JAPAN Women of Our Time」受賞者発表”. 共同通信PRワイヤー (2014年12月1日). 2016年6月20日閲覧。 “【国谷裕子さん(キャスター)】これまでに放送ウーマン賞(98)、…”
  6. ^ 平良とみさんに放送ウーマン賞”. 琉球新報 (2002年3月2日). 2016年6月19日閲覧。
  7. ^ 『はなまるマーケット』岡江久美子が放送ウーマン賞受賞”. ORICON STYLE (2007年3月9日). 2016年6月20日閲覧。
  8. ^ 中園 ミホ(なかぞの みほ)”. WATANABE PRODUCTIONS 「Culture Club」. 2016年6月20日閲覧。 “08年放送ウーマン賞を受賞。”
  9. ^ 株式会社バサラ”. 2016年6月19日閲覧。
  10. ^ Staff紹介 株式会社椿プロ Tsubaki Pro”. 2016年6月19日閲覧。
  11. ^ 「トピックスコーナー 大石静氏、放送ウーマン賞を受賞」『ドラマ』2011年平成23年)4月号、映人社、2011年。 
  12. ^ STAFF”. OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー. 2016年6月19日閲覧。
  13. ^ a b NHK コンクール受賞番組 放送ウーマン賞で検索”. NHK ONLINE. 2016年6月20日閲覧。
  14. ^ 【第1回】市川森一脚本賞 - 市川森一脚本賞” (2013年). 2016年6月20日閲覧。 “内山聖子(うちやま さとこ)株式会社テレビ朝日 ゼネラルプロデューサー<略歴>2012・放送ウーマン賞2012”
  15. ^ 50周年の3分クッキングに放送ウーマン賞”. 日テレNEWS24 (2014年3月7日). 2016年6月20日閲覧。
  16. ^ a b c 「サザエさんの声」声優の加藤みどりさん 放送ウーマン賞特別賞”. 産経新聞 (2015年3月24日). 2016年6月20日閲覧。
  17. ^ テレビの内側覗いてみれば 誰でも99%は凡人だ”. J-CAST (2015年5月25日). 2016年6月20日閲覧。 “放送界に優れた功績をあげた女性に贈られる「放送ウーマン賞2014」を受賞した。”
  18. ^ a b 小柳ちひろさんらが「放送ウーマン賞2015」授賞”. 日刊スポーツ (2016年3月9日). 2016年6月20日閲覧。
  19. ^ 株式会社 特効”. 2016年6月19日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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