日本海縦貫線

日本の大阪府大阪市北区から青森県青森市までを結ぶ、日本海沿岸に敷設された数々の西日本旅客鉄道線・第三セクター鉄道線および東日本旅客鉄道線の総称

日本海縦貫線(にほんかいじゅうかんせん)は、近畿地方から東北地方あるいは北海道までの日本海沿岸に敷設された、JRおよび第三セクター鉄道路線の総称である[1]

日本海縦貫線
北陸本線内を走行する JR貨物EF510形電気機関車牽引の貨物列車
北陸本線内を走行する
JR貨物EF510形電気機関車牽引の貨物列車
基本情報
日本の旗 日本
所在地 大阪府京都府滋賀県福井県石川県富山県新潟県山形県秋田県青森県北海道
区間 大阪駅 - 青森駅または札幌駅
経由路線
  • JR西日本:東海道本線・湖西線・北陸本線
  • JR東日本:信越本線・白新線・羽越本線・奥羽本線・津軽線
  • JR北海道:海峡線・函館本線・室蘭本線・千歳線
  • 第三セクター:ハピラインふくい線・IRいしかわ鉄道線・あいの風とやま鉄道線・日本海ひすいライン・道南いさびり鉄道線
全通 1924年7月31日
運営者
路線諸元
路線距離 1,039.9 km(大阪駅 - 青森駅)新潟駅経由
1,512.2 km(大阪駅 - 札幌駅)新潟駅・室蘭本線・千歳線経由
軌間 1,067 mm
複線区間 大阪駅 - 新潟駅 - 新崎駅、新発田駅 - 金塚駅、中条駅 - 平林駅、村上駅 - 間島駅、越後早川駅 - 桑川駅、越後寒川駅 - 勝木駅、府屋駅 - 小岩川駅、あつみ温泉駅 - 羽前大山駅、藤島駅 - 本楯駅、遊佐駅 - 吹浦駅、金浦駅 - 仁賀保駅、西目駅 - 折渡駅、道川駅 - 下浜駅、秋田駅 - 追分駅、羽後飯塚駅 - 八郎潟駅、鹿渡駅 - 森岳駅、鶴形駅 - 前山駅、鷹ノ巣駅 - 早口駅、大館駅 - 川部駅、新中小国信号場 - 木古内駅、函館駅 - 七飯駅、森駅 - 鷲ノ巣信号場、山崎駅 - 黒岩駅、北豊津信号場 - 洞爺駅、有珠駅 - 長和駅、稀府駅 - 札幌駅
電化方式
  • 直流 1,500 V 架空電車線方式(大阪駅 - 敦賀駅間、梶屋敷駅 - 村上駅間)
  • 交流 20,000 V・60 Hz 架空電車線方式(敦賀駅 - 梶屋敷駅間)
  • 交流 20,000 V・50 Hz 架空電車線方式(村上駅 - 新中小国信号場間、木古内駅 - 五稜郭駅間、函館駅 - 新函館北斗駅間、東室蘭駅 - 札幌駅間)
  • 交流 25,000 V・50 Hz 架空電車線方式(新中小国信号場 - 木古内駅間)
  • 非電化(新函館北斗駅 - 東室蘭駅間)
保安装置 ATS-P、ATS-Ps、ATS-SN、ATS-SW
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複数の路線の全部または一部から構成されるが、長距離運行する優等列車(特急寝台特急急行)や貨物列車の運用上、一部で一体的に機能させている。正式な路線名称ではなく、JR旅客会社および第三セクター会社では案内名称としては使用しないが、日本貨物鉄道(JR貨物)では案内名称として使用している[2]。日本海縦貫線の距離は大阪駅 - 青森駅間で1,039.9キロメートル(新潟駅経由)、大阪駅 - 札幌駅間で1,512.2キロメートル(新潟駅・室蘭本線千歳線経由)である。

構成路線

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1988年青函トンネル開通以降は、これに以下の路線を合わせ、北海道の札幌駅に至るまでの路線を指して用いられることもある[3]

歴史

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いわゆる日本海縦貫線が全通したのは、1924年7月31日に羽越本線の村上駅 - 鼠ケ関駅間が開業した時である。開業と同時に、早速神戸駅 - 富山駅間の急行列車を延長して神戸駅 - 青森駅間を結ぶ急行列車が設定された[4][5]1956年に白新線が全線開通してこれに加わり、翌1957年には同線内に新潟操車場(現新潟貨物ターミナル駅)が設置されている。

この区間は近畿と北海道を結ぶ最短経路であり、早くから多数の貨物列車が設定されていた。そのためJRの前身である国鉄内部では「日本海岸線」[6]ないしは「裏縦貫線」[7]という呼び方が存在した。しかし裏日本が差別的・侮蔑的と捉えられることもあって、1965年頃から国鉄は「日本海縦貫線」の語を公に用いるようになった[8]。なお『貨物時刻表』では、各路線名ではなくこの「日本海縦貫線」の路線表記となっており、青森信号場から吹田貨物ターミナル駅までの時刻が掲載されている[2]

1972年8月5日新津駅 - 秋田駅間の電化完成[9]により、全区間で電車の直通運転が可能になった。1974年7月20日には山科駅 - 近江塩津駅間の湖西線が開業し[10]、翌1975年3月10日から大阪方面発着の特急と一部の急行が米原駅経由から湖西線経由に変更された[11]

2015年3月14日北陸新幹線金沢駅開業時に、並行在来線となる北陸本線の金沢駅 - 直江津駅間がJR西日本の経営から分離され、IRいしかわ鉄道(金沢駅 - 倶利伽羅駅間)・あいの風とやま鉄道(倶利伽羅駅 - 市振駅間)・えちごトキめき鉄道(市振駅 - 直江津駅間)の第三セクター鉄道3社に移管された。

2024年3月16日の北陸新幹線の金沢駅 - 敦賀駅間が開業時に、並行在来線となる北陸本線の金沢駅 - 敦賀駅間がJR西日本より経営分離され、金沢駅 - 大聖寺駅間がIRいしかわ鉄道に編入、大聖寺駅 - 敦賀駅間は新設されたハピラインふくいの第三セクター鉄道各社に移管された。

年表

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  • 1885年10月15日:信越本線(高崎駅 - 新潟駅間)全線開通。
  • 1889年7月1日:東海道本線(新橋駅 - 神戸駅間)全線開通。
  • 1902年12月10日:函館本線(函館駅 - 旭川駅間)全線開通。
  • 1905年9月14日:奥羽本線(福島駅 - 青森駅間)全線開通。
  • 1919年4月1日:北陸本線(米原駅 - 直江津駅間)全線開通。
  • 1924年7月31日:羽越本線(新津駅 - 秋田駅)全線開通。
  • 1928年9月10日:室蘭本線(長万部駅 - 岩見沢駅間)全線開通。
  • 1951年12月5日:津軽線(青森駅 - 三厩駅間)全線開通。
  • 1953年12月23日:白新線(新潟駅 - 新発田駅間)全線開通。
  • 1973年9月9日:千歳線(沼ノ端駅 - 白石駅間)全線開通
  • 1974年7月20日:湖西線(近江今津駅 - 山科駅間)全線開通。
  • 1988年3月13日:海峡線(中小国駅 - 木古内駅間)全線開通。
  • 2014年5月12日:江差線(木古内駅 - 江差駅間)廃線。
  • 2015年3月14日:北陸新幹線(長野駅 - 金沢駅間)開業により信越本線(直江津駅 - 妙高高原駅間)、北陸本線(直江津駅 - 市振駅間)をえちごトキめき鉄道に、北陸本線(市振駅 - 倶利伽羅駅間)をあいの風とやま鉄道に、北陸本線(倶利伽羅 - 大聖寺駅間)をIRいしかわ鉄道に移管。
     
    えちごトキめき鉄道に移管された旧北陸本線の日本海ひすいライン開業記念式典(2015年3月 糸魚川駅)
  • 2016年3月26日:北海道新幹線(新青森駅 - 新函館北斗駅間)開業に伴い江差線(木古内駅 - 五稜郭駅間)を道南いさりび鉄道に移管。また、在来線の定期旅客列車は青函トンネルを走行できなくなる。
  • 2024年3月16日:北陸新幹線(金沢駅 - 敦賀駅間)開業に伴い、北陸本線(大聖寺駅 - 敦賀駅間)をハピラインふくいに移管。

今後の計画

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  • 2022年8月の豪雨で被災した津軽線について2027年春に廃止することが決定している。
  • 2030年末に予定される北海道新幹線札幌駅延伸に伴い、並行在来線である函館本線の一部はバス転換することが決まっている。

路線の特徴

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えちご押上ひすい海岸駅(交流) - 梶屋敷駅(直流)間のデッドセクション
 
新津駅の駅名標。新津駅(および新潟駅)を境に日本海縦貫線の運行形態が大きく変わる

大阪駅から信越本線の新潟駅までは一貫して複線(大阪駅 - 草津駅間は複々線)であり、第三セクター区間を除くと特急列車の本数は多い。新津以北の羽越本線と新潟駅 - 新発田駅間の白新線は単線と複線が入り混じる路線となり、普通・特急列車の本数は少なくなり、列車の速度も遅くなる。

大阪駅 - 米原駅間は本州の大動脈である東海道本線の一部であり、日本海縦貫線と重複するこの区間は、あらゆる方面へ向かう旅客列車・貨物列車が走行する。

函館本線長崎本線と同じようにルートが2つに分かれている区間が日本海縦貫線には2か所あり、山科駅 - 近江塩津駅間の湖西線経由と東海道・北陸本線経由の2つのルート、新津駅 - 新発田駅間の信越本線・白新線経由と羽越本線経由の2つのルートがある。定期特急列車は山科駅から近江塩津駅まですべて湖西線経由であり、新潟貨物ターミナル駅を経由しない貨物列車は新津駅から新発田駅まで羽越本線経由である。貨物列車にも、湖西線経由と東海道・北陸本線経由、信越・白新線経由と羽越本線経由がある。なお、柏崎駅から新潟駅にかけては営業キロの短い越後線も並走しているが、線路規格が低く工事や災害などの理由がない限り迂回路線としては使用されないことから日本海縦貫線には含まれない。

東海道本線・山陽本線の本州内[注釈 1]は一貫して直流電化であり、東北本線は黒磯駅以南が直流電化、以北が交流電化で黒磯駅 - 高久駅間のみにデッドセクションがあるのに対し、日本海縦貫線は直流電化区間と交流電化区間(50Hzと60Hz)が混在しているため何度もデッドセクションを通過する。日本海縦貫線のデッドセクションはハピラインふくい線の敦賀駅 - 南今庄駅[注釈 2]、日本海ひすいラインの梶屋敷駅 - えちご押上ひすい海岸駅[注釈 3]、羽越本線の村上駅 - 間島駅[注釈 4]にある。そのため日本海縦貫線には、多くの交直両用の電車・機関車が見られ、日本海縦貫線(本州内)をすべて走行する電車・機関車の場合には、直流1500V、交流20kV50Hz、交流20kV60Hzの3つの電源方式に対応できなければならない。北海道に乗り入れる場合はさらに青函トンネル内の交流25kV・60Hzや非電化区間に対応する必要があるが、貨物列車では当該区間通過前に専用の交流機関車(EH800形)およびディーゼル機関車(DF200形)に交換している。クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の車両E001形は4電源方式と非電化区間のすべてに対応している。

しかし、羽越本線の新津駅 - 新発田駅間は電化区間であるのに大多数の普通列車が気動車であり、羽越本線の村上駅 - 鶴岡駅間は交直流電車ではなく全て気動車で運行されており、日本海ひすいラインも、デッドセクションを跨いで運行される普通列車は気動車で運行されている。これらの区間は、日本海縦貫線で異質な区間であり、輸送密度が低く交直流電車の新造・購入費および維持費が高額であること、単行運転(1両だけで運転)できる交直流電車および交流電車が存在しないためである。

高架線は湖西線のほぼ全線、ハピラインふくい線の福井駅、IRいしかわ鉄道線の小松駅金沢駅、あいの風とやま鉄道線の富山駅東滑川駅 - 魚津駅間で見られる。

新大阪駅 - 米原駅間では東海道新幹線、敦賀駅 - 糸魚川駅間では北陸新幹線長岡駅 - 新潟駅間では上越新幹線が並行している。秋田駅では秋田新幹線新青森駅では東北新幹線北海道新幹線が接続している。

災害・事故による路線寸断

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新潟県中越沖地震で、土砂崩れに遭った青海川駅。(2007年)
 
羽越本線脱線事故で、豚舎に横転した特急「いなほ」の485系3000番台。(2005年 山形県庄内町)

長大トンネルを経由する新線に切り替えるなどの対策がとられたものの、親不知付近をはじめ、特に新潟県などにみられる日本海の海岸線まで山地が迫る区間があるその地勢や、沿線全体が豪雪地帯を通ることから、豪雨や地震による土砂崩れ、高波、雪害などの自然災害やそれによる事故で長期間不通となる事態もたびたび起きており、代替として使える並行路線が存在しないことから、長距離夜行列車などは、そのたび長期間運休を余儀なくされている。

  • 1934年 - 北陸本線能生駅 - 筒石駅間が地滑りにより不通となる。1963年にも同様の事態が起きた。
  • 1963年 - 三八豪雪により、北陸本線・信越本線などが約1か月間不通となる。
  • 2000年12月 - 羽越本線村上駅 - 間島駅間で、下り線が高波に流される。翌2001年2月まで上り線のみを使用し、単線運転を行った。
  • 2004年 - 新潟県中越地震
  • 2005年 - JR羽越本線脱線事故
  • 2006年7月 - 梅雨末期の集中豪雨により、羽越本線小岩川駅 - あつみ温泉駅間で土砂崩れ発生。約1か月間不通となる。
  • 2007年 - 新潟県中越沖地震のため、信越本線青海川駅付近で土砂崩れ発生。路線が寸断され、寝台特急などに運休が出る。
  • 2022年8月 - 南越前町周辺での集中豪雨により、線路設備に甚大な被害が発生。北陸本線敦賀駅 - 武生駅間が不通となる。
  • 2024年9月 - 大雨の影響による土砂流出で村上駅 - 間島駅間が不通となり、特急「いなほ」が村上駅 - 酒田駅間で運休[12]

運行形態

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定期特急列車の運行本数については、大阪駅から湖西線を経ての北陸本線敦賀駅まで特急列車が多数走行する特急街道であり、そのうち近江塩津駅から敦賀駅まで大阪駅・名古屋駅発着の昼行特急列車が入り混じり40本以上走行する。金沢駅から津幡駅と、直江津駅から青森駅までは特急の本数が10本以下となり、特に酒田駅から秋田駅までが比較的少ない[注釈 5]。なお、敦賀駅から金沢駅間と津幡駅から直江津駅間は第三セクター化された後は特急列車は走行していない。

日本海縦貫線は物流の動脈であるために多くの貨物列車が走り、普通旅客列車の本数が少なく2両編成の列車あるいは1両編成のワンマン列車が運転されているような区間でも長編成の貨物列車が見られる。日本海縦貫線は本州の大動脈とされる「東海道本線山陽本線」と「東北本線IGRいわて銀河鉄道線青い森鉄道線[注釈 6]と同様に貨物輸送で重要な役割を果たし、全線で同じ機関車が牽引する貨物列車が見られるものの、日本海縦貫線の貨物列車の本数は前述した本州の大動脈とされる各線に比べると少ない。

日本海縦貫線のほぼ全線を走破する列車として、貨物列車が運転されており、かつては臨時夜行列車日本海」「トワイライトエクスプレス」「あおもり」「東北夏祭り」も運転されていた。湖西線を経由し新潟駅を経由しない「日本海」・「トワイライトエクスプレス」の大阪駅 - 青森駅間の走行距離は1023.4キロであった[注釈 7]

かつては日本最長距離を走る昼行の直通列車として大阪駅 - 青森駅間に特急「白鳥」が運転されていたが、長距離区間を乗り通す利用客の減少により2001年3月3日に廃止された。以来同区間を通して走る昼行特急列車は無い。

2024年3月16日ダイヤ改正時点で運転されている昼行特急列車・快速列車は以下の通りである。なお、大阪駅 - 米原駅間や金沢駅 - 津幡駅間のみを走行する列車は記述しない。区間は日本海縦貫線内の走行区間。

特急列車
快速列車

青森駅 - 札幌駅間を含む場合は以下の列車も加わる。

特急列車

2015年3月13日までは、福井駅・金沢駅 - 直江津駅 - 犀潟駅間には北越急行ほくほく線経由で越後湯沢駅に発着する「はくたか」、金沢駅 - 新潟駅間には「北越」が運行されていたが、北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間開業に伴い廃止された[13][14]

2024年3月16日に北陸新幹線の金沢駅 - 敦賀駅間が開業したことに伴い、京阪神や中京方面から北陸本線に乗り入れる「サンダーバード」「しらさぎ」は、並行在来線の第三セクター移管(ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道)と北陸新幹線に接続するアクセス特急に変わることから、敦賀駅 - 金沢駅間の運転を取り止め、敦賀駅までの運転に短縮された。また福井駅 - 金沢駅間の「ダイナスター」も廃止され[注釈 8]、旧北陸本線のうち、敦賀駅から直江津駅までごく一部を除き、ほぼ全区間にわたり昼行特急が消滅することとなった[注釈 9][15][16]

夜行列車としては急行「きたぐに」が大阪駅 - 新潟駅間に運転されていた。なお、夜行列車は「きたぐに」をのぞき、新津駅から羽越本線に入るため、新潟駅は経由していなかった。その他、夜行列車に限らず新潟県以北の羽越本線方面へ直通する特急列車で新潟駅を経由したのは「白鳥」のみであった[17]

2010年3月12日までは定期夜行列車として急行「能登」が金沢駅 - 長岡駅間に運転されており(2010年3月13日のダイヤ改正で臨時列車に変更)、同区間は日本で複数の定期急行が重複して走る最後の区間となっていた。

東北本線に不通区間が生じた場合は、同線を経由する寝台特急「北斗星」・「カシオペア」が迂回して日本海縦貫線を経由することもあったが、これらの列車は北海道新幹線新青森駅 - 新函館北斗駅間が開業する2016年3月26日までに廃止されている。

貨物列車では札幌貨物ターミナル駅 - 福岡貨物ターミナル駅間を結ぶ高速貨物列車が1往復あり(大阪以西は東海道山陽鹿児島本線経由)、これは貨物列車に限らず、日本国内最長距離を走る列車である[18]。また八戸貨物駅百済貨物ターミナル駅の間には輸送専用の貨物列車「全農号」が運行されており、日本海縦貫線沿線で生産された米を輸送している。

廃止列車

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1988年以降の青森駅 - 札幌駅間を走行する列車を含み、七尾線・能登線直通列車のうち金沢以南に直通しない列車を除く。各列車の区間は特記なければ全運行区間。詳細は各列車の記事を参照。 出典:[19][20][21][22]

  • 特急「白鳥」(大阪駅 - 青森駅間)1961年 - 2001年。
  • 特急「雷鳥」(大阪駅 - 金沢駅間)1964年 - 2011年。1978年 - 2001年は最長で大阪駅 - 新潟駅間の運転。
  • 特急「スーパー雷鳥」(大阪駅 - 金沢駅・和倉温泉駅間)1989年 - 2001年。
  • 特急「ゆぅトピア和倉」(大阪駅 - 和倉温泉駅間)1989年 - 1991年。
  • 特急「サンダーバード」(敦賀駅 - 魚津駅・和倉温泉駅間)1997年 - 2024年。2015年金沢駅 - 魚津駅間廃止、2024年敦賀駅 - 金沢駅・和倉温泉駅間廃止。大阪駅 - 敦賀駅間は運行中。
  • 特急「北越」(金沢駅 - 新潟駅間)1969年 - 2015年。1978年まで大阪駅 - 新潟駅間の運転。
  • 特急「おはようエクスプレス」(敦賀駅 - 金沢駅間)2001年 - 2024年。2019年まで福井駅 - 金沢駅間の運転。
  • 特急「おやすみエクスプレス」(敦賀駅 - 金沢駅間)2003年 - 2024年。2019年まで福井駅 - 金沢駅間の運転。
  • 特急「しらさぎ」(敦賀駅 - 富山駅・和倉温泉駅間)1964年 - 2024年。2015年金沢駅 - 富山駅・和倉温泉駅間廃止、2024年敦賀駅 - 金沢駅間廃止。名古屋駅 - 敦賀駅間は運行中。
  • 特急「加越」(米原駅 - 金沢駅間) 1975年 - 2003年。
  • 特急「きらめき」(米原駅 - 金沢駅間) 1988年 - 1997年。
  • 特急「ダイナスター」(福井駅 - 金沢駅間)2015年 - 2024年。
  • 特急「白山」(金沢駅 - 上野駅間〈長野駅経由〉)1972年 - 1997年。
  • 特急「はくたか」(金沢駅 - 上野駅間〈上越線経由〉)1965年 - 1982年。1969年まで長野駅経由。
  • 特急「はくたか」(和倉温泉駅・金沢駅 - 越後湯沢駅間)1997年 - 2015年。
  • 特急「かがやき」(金沢駅 - 長岡駅間)1988年 - 1997年。
  • 特急「みのり」(長野駅・高田駅 - 新潟駅間)1997年 - 2002年。快速「くびき野」に格下げ。
  • 特急「鳥海」(上野駅 - 青森駅間〈上越線経由〉)1982年 - 1985年。
  • 特急「むつ」(秋田駅 - 青森駅間)1985年 - 1986年。
  • 特急「つばさ」(山形駅 - 青森駅間)青森駅発着列車は1985年 - 1986年。
  • 特急「たざわ」(秋田駅 - 青森駅間)青森駅発着列車は1986年 - 1997年。1996年まで盛岡駅 - 青森駅間〈田沢湖線経由〉の運転。1997年に「かもしか」に改称。
  • 特急「かもしか」(秋田駅 - 青森駅間)1997年 - 2002年。
  • 特急「いなほ」(秋田駅 - 青森駅間)青森駅発着列車は1972年 - 2010年。1982年まで最長で上野駅 - 青森駅間〈上越線経由〉の運転。2010年に秋田駅 - 青森駅間を「つがる」に分離。新潟駅 - 秋田駅間は「いなほ」として運行中。
  • 特急「はつかり」(盛岡駅 - 函館駅間)函館駅発着列車は1988年 - 2002年。
  • 特急「白鳥・スーパー白鳥」(新青森駅 - 函館駅間)2002年 - 2016年。2010年まで八戸駅 - 函館駅間の運転。
  • 寝台特急「日本海」(大阪駅 - 青森駅・函館駅間)1968年 - 2011年。
  • 寝台特急「トワイライトエクスプレス」(大阪駅 - 札幌駅間)1989年 - 2016年。
  • 寝台特急「つるぎ」(大阪駅 - 新潟駅間)1972年 - 1994年。
  • 寝台特急「北陸」(金沢駅 - 上野駅間〈上越線経由〉)1975年 - 2010年。
  • 寝台特急「出羽」(上野駅 - 秋田駅間〈上越線経由〉)1982年 - 1993年
  • 寝台特急「鳥海」(上野駅 - 青森駅間〈上越線経由〉)1990年 - 1997年。「あけぼの」に改称。
  • 寝台特急「あけぼの」(上野駅 - 青森駅間〈福島駅経由〉)1970年 - 1997年。
  • 寝台特急「あけぼの」(上野駅 - 青森駅間〈上越線経由〉)1997年 - 2015年。
  • 寝台特急「北斗星」(上野駅 - 札幌駅間〈東北本線経由〉)1988年 - 2015年。
  • 寝台特急「カシオペア」(上野駅 - 札幌駅間〈東北本線経由〉)1999年 - 2016年。
  • 急行「越前」(大阪駅 - 金沢駅間)1962年 - 1963年、1964年 - 1965年。いずれも「加賀」に改称。
  • 急行「ゆのくに」(大阪駅 - 金沢駅間)1963年 - 1965年、1968年 - 1982年。
  • 急行「加賀」(大阪駅 - 金沢駅間)1963年 - 1968年。「ゆのくに」に統合され廃止。
  • 急行「立山」(大阪駅 - 富山駅間)1956年 - 1985年。
  • 急行「奥能登」(大阪駅 - 和倉駅・輪島駅間)1963年 - 1968年。
  • 急行「越山」(大阪駅 - 富山駅間)1964年 - 1965年。
  • 急行「越後」(大阪駅 - 新潟駅間)1968年 - 1978年。
  • 急行「兼六」(名古屋駅 - 金沢駅間)1966年 - 1975年。
  • 急行「くずりゅう」(米原駅 - 金沢駅間)1966年 - 1985年。
  • 急行「こがね・しろがね」(名古屋駅 - 富山駅 - 名古屋駅間〈片道は高山本線経由〉)1966年 - 1972年。
  • 急行「白馬」(金沢駅 - 松本駅間〈大糸線経由〉)1971年 - 1982年。
  • 急行「しらゆき」(金沢駅 - 青森駅間)1963年 - 1982年。
  • 急行「白山」(金沢駅 - 上野駅間〈長野駅経由〉)1954年 - 1972年。特急に格上げ。
  • 急行「ひめかわ」(青海駅 - 新潟駅間〈越後線経由〉)1966年 - 1982年。1968年まで長岡駅経由。
  • 急行「くびき」(田口駅 - 新潟駅間)1966年 - 1968年。
  • 急行「よねやま」(上田駅 - 新潟駅間)1966年 - 1972年。「とがくし」に改称
  • 急行「とがくし」(上田駅・長野駅 - 新潟駅間)1972年 - 1988年。「赤倉」に改称
  • 急行「南越後」(松本駅 - 新潟駅間)1985年 - 1988年。「赤倉」に改称
  • 急行「赤倉」(小諸駅・長野駅・松本駅 - 新潟駅間)1988年 - 1997年。
  • 急行「よねやま」(上野駅 - 直江津駅間)1972年 - 1985年。
  • 急行「あがの」(福島駅 - 新潟駅間〈磐越西線経由〉)1966年 - 1985年。1982年まで仙台駅 - 新潟駅間〈磐越西線経由〉の運転。快速に格下げ。
  • 急行「羽越」(新潟駅 - 秋田駅間)1968年 - 1982年。
  • 急行「あさひ」(新潟駅 - 仙台駅間〈米坂線経由〉)1966年 - 1982年。「べにばな」に改称。
  • 急行「べにばな」(新潟駅 - 山形駅間〈米坂線経由〉)1966年 - 1991年。1985年まで新潟駅 - 仙台駅間〈米坂線経由〉の運転。快速に格下げ。
  • 急行「月山」(山形駅 - 酒田駅・吹浦駅間〈仙山線経由〉)1966年 - 1992年。1982年まで仙台駅発着列車あり。1982年まで鼠ヶ関駅発着列車あり。
  • 急行「もがみ」(仙台駅・米沢駅 - 酒田駅・羽後本荘駅間〈陸羽東線経由〉)1966年 - 1986年。羽後本荘駅発着列車は1968年から。
  • 急行「千秋」(仙台駅・米沢駅 - 青森駅間〈陸羽東線経由〉)1966年 - 1983年。
  • 急行「こまくさ」(山形駅 - 青森駅間)1978年 - 1982年。
  • 急行「むつ」(秋田駅 - 青森駅間)1965年 - 1985年。特急に格上げ。1968年まで仙台駅 - 青森駅 - 秋田駅間の運転。
  • 急行「よねしろ」(秋田駅 - 陸中花輪駅間)1986年 - 2002年
  • 急行「よねしろ」(秋田駅 - 盛岡駅間〈花輪線経由〉)1966年 - 1968年。「はちまんたい」に改称。
  • 急行「はちまんたい」(秋田駅 - 盛岡駅間〈花輪線経由〉)1968年 - 1972年。
  • 急行「よねしろ」(盛岡駅 - 弘前駅間〈花輪線経由〉)1970年 - 1985年。1972年までは仙台駅 - 秋田駅間〈花輪線経由〉、1972年 - 1982年は宮古駅・盛岡駅 - 秋田駅間〈花輪線経由〉の運転。
  • 急行「岩木」(深浦駅 - 青森駅・鮫駅間)1968年。「深浦」に改称。
  • 急行「深浦」(深浦駅 - 陸中八木駅間)1968年 - 1982年。1972年まで深浦駅 - 青森駅・鮫駅間の運転。
  • 急行「能登」(東京駅 - 金沢駅間〈米原駅経由〉)1959年 - 1968年
  • 急行「日本海」(大阪駅 - 青森駅間)1947年 - 1968年。愛称は特急に転用、列車は「きたぐに」に改称。
  • 急行「つるぎ」(大阪駅 - 富山駅間)1963年 - 1968年。「立山」に統合。
  • 急行「金星」(大阪駅 - 富山駅間)1965年 - 1968年。「つるぎ」に改称。
  • 急行「つるぎ」(大阪駅 - 新潟駅間)1968年 - 1972年。特急に格上げ。
  • 急行「きたぐに」(大阪駅 - 新潟駅間)1968年 - 2012年。1982年まで大阪駅 - 青森駅間の運転。
  • 急行「北陸」(福井駅・金沢駅 - 上野駅間〈上越線経由〉)1947年 - 1975年。1953年 - 1956年は大阪駅 - 上野駅間の運転。特急に格上げ。
  • 急行「黒部」(金沢駅 - 上野駅間〈長野駅経由〉)1961年 - 1968年。
  • 急行「越前」(福井駅 - 上野駅間〈長野駅経由〉)1965年 - 1982年。
  • 急行「能登」(金沢駅 - 上野駅間〈上越線経由〉)1975年 - 2010年。1993年 - 2001年は福井駅 - 上野駅間の運転。1997年まで長野駅経由。
  • 急行「津軽」(上野駅 - 青森駅間〈上越線経由〉)1954年 - 1956年。「羽黒」に改称。
  • 急行「羽黒」(上野駅 - 秋田駅間〈上越線経由〉)1956年 - 1968年。
  • 急行「鳥海」(上野駅 - 秋田駅間〈上越線経由〉)1965年 - 1982年。
  • 急行「天の川」(上野駅 - 秋田駅間〈上越線経由〉)1963年 - 1994年。1972年まで上野駅 - 新潟駅間の運転。
  • 急行「津軽」(上野駅 - 青森駅間〈福島駅経由〉)1956年 - 1993年。
  • 急行「はまなす」(青森駅 - 札幌駅間)1988年 - 2016年
  • 快速「ホリデーライナーかなざわ」(富山駅 - 金沢駅)2007年 - 2015年。
  • 快速「やひこ」(上田駅 - 新潟駅間〈越後線経由〉)1991年 - 1993年。
  • 快速「くびき野」(新井駅 - 新潟駅間)2002年 - 2015年。
  • 快速(糸魚川快速、 糸魚川駅 - 新潟駅間)2015年 - 2017年。
  • 快速(新井快速、新井駅 - 新潟駅間)2015年 - 2022年。
  • 快速「マリンブルーくじらなみ」(柿崎駅 - 熊谷駅間〈上越線経由〉)1997年 - 2010年。
  • 快速「おはよう信越」(直江津駅 - 新潟駅間)2012年 - 2022年。
  • 快速「らくらくライナー」(新潟駅 - 長岡駅間)1994年 - 1999年。「らくらくホームトレイン」に改称。
  • 快速「らくらくホームトレイン」(新潟駅 - 長岡駅間)1999年 - 2004年。「らくらくトレイン長岡」に改称。
  • 快速「らくらくトレイン長岡」(新潟駅 - 長岡駅間)2004年 - 2012年。「らくらくトレイン信越」に改称。
  • 快速「らくらくトレイン信越」(新潟駅 - 直江津駅間)2012年 - 2022年。
  • 快速「あがの」(会津若松駅 - 新潟駅間)1985年 - 2022年。1993年まで郡山駅 - 新潟駅間の運転。
  • 快速「らくらくトレイン村上」(新潟駅 - 村上駅間)2004年 - 2021年。
  • 快速「こよし」(羽後本荘駅 - 秋田駅間)1986年 - 2002年。
  • 快速「ゆうぞら」(秋田駅 - 東能代駅間)1988年 - 1993年。
  • 快速「しらかみ」(秋田駅 - 大館駅・青森駅間)1993年 - 1997年。「しらゆき」に改称。
  • 快速「しらゆき」(秋田駅 - 大館駅間)1997年 - 2002年。1999年まで青森駅発着列車あり。
  • 快速「いわき」(秋田駅・大館駅・弘前駅 - 青森駅間)1993年 - 2002年
  • 快速「八幡平(盛岡駅 - 弘前駅間〈花輪線経由〉)弘前駅発着列車は1985年 - 1999年。
  • 快速「岩木」(弘前駅・五所川原駅 - 青森駅間)1986年 - 1993年。
  • 快速「深浦」(深浦駅 - 青森駅間)1986年 - 2014年。
  • 快速「アイリス」(函館駅 - 長万部駅)1987年 - 2016年。
  • 快速「ムーンライトえちご」(新宿駅 - 新潟駅間〈上越線経由〉)1986年 - 2014年。
  • 快速「ミッドナイト」(函館駅 - 札幌駅)1988年 - 2002年。

日本海縦貫線の使用車両

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詳細は以下の各項目を参照。

特急列車の車両

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大阪駅 - 青森駅間の特急列車の車両には一貫して485系が使用されていたが、2017年3月4日ダイヤ改正時点では、すべてJR発足後に登場した特急車両となっている。大阪駅から敦賀駅までは「サンダーバード」・「しらさぎ」などで681系683系が見られるが、敦賀駅から直江津駅まで見られなくなり、直江津駅からは「しらゆき」・「いなほ」でE653系、秋田駅からは「つがる」・「スーパーつがる」のE751系が見られる。

過去の特急列車の車両

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  • 481系:特急「雷鳥」や「白鳥」で運用されていた。
  • 485系:特急「北越」、「いなほ」、「みのり」などで運用されていた。
  • 681系683系北越急行所属):2015年の北陸新幹線金沢駅延伸開業前まで特急「はくたか」で使用されていた。同年以後は、JR西日本に譲渡されている。


貨物牽引機関車

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貨物列車の牽引機として交直両用電気機関車のEF510形が岡山貨物ターミナル駅から青森駅・青森信号場までと東海道本線の京都駅 - 米原駅間、信越本線の新津駅 - 新潟駅間、白新線の新潟駅 - 新発田駅間で見られる。JR貨物においては本形式は全機が富山機関区に配置され、2016年現在で38両(1 - 23・501 - 515号機)が在籍し、0番台/500番台の区別はなく、共通運用である。

EF510形は日本海縦貫線の全区間で使用することを想定した形式で製作当初より日本海縦貫線に集中して投入され、当初は大阪貨物ターミナル - 新潟貨物ターミナル間で運用されていたが、2007年3月ダイヤ改正では青森信号場まで、2012年3月ダイヤ改正では城東貨物線おおさか東線を経由して百済貨物ターミナルまで、2015年3月ダイヤ改正で山陽本線に入線するようになり岡山貨物ターミナル駅まで、さらに2017年改正では米原から東海道線や名古屋臨海高速鉄道に入り、名古屋貨物ターミナルまで運用を拡大した。2013年度から貨物列車受託解消で余剰となった501 - 508・511号機をJR東日本から購入。2015年度から2016年度にかけて512 - 515号機、さらにカシオペアと同色であった509・510号機も購入し、JR東日本所属であった15両はすべてJR貨物に移り、JR東日本において本形式は消滅した。

高崎線上越線経由で隅田川駅東京貨物ターミナル駅 - 南長岡駅新潟貨物ターミナル駅間を直通する貨物運用があるため、EH200形が南長岡駅 - 新潟貨物ターミナル駅間で見られる。

2016年3月のダイヤ改正で秋田貨物駅 - 青森信号場間でEH500形電気機関車の運用が開始された。

過去の貨物牽引機関車

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脚注

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注釈

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  1. ^ 本州・九州間の関門トンネルを通る下関駅 - 門司駅間も九州側の門司駅構内をのぞいて直流電化。
  2. ^ 直流1500Vと交流20kV60Hzとの間のセクション。
  3. ^ 交流20kV60Hzと直流1500Vとの間のセクション。
  4. ^ 直流1500Vと交流20kV50Hzとの間のセクション。
  5. ^ 酒田駅から秋田駅間は定期運転の快速列車も走っていない。
  6. ^ 鍵カッコ内の路線は、貨物列車の直通運転がそのまま行われている。
  7. ^ これは東海道・山陽本線経由で運行されていた「あさかぜ」の東京駅 - 下関駅間の走行距離1117.6キロに近い。
  8. ^ 敦賀駅 - 金沢駅間に朝・夜にそれぞれ運行される「おはようエクスプレス・おやすみエクスプレス」も廃止された。
  9. ^ IRいしかわ鉄道を介して津幡駅から七尾線に乗り入れる「能登かがり火」については同日以降も運行が継続される。

出典

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  1. ^ 【羽越本線の歴史と路線】日本海縦貫線の一部を担う日本海側の大幹線!寝台特急「日本海」も走った”. 昭文社 (2022年6月28日). 2023年1月20日閲覧。
  2. ^ a b 社団法人鉄道貨物協会『貨物時刻表』各号。目次には「日本海縦貫線は東海道・北陸・信越・羽越及び奥羽の各本線を縦貫する線です。」と注記がある。
  3. ^ 大雨による日本海縦貫線不通により、迂回貨物9050~8084~8085~7085列車を運転”. カルチュア・エンタテインメント (2022年8月16日). 2023年1月20日閲覧。
  4. ^ 日本国有鉄道『日本国有鉄道百年史 8』1971年、p.462
  5. ^ 鉄道省『大正十三年度 鉄道省年報』(国立国会図書館近代デジタルライブラリーより)
  6. ^ 『日本国有鉄道百年史 8』(日本国有鉄道、1971年)p.462には「日本海岸縦貫幹線」という表記がみられる。
  7. ^ 原田勝正「日本海縦貫線の成立」『鉄道ジャーナル』第33巻第2号、鉄道ジャーナル社、1999年2月、34-37頁。 のp.36
  8. ^ 山形県鉄道利用・整備強化促進期成同盟会『山形県の鉄道輸送』平成23年度版 (PDF) (山形県庁)p.53(pdfのp.57)
  9. ^ 池田光雅『鉄道総合年表1972-93』中央書院、1993年、p.15
  10. ^ 池田光雅『鉄道総合年表1972-93』中央書院、1993年、p.27
  11. ^ 池田光雅『鉄道総合年表1972-93』中央書院、1993年、p.33
  12. ^ 特急いなほ酒田―新潟間 運休3週間程度続く見込み 大雨で線路脇の土砂流出 羽越本線村上―間島駅間|2024年09月25日付紙面より|荘内日報ニュース−山形・庄内|荘内日報社”. www.shonai-nippo.co.jp. 2024年10月23日閲覧。
  13. ^ 平成27年3月14日ほくほく線ダイヤ改正 (PDF) - 北越急行 2019年7月3日閲覧
  14. ^ 2015年3月 ダイヤ改正について (PDF) - JR東日本 2019年7月3日閲覧 p.4に「特急「北越」の運転を取り止めます」と記載。
  15. ^ 金沢―敦賀間の特急サンダーバード、しらさぎ廃止を発表 JR西日本、敦賀駅で乗り換え必要に - 福井新聞ONLINE 2023年8月31日
  16. ^ 特急「サンダーバード・しらさぎ」は「敦賀止まり」で新幹線と接続へ 「ダイナスター」は廃止 3月の北陸新幹線延伸で - 乗りものニュース 2023年8月31日
  17. ^ 『JTB時刻表』2001年2月号 pp.506-515(2001年2月1日発行)
  18. ^ 鉄道日本一(3) 国内最長定期列車は札幌発福岡行の貨物”. ひろやすの汽車旅コラム. 日本旅行. 2019年7月2日閲覧。
  19. ^ 今尾恵介・原武史監修『日本鉄道旅行歴史地図帳』2号 東北、新潮社、2010年、pp.35-38,48-55
  20. ^ 今尾恵介・原武史監修『日本鉄道旅行歴史地図帳』4号 東京、新潮社、2010年、p.42
  21. ^ 今尾恵介・原武史監修『日本鉄道旅行歴史地図帳』6号 北信越、新潮社、2010年、pp.31-33,42,44-53,55
  22. ^ 今尾恵介・原武史監修『日本鉄道旅行歴史地図帳』7号 東海、新潮社、2010年、pp.44-45