日立自動車交通
日立自動車交通株式会社(ひたちじどうしゃこうつう)は、乗合バス・貸切バス・乗合タクシー・福祉タクシーを運行する日本の企業。日立自動車交通株式会社、タクシー・観光タクシーを運行する日立自動車交通第二株式会社、日立自動車交通第三株式会社、日立オートサービス株式会社を総称して日立自動車交通グループという。
日野・ポンチョロング | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | 日立自交、日立自動車 |
本社所在地 |
日本 〒120-0005 東京都足立区綾瀬6丁目11番22号 北緯35度46分18.1秒 東経139度49分29.4秒 / 北緯35.771694度 東経139.824833度座標: 北緯35度46分18.1秒 東経139度49分29.4秒 / 北緯35.771694度 東経139.824833度 |
設立 | 1960年7月13日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 6011801011369 |
事業内容 |
一般乗合旅客自動車運送事業 特定旅客自動車運送事業 一般貸切旅客自動車運送事業 他 |
代表者 | 代表取締役社長 佐藤 雅一 |
資本金 | 9500万円 |
売上高 | 52億円 |
純利益 |
2億6683万3000円 (2023年8月期)[1] |
総資産 |
34億1182万円 (2023年8月期)[1] |
外部リンク | 日立自動車交通ホームページ |
概要
編集日立自動車交通株式会社の本社は、東京都足立区綾瀬にあり、乗合バスの営業所は本社となる。東京23区内でコミュニティバスを運行受託し、その後一般路線バスとして2路線を開業している。
2002年(平成14年)に足立区のコミュニティバス「はるかぜ」の運行を受託したのを契機に、乗合バス事業に進出。現在では台東区「めぐりん」、文京区「Bーぐる」、中央区「江戸バス」、北区「Kバス」、葛飾区「さくら」、千代田区「風ぐるま」の7区で運行している。
かつては葛飾区で「レインボーかつしか」を運行していたが、現在は運行休止中。足立区「はるかぜ」の一部路線も廃止となっている。
東京都千代田区九段南の千代田区役所3階に千代田営業所があり、「風ぐるま」の運行管理や定期券販売業務が行われている。
新規自主路線としては、晴海ライナー(晴海トリトンスクエア - 有楽町駅 - 東京駅八重洲口 - 日本橋高島屋)、AKIBA SHUTTLE(秋葉原 - 浅草雷門 ・ 東京スカイツリータウン前)がある(AKIBA SHUTTLEは運行休止中)。
また、特別支援学校の送迎バス(スクールバス)や福祉タクシーも運行している。
タクシー事業としては、日立自動車交通第二株式会社は東京都足立区、日立自動車交通第三株式会社は東京都葛飾区に本社があり、いずれも日本交通グループに加盟する。車体表記はどちらも「HITACHI KOTSU」で、第二・第三で区別はない。2005年までは藤田無線に加盟しており、その当時の車体表記は「日立交通」であった。当時のロゴは車体表記としてはハイヤーにのみ現存する。東京都観光タクシーも運行している。
沿革
編集- 1960年(昭和35年)7月13日 - 会社設立。タクシー13台で事業開始[2]。
- 1990年(平成2年) - 福祉部を発足、福祉タクシー輸送を開始。
- 1993年(平成5年)5月18日 - 千代田区「リフト付福祉タクシー」運行開始。
- 1997年(平成9年)
- 1998年(平成10年) - 東京都内で初となる観光タクシー事業を開始[2]。
- 2000年(平成12年) - 足立区コミュニティバス「はるかぜ」(1号:綾瀬駅東口 - 西新井駅東口)運行開始[2]。
- 2003年(平成15年) - タクシー事業を分社化、日立自動車交通第二・日立自動車交通第三が発足。
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年) - 葛飾区コミュニティバス「レインボーかつしか」(金町駅南口 - ウェルピアかつしか)運行開始。
- 2006年(平成18年)
- 台東区循環バス「東西めぐりん」運行開始。
- 足立区コミュニティバス「はるかぜ(9号:綾瀬駅東口 - 亀有駅南口)」運行開始。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)4月27日 - 北区コミュニティバス試験運行開始[3]。
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)
- 秋葉01系統「AKIBA with 634」(秋葉原駅 - 東京スカイツリータウン前)運行開始。
- 「晴海ライナー」(銀座・八重洲線:晴海トリトンスクエア - 晴海トリトンスクエア)運行開始。
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)
- 秋葉03系統(浅草雷門前 - 秋葉原駅中央口折返し)運行開始。「AKIBA with 634」から「AKIBA SHUTTLE」に愛称変更。
- 2016年(平成28年)
- 2019年10月21日 - 小田原機器が新開発したICカード特化型の小型運賃箱を、初の納入先として日立自動車交通へ納入したことを発表[6]。
- 2020年3月18日 - 「はるかぜ」(日立自動車交通担当路線のみ)、「レインボーかつしか」、「晴海ライナー」で、IC定期券「PASMO定期券」「モバイルPASMO」定期券を発売[7]。
- 2024年(令和6年)
コミュニティバス受託(現行路線)
編集日立自動車交通はコミュニティバスを中心として、7種類21路線の乗合バスを運行している。路線の詳細については、各コミュニティバスの記事を参照のこと。
はるかぜ(足立区コミュニティバス)
編集- はるかぜ1号:綾瀬小学校東 - 綾瀬駅東口 - 青井駅 - 西新井駅東口 (綾01)
- 2000年(平成12年)4月1日:日立自動車交通の委託運行であった足立区役所送迎バスを引き継ぎ、綾瀬駅東口 - 西新井駅東口間を貸切代替バス方式により開業。
- この間も特例で東京都シルバーパスの利用が可能であった。
- 2002年(平成14年):一般乗合免許に移行。
- 2004年(平成16年)7月28日:こども家庭支援センター(東綾瀬区民事務所) - 綾瀬駅東口間を延長。
- 2005年(平成17年)8月24日:同日の首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線開業に伴い、青井駅乗り入れ開始。
- 2009年(平成21年)4月18日:夜間の足立区役所行を栗島住区センター行に変更。
- 2010年(平成22年)2月1日:梅島二丁目停留所移設。
- 2012年(平成24年)8月1日:はるかぜ第1弾からはるかぜ1号へ名称変更。
- 2019年(平成31年):東綾瀬区民事務所が閉鎖となったため道路を挟んで向かい側の綾瀬小学校にちなむ名称に変更。
- 2019年(平成31年)3月17日:乗務員の休憩時間確保のため綾瀬駅→綾瀬小学校東の運行本数を削減(回送扱いに変更)[9]
- 2023年(令和5年)9月14日:乗務員不足により平日も土休日ダイヤにて運行[10]
- 2000年(平成12年)4月1日:日立自動車交通の委託運行であった足立区役所送迎バスを引き継ぎ、綾瀬駅東口 - 西新井駅東口間を貸切代替バス方式により開業。
- はるかぜ9号:青井駅 - 綾瀬駅東口 - 東和五丁目 - 亀有駅南口 (綾11)
- はるかぜ12号:亀有駅南口 - 東和五丁目 - 綾瀬駅東口 - 五反野駅 - 足立区役所 - 西新井駅東口 (綾12)
めぐりん (台東区循環バス)
編集- 北めぐりん(浅草回り):浅草駅 → 橋場一丁目 → 吉原大門 → 三ノ輪駅 → 台東病院 → 浅草駅(循環)
- 北めぐりん(根岸回り):台東病院 → 三ノ輪駅 → 下谷三丁目 → 鶯谷駅北 → 入谷駅入口 → 台東病院(循環)
- 2001年(平成13年)6月29日:台東区循環バス「めぐりん」として開業。運行開始時の委託先は東京都交通局で、都営バス南千住営業所が担当していた。
- 2004年(平成16年)4月24日:日立自動車交通に委託先を変更。同時に「南めぐりん」開業にともない「北めぐりん」に愛称を変更。
- 南めぐりん:上野駅 → 新御徒町駅 → 浅草橋駅北 → 上野駅(循環)
- 2004年(平成16年)4月24日:「南めぐりん」として開業。
- 東西めぐりん(上野公園・三崎坂往復ルート):台東区役所 → 上野駅入谷口 → 上野駅公園口 → 寛永寺 → 千駄木駅 → 池之端四丁目 → 京成上野駅 → 台東区役所 → 上野駅入谷口 → 松が谷 → TX浅草駅 → 浅草駅 → 都営浅草駅 → 新御徒町駅 → 台東区役所(循環)
- 東西めぐりん(鶯谷駅経由・日医大回りルート):台東区役所 → 上野駅入谷口 → 上野駅公園口 → 下谷二丁目(鶯谷駅南) → 上野桜木 → 谷中 → 千駄木駅 → 日本医科大学病院下 → 根津駅 → 池之端四丁目 → 京成上野駅 → 台東区役所 → 上野駅入谷口 → 松が谷 → TX浅草駅 → 浅草駅 → 都営浅草駅 → 新御徒町駅 → 台東区役所(循環)
- 2006年(平成18年)4月29日:「東西めぐりん」として開業。
Bーぐる(文京区コミュニティバス)
編集- 千駄木・駒込ルート:文京シビックセンター(春日駅前) - 白山駅 - 千駄木駅 - 駒込駅 - 千石駅 - 文京シビックセンター(循環)
- 2007年(平成19年)4月26日:文京区コミュニティバス「Bーぐる」として開業。
- 2011年(平成23年)12月21日: 目白台・小日向ルート開業にともない「千駄木・駒込ルート」に改称。
- 目白台・小日向ルート:文京シビックセンター(春日駅前) - 江戸川橋駅 - 護国寺駅 - 茗荷谷駅 - 文京シビックセンター(循環)
- 2011年(平成23年)12月21日:「目白台・小日向ルート」として開業。
- 本郷・湯島ルート:文京シビックセンター(春日駅前) - 御茶ノ水駅 - 新御茶ノ水駅 - 湯島駅 - 文京シビックセンター(循環)
- 2021年(令和3年)9月30日:「本郷・湯島ルート」として開業。
Kバス(北区コミュニティバス)
編集- 王子・駒込ルート:JR王子駅 - 北区役所 - JR駒込駅 - JR王子駅
- 田端循環ルート:JR駒込駅 - JR田端駅 - JR駒込駅
- 浮間ルート:北赤羽駅浮間口 - 浮間舟渡駅 - 赤羽駅西口 - 北赤羽駅浮間口
江戸バス(中央区コミュニティバス)
編集- 北循環:中央区役所 - 八丁堀駅 - 新日本橋駅 - 東京駅八重洲北口 - 小伝馬町駅 - 馬喰横山駅 - 浜町駅(明治座前) - 水天宮前駅 - 中央区役所
- 南循環:中央区役所 - 築地本願寺 - 聖路加国際病院 - 月島スポーツプラザ - 晴海区民館 - 勝どき駅 - 豊海運動公園 - 勝どき駅前 - 聖路加国際病院 - 築地川公園 - 中央区役所
風ぐるま(千代田区地域福祉交通)
編集- 麹町ルート:千代田区役所 - ジロール麹町入口(半蔵門駅) - 麹町出張所 - 四谷駅 - 麹町四丁目 - いきいきプラザ一番町 - 東京家政学院前 - 市ヶ谷駅 - 東京逓信病院 - 地下鉄飯田橋駅東口 - 東京しごとセンター - 千代田区役所
- 富士見・神保町ルート:千代田区役所 - 飯田橋駅前 - 東京逓信病院 - 番町 - いきいきプラザ一番町 - 千代田保健所(九段下駅) - 神保町交差点北 - 障害者福祉センター「えみふる」 - 御茶ノ水駅前 - 水道橋駅前 - 千代田区役所
- 内神田ルート:千代田区役所 - 千代田保健所(九段下駅) - 神保町交差点北 - 障害者福祉センター「えみふる」 - 万世橋出張所 - ワテラス前 - 東日本銀行神田支店 - 岩本町ほほえみプラザ - 神田錦町 - 神保町交番前 - 九段下 - 千代田区役所
- 秋葉原ルート:千代田区役所 - 千代田保健所(九段下駅) - 専大前交差点 - 神田錦町三丁目 - 東日本銀行神田支店 - 岩本町ほほえみプラザ - 和泉公園入口 - 秋葉原駅中央口 - アーツ千代田3331 - 御茶ノ水駅 - 障害者福祉センター「えみふる」 - 九段下 - 千代田区役所
- 1993年(平成5年)5月18日:「リフト付福祉タクシー」運行開始。使用車両はトヨタ・ハイエース。
- 1997年(平成9年)4月1日:千代田区地域福祉タクシー「風ぐるま(乗合便)」として開業。
- 1998年(平成10年)4月1日:リフト付福祉タクシーに愛称「風ぐるま(貸切便)」を設定。乗合タクシーには「乗合便」の名称が付けられる。
- 2002年(平成14年)6月1日:乗合便に「内神田・富士見便」「駿河台・四谷便」の2ルートを増設。従来の「神田・麹町便」を「秋葉原・麹町便」に改称。
- 2005年(平成17年)8月24日:秋葉原駅前再開発に伴い、乗合便のルート・時刻を改正。「駿河台・四谷便」を「御茶ノ水・四谷便」に改称。
- 2007年(平成19年)3月19日:乗合便の運行ルートを改正、「御茶ノ水・四谷便」を「四谷・御茶ノ水便」に改称。
- 2007年(平成19年)5月7日:千代田区役所本庁舎移転に伴い、停留所を移設。
- 2010年(平成22年)1月4日:障害者福祉センター「えみふる」開設に伴い、乗合便の運行ルートを改正。従来の「秋葉原・麹町便」は「和泉・麹町便」に、「四谷・御茶ノ水便」は「四谷・あきば便」に名称が変更された[12]。
- 2010年(平成22年)2月:「駿河台下」停留所を、「和泉・麹町便」と「内神田・富士見便」に新設。
- 2010年(平成22年)9月21日:千代田保健所の移転、飯田橋保育園の富士見こども園への統合に伴い、乗合便の運行ルートと一部の停留所名称を変更。
- 2011年(平成23年)1月23日:秋葉原における歩行者天国再開に伴い、「四谷・あきば便」は日曜日に「万世橋」「秋葉原駅西側交通広場」停留所に停車せず、迂回運行を行うこととする。
- 2015年(平成27年)12月30日:乗合便の運行を終了。
- 2016年(平成28年)1月4日:千代田区地域福祉交通「風ぐるま」として、上記4路線が運行開始。
- 2016年(平成28年)11月28日:利用者から寄せられた意見・要望により、地域福祉交通「風ぐるま」の運行ルートを改正し、停留所を増設。
- 2017年(平成29年)6月5日:運行経路と時刻を改正。障害者福祉センター「えみふる」の施設内に設置されていた転車台が交換され、再度停留所を設置。施設前の道路上に設置していた停留所は「神田駿河台二丁目」に改称。
さくら(葛飾区乗合タクシー)
編集コミュニティバス受託(廃止路線・運行休止中)
編集はるかぜ(足立区コミュニティバス)
編集- はるかぜ10号:西新井駅西口 - 扇一丁目 - 扇大橋駅 - 高野駅 (西51)
- 2007年(平成19年)4月14日:足立区コミュニティバス「はるかぜ」第10弾 西新井駅西口 - 扇いちょう公園として開業。
- 2007年(平成19年)11月9日:西新井大師参道入口、西新井本町二丁目を停車箇所として追加。
- 2009年(平成21年)4月18日:扇いちょう公園を廃止し、高野駅 - 扇大橋駅経由に経路変更。
- 2010年(平成22年)4月19日:西新井駅側を循環形態に変更し、第七中学校は始終時間帯を除き、高野駅方面のみの停車とする。
- 2012年(平成24年)8月1日:はるかぜ第10弾からはるかぜ10号へ名称変更。
- 2023年(令和5年)9月14日:乗務員不足により平日も土休日ダイヤにて運行[10]
- 2024年(令和6年)3月29日:運行終了。[13]
レインボーかつしか (葛飾区コミュニティバス)
編集乗合バス路線(現行路線)
編集晴海ライナー
編集運行系統
編集銀座・八重洲線
編集- TYO-01系統:晴海トリトンスクエア→晴海三丁目→東銀座駅→有楽町駅→東京駅八重洲北口→日本橋髙島屋→晴海トリトンスクエア(これ以遠は降車のみ)→晴海二丁目
- 戻りの晴海トリトンスクエアの時点で車内に乗客の無い場合、以後は営業運行を打ち切り回送となることがある(時刻表に記載あり)。
- TYO-03系統:晴海トリトンスクエア→晴海三丁目→東銀座駅→有楽町駅→東京駅八重洲北口→日本橋高島屋→晴海トリトンスクエア
- 有楽14系統:晴海トリトンスクエア→晴海三丁目→東銀座駅→有楽町駅→(直行)→晴海トリトンスクエア
路線沿革
編集料金
編集料金は一律210円(小児110円)で、PASMOやSuicaなど相互利用可能な交通系ICカードも利用可能である(ICカード運賃は大人206円、子供103円)。また、バス特典サービスにも対応している[16][17]。
- 回数券(11枚綴):大人用2,100円・小児用1,100円
- 一日乗車券:大人券500円・小児券250円
- 往復乗車券:400円(※大人券のみ)
- 回数券・一日乗車券・往復乗車券は車内で発売
- 定期券:通勤1ヶ月9,000円 3ヶ月25,650円・通学1ヶ月7,200円 3ヶ月20,520円(※各種定期券とも障害者割引あり)
- 定期券は晴海トリトンスクエア3F サミット・エアー・サービスにて発売(平日・土曜日 11:00〜19:00)
車両
編集- 日野・ブルーリボンII、日野・ブルーリボンハイブリッド、BYD・K8、トヨタ・SORAで運行されている。
乗合バス路線(運行休止中)
編集秋葉01・02・03系統 (AKIBA SHUTTLE)
編集運行系統
編集- 秋葉01系統:秋葉原駅中央口 - (直行) - 東京スカイツリータウン前(浅草通り) - 秋葉原駅中央口
- 秋葉02系統:秋葉原駅中央口 - (直行) - 東京スカイツリータウン前(浅草通り) - 浅草雷門前 - 秋葉原駅中央口
- 秋葉03系統:秋葉原駅中央口 - (直行) - 浅草雷門前 - 秋葉原駅中央口
路線沿革
編集- 2012年(平成24年)5月28日:東京スカイツリータウン前行直行バス「AKIBA with 634」として開業。
- 2013年(平成25年)8月1日:浅草雷門前バス停を新設(復路のみ、東西めぐりん「雷門前」に併設)。
- 2014年(平成26年)6月14日:秋葉原駅中央口発、浅草雷門前行(直行)を新設。「AKIBA SHUTTLE」に名称変更。
- 2016年(平成28年)7月16日:路線休止[18]。
料金
編集料金は一律210円(小児110円)で、PASMOやSuicaなど相互利用可能な交通系ICカードも利用可能である(ICカード運賃は大人206円、子供103円)。また、バス特典サービスにも対応している[19]。
車両
編集開業当時は大型ノンステップバス(三菱ふそう・エアロスター)が導入されたが、その後、小型ノンステップバスの日野・ポンチョ(1ドアショートボディ)に変更された。2ドアロングタイプで運行されることもある。 一部の車両には、今戸神社で祈祷された恋愛祈願のハート形の吊り革が設置されている。
特定輸送
編集アクラス送迎バス
編集2010年(平成22年)春に完成した東京都江戸川区平井7丁目の大規模分譲マンション「アクラス」と、最寄り駅の平井駅を結ぶ特定輸送である。マンション入居者専用の送迎バスで、一般の利用はできない。
通常はアクラス専用車両(アクラス管理)が使用されるが、車検などの際は中型の貸切車両を使用している。運行開始当初も中型の貸切車両が使用されていた。
車両
編集現在、乗合バスでは日野自動車、三菱ふそうトラック・バスの車両を使用しているほか、2019年冬よりトヨタ自動車製のSORAが導入された。[1] 2023年5月には、比亜迪汽車製のBYD・K8も2台が導入されている[20]。貸切にはいすゞ自動車製もあるほか、トヨタ自動車製の乗合タクシーも保有する。車両の導入時期により塗装が異なる。(旧塗装は金・赤・黒の直線であるが、新塗装は金・赤・黒・グレーの輪になっている)
「はるかぜ」「レインボーかつしか」では同社一般塗装の車両を使用しており、その他の路線はそれぞれの専用デザインで運行している。
特に「めぐりん」については車外装・内装共に個性があり、路線により塗装が異なる。ヘッドライト周辺と屋根が改造されたファンタスティックバスとなっている。
-
日野・リエッセ
一般塗装車 -
三菱・エアロミディME
一般塗装車 -
日野・リエッセII
一般塗装車 -
日野・ポンチョ(ロング)
めぐりん -
日野・ポンチョ(ロング)
Bーぐる -
日野・ポンチョ(ロング)
Kバス -
日野・ポンチョ(ロング)
江戸バス -
エアロミディME(左)・
リエッセ (中・右)車内 -
養護学校スクールバス
(三菱・エアロスター) -
養護学校スクールバス
(日野・ブルーリボンシティ) -
トヨタ・ハイエース(H100系) 乗合タクシー さくら
-
トヨタ・ハイエース 乗合タクシー 風ぐるま
-
日野・セレガ
リフト付き貸切バス
脚注
編集- ^ a b 日立自動車交通株式会社 第63期決算公告
- ^ a b c d “会社概要”. 日立自動車交通. 2020年7月19日閲覧。
- ^ a b “北区コミュニティバス《愛称名「Kバス」》のご案内”. 東京都北区. 2020年7月19日閲覧。
- ^ a b “【新「風ぐるま」がスタート】生まれ変わった地域福祉交通「風ぐるま」が、本日1月4日から運行を開始しました。”. 千代田区 公式Twitter. Twitter (2016年1月4日). 2020年7月19日閲覧。
- ^ a b “ようこそ区長室へ - 風ぐるま出発式”. 千代田区ホームページ (2016年1月12日). 2020年7月19日閲覧。
- ^ IC特化型運賃箱の初納入に関するお知らせ 株式会社小田原機器、2019年10月21日
- ^ 3月18日(水)より『IC定期券』サービスを開始します 日立自動車交通、2020年4月8日
- ^ GO株式会社 (2024年1月17日). “乗務員不足解消と供給力向上を目指すアプリドライバーの取り組み、2拠点目として日立自動車交通第二株式会社でアプリ専用車『GO Reserve』専用乗務員『GO Crew』がスタート”. PR TIMES. 2024年4月14日閲覧。
- ^ “平成31年3月11日 交通網・都市基盤整備調査特別委員会 報告資料” (pdf). 東京都足立区議会. p. 5 (2019年3月11日). 2021年12月28日閲覧。
- ^ a b c d “はるかぜ1号等の土休日ダイヤ運行について”. 東京都足立区 (2023年9月6日). 2023年10月30日閲覧。
- ^ 北区コミュニティバス(浮間地域ルート)が運行します!!|東京都北区
- ^ 運行改正の主な内容 千代田区ホームページ[リンク切れ]
- ^ 【足立区・はるかぜ】【葛飾区・レインボーかつしか】令和6年3月末での路線休廃止について 日立自動車交通グループ 2024年4月29日閲覧
- ^ 晴海ライナー銀座・八重洲線 晴海ライナー運行案内について 晴海トリトンスクエア (PDF)
- ^ 【晴海ライナー】BYD社製大型電気バス「K8」を導入いたします
- ^ 晴海トリトン(時刻表・料金・路線図)
- ^ 晴海ライナー運行案内について より
- ^ AKIBA SHUTTLE 運休のお知らせ (PDF) (ニュースリリース) - 日立自動車交通(2016年7月付)
- ^ AKIBA SHUTTLE(時刻表・料金・路線図)(インターネットアーカイブ)
- ^ 【晴海ライナー】byd社製大型電気バス「k8」を導入いたします
関連項目
編集コミュニティバス
編集外部リンク
編集- 日立自動車交通グループ
- 足立区 「はるかぜ」について
- 北区 コミュニティバスについて
- 台東区 「めぐりん」について
- 文京区 「Bーぐる」について
- AKIBA SHUTTLE(日立自動車交通)(インターネットアーカイブ)
- 晴海ライナー(日立自動車交通)
- 晴海ライナー運行案内(晴海トリトンスクエア)
- 東京観光タクシーとは(日立自動車交通)