李同国
李 同國(イ・ドングッ、이동국、1979年4月29日 - )は、韓国浦項市出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはフォワード。旧名は李 東國で、2007年に改名した[2]。
| ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
名前 | ||||||
愛称 | ライオンキング[1] | |||||
カタカナ | イ・ドングッ | |||||
ラテン文字 | LEE Dong-Gook | |||||
ハングル | 이동국 | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 大韓民国 | |||||
生年月日 | 1979年4月29日(45歳) | |||||
出身地 | 慶尚北道浦項市 | |||||
身長 | 187cm | |||||
体重 | 80kg | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | FW | |||||
利き足 | 右足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
1998-2002 | 浦項スティーラース | 75 | (28) | |||
2000-2001 | → ブレーメン (loan) | 7 | (0) | |||
2003-2004 | 光州尚武フェニックス | 46 | (12) | |||
2005-2006 | 浦項スティーラース | 27 | (10) | |||
2006-2008 | ミドルズブラFC | 23 | (0) | |||
2008 | 城南一和天馬 | 10 | (2) | |||
2009-2020 | 全北現代モータース | 356 | (162) | |||
通算 | 544 | (214) | ||||
代表歴2 | ||||||
1998-2017 | 韓国 | 105 | (33) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2019年12月2日現在。 2. 2017年9月5日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
来歴
編集1998年、高卒ルーキーとして浦項スティーラースに入団。フランスW杯の韓国代表最終メンバーに選出され、同大会グループリーグ第2戦のオランダ戦にて途中出場を果たす。
その後、常に韓国代表に招集されるが、2002年の日韓W杯直前に最終メンバーから落選する。
2002年釜山アジア大会に出場するが、優勝できず、2003年から兵役で光州尚武に入隊。2005年4月に除隊後、浦項スティーラースへ高額年俸にて復帰を果たす。ドイツW杯アジア地区予選では3得点を挙げている。
2007年から2008年までプレミアリーグのミドルズブラFCに在籍したが、リーグ戦で得点を挙げることは出来ず、デイリー・メール紙が選出する2007/08シーズンのワーストストライカーに選ばれた[3]。
2009年、全北現代モータースに移籍すると、初の得点王に輝き、チームも初のリーグ戦優勝を飾り、シーズンMVPにも選ばれた。
2012年、Kリーグでの117得点目を挙げ、禹成用が持つKリーグ通算最多得点記録を塗り替えた[4]。
2014年、全北のKリーグクラシック優勝に貢献し、リーグ2位の13得点を記録、KリーグMVPを受賞した。
2015年4月22日、AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5戦の柏レイソル戦で2得点を記録し、同大会通算27得点目で、ナシル・アルシャムラニの持っていた個人通算得点記録を更新。またKリーグクラシックを連覇し、2年連続4度目のKリーグMVPを受賞した。
私生活
編集2005年にミスコリアハワイ出身の女性と結婚[7]。2007年に長女、次女(双生児)が誕生した[8]。2013年には三女、四女(双生児)が、2014年には長男が誕生[9]、一男四女の父親となった。2015年より、KBSのバラエティ番組スーパーマンが帰ってきたに子どもたちと共に出演するようになった[9]。
所属クラブ
編集- 1995年 - 1997年 浦項製鉄高校
- 1998年 - 2007年 浦項スティーラース
- 2000年 - 2001年 → ヴェルダー・ブレーメン (期限付き移籍)
- 2003年 - 2005年 光州尚武フェニックス (大韓民国国軍体育部隊・兵役期間)
- 2007年 - 2008年 ミドルズブラFC
- 2008年 - 2009年 城南一和天馬
- 2009年 - 2020年 全北現代モータース
エピソード
編集2002年制作の映画ロスト・メモリーズ中にて、日本代表選手の一員として李東國が登場するシーンがある。このシーンには李東國の写真画像を加工し、ユニフォームを日本代表のものに改めた画像が用いられた。李はこの話が入ってきた際に同作品のシナリオに目を通し、「国民の情緒上問題がない」と判断し、画像の加工に快く応じたが、インターネット上では「ワールドカップを控えた時期にこのようなシーンがあるのは受け入れがたい」という意見もあり、論争が起こった[10]。
不祥事
編集AFCアジアカップ2007の開催期間中に、李雲在、禹成用、金相植と共に無断で滞在先を抜け出して外出、外出先で飲酒した事が波紋となった。この件につき大韓サッカー協会より代表資格停止1年および協会主催大会出場停止2年の処分を受け、その結果2008年開催の北京オリンピック、2010 FIFAワールドカップ・アジア予選3次予選へ出場する事ができなくなった[11]。
タイトル
編集クラブ
編集- 浦項スティーラース
- アジアクラブ選手権:1回 (1997-1998)
- 全北現代モータース
- Kリーグ1:8回 (2009, 2011, 2014, 2015, 2017, 2018, 2019, 2020)
- 韓国FAカップ:1回 (2020)
- AFCチャンピオンズリーグ:1回 (2016)
個人
編集- AFCユース選手権MVP:(1998)
- AFCユース選手権得点王:(1998)
- Kリーグ 新人王:(1998)
- Kリーグオールスター戦MVP:(1998,2001年,2003年,2012年)
- アジアカップ2000レバノン大会 得点王:(2000)
- Kリーグ 得点王:(2009)
- Kリーグ MVP:(2009, 2011, 2014, 2015)
- AFCチャンピオンズリーグ2011 MVP (2011)
- AFCチャンピオンズリーグ2011 得点王 (2011)
脚注
編集出典
編集- ^ 박용철 [축구]이동국 병역비리 '충격' 韓国日報 2001.10.21付記事(NAVER内)
- ^ 노주환 이동국, 역술인의 도움으로 한자 이름 개명 スポーツ朝鮮 2007.8.13付記事
- ^ Dong-Gook Lee, Dirk Kuyt, Darren Bent - just who is this season's worst Premier League striker? デイリー・メール
- ^ [Kリーグ]イ・ドングッ、歴代最多117ゴールを達成!! 大韓サッカー協会 2012.03.03
- ^ “韓国FW李同国が現役引退、Kリーグ歴代最多得点”. nikkansports.com. 日刊スポーツ (2020年10月26日). 2020年10月29日閲覧。
- ^ “<Kリーグ>イ・ドングク、現役引退を宣言「すべてを捧げたグラウンドを離れる…終わりではなく始まり」”. wowKorea(ワウコリア) (2020年10月26日). 2020年10月29日閲覧。
- ^ 이동국 미스코리아와 결혼 ハンギョレ 2005.12.18(オリジナル: 聯合ニュース)
- ^ 박지은 이동국, 마침내 쌍둥이 아빠 됐다 www.nocutnews.co.kr 2007.8.14付記事
- ^ a b 이동국 ‘슈퍼맨이 돌아왔다’ 합류, 2007년 쌍둥이 딸+2013년 쌍둥이 딸 ‘겹쌍둥이’ 東亜日報 2014.7.14付記事
- ^ 이영기 "뭐, 이동국 가슴에 일장기?" 영화 속 장면 놓고 논쟁 中央日報 2002.1.21付記事
- ^ 음주파문 징계 수위, 적정한 선택인가 デジタルタイムズ 2007.11.2付記事(オリジナル: 聯合ニュース)
関連項目
編集外部リンク
編集- 李同国 (dglee20) - Facebook
- 李同国 (@dglee20) - Instagram
- 李同国 - YouTubeチャンネル
- 李東国 - Olympedia
- 李東国 - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ
- 李東国 - National-Football-Teams.com
- 李東国 - Soccerway.com
- 李東国 - FootballDatabase.eu
- 李東国 - WorldFootball.net
- 李東国 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 李東国 - FIFA主催大会成績
- 李東国 - K League
- 李東国 - TheFinalBall.com