比例四国ブロック

日本の衆議院比例区

比例四国ブロック(ひれいしこくブロック)は、日本衆議院比例ブロック。

日本の旗 比例四国ブロック
行政区域 徳島県香川県愛媛県高知県
設置年 1994年
定数 6人
(2022年12月28日現在)
有権者数 3,119,368人
総務省・2023年9月1日)
政党別当選者数 自由民主党3人
立憲民主党1人
国民民主党1人
公明党1人
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概要

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衆議院比例11区において最も定数が少ない比例区(現在の定数は6)である。人口は2021年時点では横浜市(378万人)を下回る369万人であり、都道府県人口ランキングでは10位の静岡県を少し上回る程度である。

2005年第44回衆議院議員総選挙では小泉内閣の郵政民営化の是非が争点となる中で郵政民営化に反対する元自民党国会議員らによって自民系反郵政民営化票の受け皿となる保守系新党(国民新党新党日本新党大地)が結党されて各比例ブロックで候補者が擁立されたが、比例四国ブロックのみ保守系新党の候補者は擁立されなかった。

地域

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選出議員

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選挙回 第41回 第42回 第43回 第44回 第45回 第46回 第47回 第48回 第49回 第50回
1996年 2000年 2003年 2005年 2009年 2012年 2014年 2017年 2021年 2024年
#1 越智伊平
七条明
自由民主党
西田司
(自由民主党)
森田一
(自由民主党)
七条明
(自由民主党)
仁木博文
(民主党)
瀬戸隆一
(自由民主党)
福井照
(自由民主党)
福井照
(自由民主党)
山本有二
(自由民主党)
村上誠一郎
(自由民主党)
#2 遠藤和良
新進党
五島正規
民主党
高井美穂
(民主党)
五島正規
→高井美穂
(民主党)
平井卓也
(自由民主党)
桜内文城
日本維新の会
小川淳也
(民主党)
小川淳也
希望の党
平井卓也
(自由民主党)
高橋永
(立憲民主党)
#3 西田司
(自由民主党)
森田一
(自由民主党)
岡本芳郎
(自由民主党)
岡本芳郎
(自由民主党)
永江孝子
(民主党)
小川淳也
(民主党)
福山守
(自由民主党)
福山守
(自由民主党)
白石洋一
立憲民主党
平井卓也
(自由民主党)
#4 森田一
(自由民主党)
遠藤和良
公明党
五島正規
(民主党)
小川淳也
(民主党)
山口俊一
(自由民主党)
泉原保二
(自由民主党)
石田祝稔
(公明党)
石田祝稔
(公明党)
山崎正恭
(公明党)
石井智恵
国民民主党
#5 五島正規
民主党
七条明
(自由民主党)
石田祝稔
(公明党)
石田祝稔
(公明党)
高橋英行
(民主党)
石田祝稔
(公明党)
横山博幸
維新の党
武内則男
立憲民主党
後藤田正純
→瀬戸隆一
(自由民主党)
山崎正恭
(公明党)
#6 西村章三
(新進党)
春名直章
(日本共産党)
七条明
(自由民主党)
西本勝子
(自由民主党)
石田祝稔
(公明党)
西岡新
(日本維新の会)
瀬戸隆一
(自由民主党)
山本有二
(自由民主党)
吉田知代
日本維新の会
瀬戸隆一
(自由民主党)
#7 春名直章
日本共産党

選挙結果

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第50回(2024年)

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政党 除数 議員名 名簿
順位
重複立候補 惜敗率
1 自由民主党 1 村上誠一郎 1 なし
2 立憲民主党 1 高橋永 1 徳島1区 64.2%
3 自由民主党 2 平井卓也 2 香川1区 62.6%
4 国民民主党 1 石井智恵 1 愛媛1区 45.8%
5 公明党 1 山崎正恭 1 なし
6 自由民主党 3 瀬戸隆一 2 香川2区 43.3%
次点者
政党 候補者名 名簿
順位
重複立候補 惜敗率 備考
自由民主党 山本有二 10 なし
立憲民主党 武内則男 1 高知1区 62.5%
国民民主党 次点者なし[注 1]
公明党 久栄正志 2 なし

第49回(2021年)

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政党 除数 議員名 名簿
順位
重複立候補 惜敗率
1 自由民主党 1 山本有二 1 なし
2 自由民主党 2 平井卓也 2 香川1区 78.4%
3 立憲民主党 1 白石洋一 1 愛媛3区 93.8%
4 公明党 1 山崎正恭 1 なし
5 自由民主党 3 後藤田正純 2 徳島1区 77.8%
瀬戸隆一 2 香川2区 57.4%
6 日本維新の会 1 吉田知代 1 徳島1区 20.1%

第48回(2017年)

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政党 除数 議員名 名簿
順位
重複立候補 惜敗率
1 自由民主党 1 福井照 1 なし
2 希望の党 1 小川淳也 1 香川1区 97.3%
3 自由民主党 2 福山守 2 なし
4 公明党 1 石田祝稔 1 なし
5 立憲民主党 1 武内則男 1 なし
6 自由民主党 3 山本有二 3 高知2区 77.0%

第47回(2014年)

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政党 除数 議員名 名簿
順位
重複立候補 惜敗率
1 自由民主党 1 福井照 1 なし
2 民主党 1 小川淳也 1 香川1区 88.79%
3 自由民主党 2 福山守 2 なし
4 公明党 1 石田祝稔 1 なし
5 維新の党 1 横山博幸 1 愛媛2区 39.67%
6 自由民主党 3 瀬戸隆一 3 香川2区 72.74%

第46回(2012年)

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政党 除数 議員名 名簿
順位
重複立候補 惜敗率
1 自由民主党 1 瀬戸隆一 1 香川2区 91.00%
2 日本維新の会 1 桜内文城 1 愛媛4区 78.23%
3 民主党 1 小川淳也 1 香川1区 75.06%
4 自由民主党 2 泉原保二 14 なし
5 公明党 1 石田祝稔 1 なし
6 日本維新の会 2 西岡新 1 愛媛2区 63.26%

第45回(2009年)

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政党 除数 議員名 名簿
順位
重複立候補 惜敗率
1 民主党 1 仁木博文 1 徳島3区 98.5%
2 自由民主党 1 平井卓也 1 香川1区 83.4%
3 民主党 2 永江孝子 1 愛媛1区 97.9%
4 自由民主党 2 山口俊一 1 徳島2区 80.2%
5 民主党 3 高橋英行 1 愛媛4区 89.7%
6 公明党 1 石田祝稔 1 なし

第44回(2005年)

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政党 除数 議員名 名簿
順位
重複立候補 惜敗率
1 自由民主党 1 七条明 1 徳島2区 69.8%
2 民主党 1 五島正規 1 高知1区 92.4%
高井美穂 1 徳島2区 75.4%
3 自由民主党 2 岡本芳郎 2 徳島1区 80.6%
4 民主党 2 小川淳也 1 香川1区 88.2%
5 公明党 1 石田祝稔 1 なし
6 自由民主党 3 西本勝子 14 なし
  • 五島正規の辞職により、高井美穂が繰り上げ当選(2005年12月21日)。

第43回(2003年)

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政党 除数 議員名 名簿
順位
重複立候補 惜敗率
1 自由民主党 1 森田一 1 なし
2 民主党 1 高井美穂 1 徳島2区 86.7%
3 自由民主党 2 岡本芳郎 2 なし
4 民主党 2 五島正規 1 高知1区 84.0%
5 公明党 1 石田祝稔 1 なし
6 自由民主党 3 七条明 3 徳島1区 73.7%

第42回(2000年)

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政党 除数 議員名 名簿
順位
重複立候補 惜敗率
1 自由民主党 1 西田司 1 なし
2 民主党 1 五島正規 1 高知1区 83.1%
3 自由民主党 2 森田一 1 なし
4 公明党 1 遠藤和良 1 なし
5 自由民主党 3 七条明 3 なし
6 日本共産党 1 春名直章 1 なし
  • この選挙より定数1名削減。

第41回(1996年)

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政党 除数 議員名 名簿
順位
重複立候補 惜敗率
1 自由民主党 1 越智伊平 1 なし
七条明 4 なし
2 新進党 1 遠藤和良 1 なし
3 自由民主党 2 西田司 2 なし
4 自由民主党 3 森田一 3 なし
5 民主党 1 五島正規 1 高知1区 93.6%
6 新進党 2 西村章三 2 なし
7 日本共産党 1 春名直章 2 高知3区 26.8%
  • 越智伊平の死去により、七条明が繰り上げ当選(2000年3月)。

政党別当選者数推移

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自民党 新進党 民主党
[注 2]
立憲
民主党
[注 3]
国民
民主党
公明党 共産党 維新
[注 4]
希望
の党
合計
41 1996年 3 2 1 1 7
42 2000年 3 1 1 1 6
43 2003年 3 2 1 0 6
44 2005年 3 2 1 0 6
45 2009年 2 3 1 0 6
46 2012年 2 1 1 0 2 6
47 2014年 3 1 1 0 1 6
48 2017年 3 1 1 0 0 1 6
49 2021年 3 1 0 1 0 1 6
50 2024年 3 1 1 1 0 0 6

注:-は立候補しなかった場合(政党等が存在しない場合も含む)、0は立候補したが当選者がいなかった場合をさす。1度も当選者が出ていない政党等は省略。

政党の得票数

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第41回 - 第43回

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自民党 新進党 民主党[注 2] 共産党 社民党 新社会党 公明党 自由党 自由
連合
41 1996年 783,589 455,269 245,323 227,014 132,868 39,067
42 2000年 700,719 402,457 213,729 196,277 266,791 162,700 5,316
43 2003年 708,051 587,828 148,953 98,243 309,160

第44回 - 第47回

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自民党 民主党[注 2] 公明党 共産党 社民党 幸福
実現党
維新[注 5] みんな
の党
日本
未来の党
次世代
の党
44 2005年 821,746 711,927 317,575 175,994 119,089
45 2009年 719,594 973,038 293,204 150,171 94,558 19,507
46 2012年 567,193 296,914 276,907 106,976 42,762 8,171 394,393 93,090 63,830
47 2014年 547,185 326,803 247,776 158,848 33,257 10,762 200,882 44,515

第48回

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自民党 希望の党 公明党 立憲民主党
[注 3]
共産党 維新 社民党 幸福
実現党
48 2017年 579,225 324,106 236,863 232,965 118,826 78,500 29,818 12,356

第49回以降

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自民党 立憲民主党
[注 3]
公明党 日本
維新の会
国民民主党 共産党 れいわ
新選組
社民党 NHK党
49 2021年[1] 664,805 291,870.696 233,407 173,826 122,082.207 108,021 52,941 30,249 21,285

脚注

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注釈

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  1. ^ 国民民主党は比例名簿に登録された2名のうち石井が比例復活で、玉木雄一郎(香川2区)が小選挙区で当選したことにより名簿登録者全員が当選したため、繰り上げ当選が発生した場合、欠員となる。
  2. ^ a b c 41回と42-47回の民主党は党名や法規上は同一政党だが厳密には異なる(41回は民主党 (日本 1996-1998)、42-47回は民主党 (日本 1998-2016))。
  3. ^ a b c 48回と49回の立憲民主党は党名は同一だが法規上は異なる(48回は立憲民主党 (日本 2017)、49回は立憲民主党 (日本 2020))。
  4. ^ 46回の維新は日本維新の会 (2012-2014)、47回は維新の党、48-回は日本維新の会 (2016-)。代表者が共通するため同列に記載。
  5. ^ 46回の維新は日本維新の会 (2012-2014)、47回は維新の党。代表者が共通するため同列に記載。

出典

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  1. ^ 総務省自治行政局選挙部 (2021年11月9日). “衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査結果調”. 総務省. 2021年11月22日閲覧。

関連項目

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