水野良
日本の作家、ゲームデザイナー (1963-)
1963年7月13日 -)は、日本の作家、ゲームデザイナー。『ロードス島戦記』や『魔法戦士リウイ』で知られる。本名は (えのもと たけし)[1]。
(みずの りょう、ペンネーム |
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誕生 |
榎本 武士 (えのもと たけし)[1] 1963年7月13日(61歳) 日本・大阪府 |
職業 | 作家(ライトノベル作家) |
活動期間 | 1987年 - |
代表作 |
『ロードス島』シリーズ 『魔法戦士リウイ』シリーズなど |
デビュー作 | 『ロードス島戦記』 |
ウィキポータル 文学 |
経歴
編集大学在学中からRPGに関心を持ち、安田均をブレイン役として山本弘らとSFゲームサークル「シンタックスエラー」を結成[2]。やがてグループSNEの設立(1987年)に参加することになる。1997年に独立し、現在は同社社友。2020年10月27日よりブシロード社外監査役[1][3]。
『コンプティーク』誌で連載された、『ロードス島戦記』のリプレイを小説化した『ロードス島戦記 灰色の魔女』で小説家としてのデビューを飾る。本書は通算100万部以上売れるいわゆるミリオンセラーとなっており、ライトノベル分野におけるファンタジーの地位を確立する牽引役の一つとなったと考えられる。
『ロードス島』だけではなく、グループSNEが小説・ゲームの舞台として展開しているフォーセリア世界の設定においても大きな役割を占めている。
ブロッコリー社の作品『ギャラクシーエンジェル』の総監修を行う傍ら、2005年8月5日からはラジオ番組『水野良Produce りょーことゆーなの G☆A☆』(ラジオ関西/音泉・放送終了)にてレギュラー出演。
『ソード・ワールドRPGリプレイ第3部』ではプレイヤーとして参加していたとされており(プレイヤーキャラクターの1人『白いダークエルフ』ことスイフリーの演者だと言われている。「水野良→水 / 野良→スイ(水)フリー(野良)」という命名方法であるらしい)、『ソード・ワールドRPG 完全版』でのルール変更の一因を作っている。
作品リスト
編集小説
編集- ロードス島戦記(角川スニーカー文庫)
- ロードス島伝説(角川スニーカー文庫)
- 新ロードス島戦記(角川スニーカー文庫)
- ロードス島戦記 誓約の宝冠(角川スニーカー文庫)
- 魔法戦士リウイ(富士見ファンタジア文庫)
- クリスタニアシリーズ(電撃文庫)
- スターシップ・オペレーターズ(電撃文庫)
- ブレイドライン アーシア剣聖記(角川スニーカー文庫)
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- ブレイドライン アーシア剣聖記 1 (2009年9月)
- ブレイドライン アーシア剣聖記 2 (2010年1月)
- ブレイドライン アーシア剣聖記 3 (2010年7月)
- ブレイドライン アーシア剣聖記 4 (2010年12月)
- ブレイドライン アーシア剣聖記 5 (2011年9月)
- ブレイドライン アーシア剣聖記 6 (2012年6月)
- グランクレスト戦記(富士見ファンタジア文庫)
- ソード・ワールド短編集所収(富士見ファンタジア文庫)
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- 一角獣(ユニコーン)の乙女(『レプラコーンの涙』所収)
- レプラコーンの涙(『レプラコーンの涙』所収)
- 神官戦士が六人(『ナイトウインドの影』所収)
- ふたりの迷宮(ラビリンス)(『ふたりのラビリンス』所収)
- ロマールの罠(『ロマールの罠』所収)
- ただ一度の奇跡(『ただひとたびの奇跡』所収)
- 祝福されざる聖杯に(『虹の舞う海に』所収)
- 「神官戦士が六人」以降の5作は、連作短編「羽根頭冒険譚」のシリーズである。
- シェアード・ワールド・ノベルズ 妖魔夜行作品集所収(角川スニーカー文庫)
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- 身飾り(妖魔夜行作品集、『悪魔がささやく』所収)
- ミラー・エイジ(グループSNEリレー小説)
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- 第2話 石化の呪い
- ギャラクシーエンジェル(富士見ファンタジア文庫)
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- ギャラクシーエンジェル 1(2002年11月)
- ギャラクシーエンジェル(角川書店)
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- ギャラクシーエンジェル 廃太子の帰還(2006年3月)
テーブルトークRPG
編集- ソード・ワールドRPG - ワールド・デザイン担当
- ソード・ワールドRPG ワールドガイド
- ロードス島戦記コンパニオン
- RPGリプレイ ロードス島戦記(全3巻)
- クリスタニアコンパニオン
- クリスタニアRPG
- レジェンド・オブ・クリスタニア ~はじまりの冒険者たち~ TRPGサウンド・リプレイ
- グランクレストRPG - ワールド・デザイン担当
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その他
編集- RPG対談 水野良の遊戯空間(ゲームランド)(メディアワークス)
- PlayStation 2用ゲームソフト『ステラデウス』(アトラス) - シナリオ監修。
- Xbox 360用ゲームソフト『インフィニット アンディスカバリー』(スクウェア・エニックス) - シナリオを担当。
- スマートフォン用ゲームアプリ『アカシックリコード』(スクウェア・エニックス) - 原作を担当。
- スマートフォン用ゲームアプリ『ラストグノウシア』(ブシロード) - 監修を担当。
脚注
編集- ^ a b c 第14期定時株主総会招集ご通知,株式会社ブシロード,2020年10月12日
- ^ 山本弘『宇宙はくりまんじゅうで滅びるか?』(河出書房新社)
- ^ 00.pdf 新役員体制に関するお知らせ,株式会社ブシロード,2020年9月29日
- ^ 『SF入門』(早川書房)巻末名簿
関連項目
編集外部リンク
編集- 水野良公式サイト
- 水野良のYeah!&Boo!
- CASTLE MIZUNO
- 水野良 (@ryou_mizuno) - X(旧Twitter)