海若の宿
海若の宿(わたつみのやど)は兵庫県淡路市にある温泉旅館。2005年、淡路島野島で温泉掘削に成功し、ラドン温泉に認定された。
海若の宿 正面入り口 | |
種類 | 旅館 |
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略称 | わたつみのやど |
本社所在地 |
日本 〒656-1721 兵庫県淡路市野島蟇浦150 北緯34度33分17秒 東経134度56分23.9秒 / 北緯34.55472度 東経134.939972度座標: 北緯34度33分17秒 東経134度56分23.9秒 / 北緯34.55472度 東経134.939972度 |
設立 | 2005年6月 |
業種 | 旅館、温泉、ホテル |
代表者 | 代表取締役 吉村静穂 |
主要株主 | 株式会社ジェノバ |
外部リンク | 天然ラドン温泉 海若の宿 オフィシャルサイト |
概要
編集2003年10月、大阪市北区に本社を置く株式会社ジェノバ (代表取締役 吉村静穂)が、富島港近くの地中1200メートルから38.8度の温泉を掘り当てた。本業は下着メーカーだが、廃止された定期航路「西淡路ライン」に代わり、2002年4月には淡路ジェノバラインの名称で高速船を運行、富島港近くの4500メートルの用地を購入し、2003年4月から掘り始めていた。泉質は神経痛などに効くとされる弱アルカリ性の放射性泉、ゆう出量1日300トンとされる[1]。建設工事では万葉に記述がある「野島の海人」の拠点集落とみられる住居跡が見つかり[2]旧津名郡北淡町教委の発掘調査で出土した土器はロビーに展示している。2005年6月に完成した施設は5階建ての本館と平屋の離れの3棟、いずれも20畳の和室で露天風呂と庭がついており、旅館名になっている「海若」は海原や海神を指す万葉言葉[3]からきている。