第14回全日本都市対抗バレーボール優勝大会
第14回全日本都市対抗バレーボール優勝大会(だい14かいぜんにほんとしたいこう バレーボールゆうしょうたいかい)は、1965年4月28日から5月2日にかけて行われた、第14回目の全日本都市対抗バレーボール優勝大会である。
開始年 | 1952 |
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主催 |
日本バレーボール協会 毎日新聞社 |
チーム数 |
男子:24 女子:16チーム |
前回優勝 |
男子:松下電器 女子:日紡貝塚 |
概要
編集- 日程:1965年4月28日 - 5月2日
- 会場:大阪府立体育館
- 参加チーム数:男子 24チーム、女子 16チーム
試合方法
編集- 男子は、8組×各組3チームの予選リーグ(ゾーンリーグと称する)で予選を行い、各組1位チーム(計8チーム)が準々決勝に進出し、トーナメントで優勝を決定する。
- 女子は、4組×各組4チームのゾーンリーグを行い、各組1位チーム(計4チーム)が準決勝に進出し、トーナメントで優勝を決定する。
男子
編集参加チーム及び組み分け
編集No. | 1組 | 2組 | 3組 | 4組 | 5組 | 6組 | 7組 | 8組 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 松下電器 | 富士フイルム | 日本鋼管 | 東レ九鱗会 | 住友軽金属 | 旭化成旭陽会 | 八幡製鉄 | シチズン時計 |
2 | 森永製菓鶴見 | 帝人岩国 | 住友金属和歌山 | 三菱電機伊丹 | 帝人三原 | 岐阜教員 | 日本ビクター | 冨士製鉄室蘭 |
3 | 長野電鉄 | 堀田産業 | 信越化学 | 大倉工業 | 古川工高クラブ | 日本カーバイド | 三洋電機 | 大丸京都 |
ゾーンリーグ
編集1組
編集#111 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
森永製菓鶴見 (1勝) |
2 - 1 (13-15) (15-6) (15-3) |
長野電鉄 (1敗) |
|
#121 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
松下電器 (1勝) |
2 - 0 (15-3) (15-0) |
長野電鉄 (2敗) |
|
#131 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
松下電器 (2勝) |
2 - 0 (15-7) (15-2) |
森永製菓鶴見 (1勝1敗) |
|
- 結果
順位 チーム 勝 敗 得セット 失セット セット率 備考 1 松下電器 2 0 4 0 - 2 森永製菓鶴見 1 1 2 2 1.000 3 長野電鉄 0 2 0 4 0.000
2組
編集#112 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
帝人岩国 (1勝) |
2 - 0 (15-8) (15-4) |
堀田産業 (1敗) |
|
#122 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
富士フイルム (1勝) |
2 - 0 (15-1) (15-6) |
堀田産業 (2敗) |
|
#132 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
富士フイルム (2勝) |
2 - 0 (15-2) (15-2) |
帝人岩国 (1勝1敗) |
|
- 結果
順位 チーム 勝 敗 得セット 失セット セット率 備考 1 富士フイルム 2 0 4 0 - 2 帝人岩国 1 1 2 2 1.000 3 堀田産業 0 2 0 4 0.000
3組
編集#113 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
住友金属和歌山 (1勝) |
2 - 0 (15-10) (15-13) |
信越化学 (1敗) |
|
#123 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
日本鋼管 (1勝) |
2 - 0 (15-0) (15-0) |
信越化学 (2敗) |
|
#133 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
日本鋼管 (2勝) |
2 - 0 (15-0) (15-5) |
住友金属和歌山 (1勝1敗) |
|
- 結果
順位 チーム 勝 敗 得セット 失セット セット率 備考 1 日本鋼管 2 0 4 0 - 2 住友金属和歌山 1 1 2 2 1.000 3 信越化学 0 2 0 4 0.000
4組
編集#114 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
三菱電機伊丹 (1勝) |
2 - 0 (15-2) (15-4) |
大倉工業 (1敗) |
|
#124 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
東レ九鱗会 (1勝) |
2 - 0 (15-2) (15-3) |
大倉工業 (2敗) |
|
#134 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
東レ九鱗会 (2勝) |
2 - 0 (15-9) (15-7) |
三菱電機伊丹 (1勝1敗) |
|
- 結果
順位 チーム 勝 敗 得セット 失セット セット率 備考 1 東レ九鱗会 2 0 4 0 - 2 三菱電機伊丹 1 1 2 2 1.000 3 大倉工業 0 2 0 4 0.000
5組
編集#115 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
住友軽金属 (1勝) |
2 - 0 (15-3) (15-1) |
古川工高クラブ (1敗) |
|
#125 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
帝人三原 (1勝) |
2 - 0 (15-1) (15-3) |
古川工高クラブ (2敗) |
|
#135 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
住友軽金属 (2勝) |
2 - 1 (11-15) (16-14) (15-8) |
帝人三原 (1勝1敗) |
|
- 結果
順位 チーム 勝 敗 得セット 失セット セット率 備考 1 住友軽金属 2 0 4 1 4.000 2 帝人三原 1 1 3 2 1.500 3 古川工高クラブ 0 2 0 4 0.000
6組
編集#116 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
岐阜教員 (1勝) |
2 - 0 (15-2) (15-6) |
日本カーバイド (1敗) |
|
#126 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
旭化成旭陽会 (1勝) |
2 - 1 (15-7) (10-15) (15-9) |
日本カーバイド (2敗) |
|
#136 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
旭化成旭陽会 (2勝) |
2 - 0 (15-5) (15-12) |
岐阜教員 (1勝1敗) |
|
- 結果
順位 チーム 勝 敗 得セット 失セット セット率 備考 1 旭化成旭陽会 2 0 4 1 4.000 2 岐阜教員 1 1 2 2 1.000 3 日本カーバイド 0 2 1 4 0.250
7組
編集#117 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
日本ビクター (1勝) |
2 - 0 (15-9) (15-11) |
三洋電機 (1敗) |
|
#127 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
八幡製鉄 (1勝) |
2 - 0 (15-13) (15-6) |
三洋電機 (2敗) |
|
#137 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
八幡製鉄 (2勝) |
2 - 0 (15-12) (15-12) |
日本ビクター (1勝1敗) |
|
- 結果
順位 チーム 勝 敗 得セット 失セット セット率 備考 1 八幡製鉄 2 0 4 0 - 2 日本ビクター 1 1 2 2 1.000 3 三洋電機 0 2 0 4 0.000
8組
編集#118 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
冨士製鉄室蘭 (1勝) |
2 - 1 (11-15) (15-5) (15-5) |
大丸京都 (1敗) |
|
#128 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
シチズン時計 (1勝) |
2 - 0 (15-12) (15-5) |
大丸京都 (2敗) |
|
#138 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
シチズン時計 (2勝) |
2 - 0 (17-15) (15-11) |
冨士製鉄室蘭 (1勝1敗) |
|
- 結果
順位 チーム 勝 敗 得セット 失セット セット率 備考 1 シチズン時計 2 0 4 0 - 2 冨士製鉄室蘭 1 1 2 3 0.667 3 大丸京都 0 2 1 4 0.250
準々決勝
編集#141 | 1965年5月1日 | ||
---|---|---|---|
松下電器 (1組1位) |
3 - 0 (15-8) (15-10) (15-10) |
旭化成旭陽会 (6組1位) |
|
#142 | 1965年5月1日 | ||
---|---|---|---|
八幡製鉄 (7組1位) |
3 - 0 (15-7) (15-6) (15-5) |
東レ九鱗会 (4組1位) |
|
#143 | 1965年5月1日 | ||
---|---|---|---|
日本鋼管 (3組1位) |
3 - 1 (9-15) (15-8) (15-3) (15-6) |
シチズン時計 (8組1位) |
|
#144 | 1965年5月1日 | ||
---|---|---|---|
富士フイルム (2組1位) |
3 - 0 (15-8) (15-7) (15-11) |
住友軽金属 (5組1位) |
|
準決勝
編集#145 | 1965年5月2日 | ||
---|---|---|---|
松下電器 | 3 - 1 (8-15) (15-13) (16-14) (15-6) |
八幡製鉄 | 主審: 桑原博 副審: 秋永 |
#146 | 1965年5月2日 | ||
---|---|---|---|
日本鋼管 | 3 - 1 (15-6) (15-6) (10-15) (15-13) |
富士フイルム | 主審: 中島勝政 副審: 今久保 |
決勝
編集#147 | 1965年5月2日 | ||
---|---|---|---|
日本鋼管 | 3 - 2 (17-15) (15-5) (8-15) (7-15) (15-10) |
松下電器 | 主審: 鳴川六司 副審: 石坪敏彦 |
最終順位
編集女子
編集参加チーム及び組み分け
編集No. | 1組 | 2組 | 3組 | 4組 |
---|---|---|---|---|
1 | ニチボー貝塚 | 倉紡倉敷 | ヤシカ | 日立武蔵 |
2 | 電電神戸 | 林兼産業 | 東洋紡守口 | 鐘紡四日市 |
3 | 東邦レース | 東洋紡敦賀 | 三菱レイヨン豊橋 | 富士フイルム |
4 | 明治生命 | 三菱電機伊丹 | 岐阜県庁 | 岩田屋 |
ゾーンリーグ
編集1組
編集#211 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
ニチボー貝塚 (1勝) |
2 - 0 (15-5) (15-6) |
明治生命 (1敗) |
|
#212 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
電電神戸 (1勝) |
2 - 1 (9-15) (15-10) (16-14) |
東邦レース (1敗) |
|
#213 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
ニチボー貝塚 (2勝) |
2 - 0 (15-3) (15-1) |
電電神戸 (1勝1敗) |
|
#214 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
東邦レース (1勝1敗) |
2 - 0 (15-7) (15-11) |
明治生命 (2敗) |
|
#215 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
ニチボー貝塚 (3勝) |
2 - 0 (15-0) (15-5) |
東邦レース (1勝2敗) |
|
#216 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
明治生命 (1勝2敗) |
2 - 0 (15-4) (15-12) |
電電神戸 (1勝2敗) |
|
- 結果
順位 チーム 勝 敗 得セット 失セット セット率 備考 1 ニチボー貝塚 3 0 6 0 - 2 東邦レース 1 2 3 4 0.750 3 明治生命 1 2 2 4 0.500 4 電電神戸 1 2 2 5 0.400
2組
編集#221 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
倉紡倉敷 (1勝) |
2 - 0 (15-3) (15-1) |
三菱電機伊丹 (1敗) |
|
#222 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
林兼産業 (1勝) |
2 - 0 (15-3) (15-4) |
東洋紡敦賀 (1敗) |
|
#223 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
倉紡倉敷 (2勝) |
2 - 0 (15-4) (15-5) |
東洋紡敦賀 (2敗) |
|
#224 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
林兼産業 (2勝) |
2 - 0 (15-5) (15-4) |
三菱電機伊丹 (2敗) |
|
#225 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
東洋紡敦賀 (1勝2敗) |
2 - 0 (15-11) (15-9) |
三菱電機伊丹 (3敗) |
|
#226 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
倉紡倉敷 (3勝) |
2 - 1 (15-10) (6-15) (15-8) |
林兼産業 (2勝1敗) |
|
- 結果
順位 チーム 勝 敗 得セット 失セット セット率 備考 1 倉紡倉敷 3 0 6 1 6.000 2 林兼産業 2 1 5 2 2.500 3 東洋紡敦賀 1 2 2 4 0.500 4 三菱電機伊丹 0 3 0 6 0.000
3組
編集#231 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
東洋紡守口 (1勝) |
2 - 0 (15-6) (15-7) |
岐阜県庁 (1敗) |
|
#232 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
ヤシカ (1勝) |
2 - 0 (15-10) (15-5) |
三菱レイヨン豊橋 (1敗) |
|
#233 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
東洋紡守口 (2勝) |
2 - 0 (15-7) (15-7) |
三菱レイヨン豊橋 (2敗) |
|
#234 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
ヤシカ (2勝) |
2 - 0 (15-3) (15-5) |
岐阜県庁 (2敗) |
|
#235 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
三菱レイヨン豊橋 (1勝2敗) |
2 - 0 (15-2) (15-12) |
岐阜県庁 (3敗) |
|
#236 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
ヤシカ (3勝) |
2 - 0 (15-13) (15-2) |
東洋紡守口 (2勝1敗) |
|
- 結果
順位 チーム 勝 敗 得セット 失セット セット率 備考 1 ヤシカ 3 0 6 0 - 2 東洋紡守口 2 1 4 2 2.000 3 三菱レイヨン豊橋 1 2 2 4 0.500 4 岐阜県庁 0 3 0 6 0.000
4組
編集#241 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
鐘紡四日市 (1勝) |
2 - 0 (15-8) (15-13) |
岩田屋 (1敗) |
|
#242 | 1965年4月28日 | ||
---|---|---|---|
日立武蔵 (1勝) |
2 - 0 (15-8) (15-5) |
富士フイルム (1敗) |
|
#243 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
日立武蔵 (2勝) |
2 - 0 (15-6) (15-8) |
岩田屋 (2敗) |
|
#244 | 1965年4月29日 | ||
---|---|---|---|
鐘紡四日市 (2勝) |
2 - 0 (15-11) (15-8) |
富士フイルム (2敗) |
|
#245 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
富士フイルム (1勝2敗) |
2 - 1 (10-15) (15-11) (15-12) |
岩田屋 (3敗) |
|
#246 | 1965年4月30日 | ||
---|---|---|---|
日立武蔵 (3勝) |
2 - 0 (15-9) (15-10) |
鐘紡四日市 (2勝1敗) |
|
- 結果
順位 チーム 勝 敗 得セット 失セット セット率 備考 1 日立武蔵 3 0 6 0 - 2 鐘紡四日市 2 1 4 2 2.000 3 富士フイルム 1 2 2 5 0.400 4 岩田屋 0 3 1 6 0.167
準決勝
編集#251 | 1965年5月1日 | ||
---|---|---|---|
ニチボー貝塚 (1組1位) |
3 - 1 (15-2) (15-13) (14-16) (15-6) |
ヤシカ (3組1位) |
主審: 貴山隆一 副審: 今久保 |
#252 | 1965年5月1日 | ||
---|---|---|---|
日立武蔵 (4組1位) |
3 - 2 (10-15) (16-14) (15-8) (6-15) (15-10) |
倉紡倉敷 (2組1位) |
主審: 桑原博 副審: 秋永 |
決勝
編集#253 | 1965年5月1日 | ||
---|---|---|---|
ニチボー貝塚 | 3 - 0 (15-9) (15-2) (15-10) |
日立武蔵 | 主審: 貴山隆一 副審: 上野康夫 |
大松前監督時代からの連勝記録を175としていたニチボー貝塚は、5連勝し記録を180連勝まで伸ばした[1]。
最終順位
編集脚注
編集- 本記事のマッチナンバーは編集の便宜上付番したものです。
- ^ VOLLEYBALL(日本バレーボール協会機関誌)1966年10月号 49-53ページ
参考文献
編集- VOLLEYBALL 1965年6月号 22-23ページ