第46回ヴェネツィア国際映画祭
第46回ヴェネツィア国際映画祭は、1989年9月4日から9月15日にかけて開催された[1]。
上映作品
編集コンペティション部門
編集日本語題 | 原題 | 監督 | 製作国 |
---|---|---|---|
Australia | ジャン=ジャック・アンドリアン | ベルギー | |
Christian | ガブリエル・アクセル | デンマーク | |
Island | ポール・コックス | オーストラリア | |
ベルリン・エルサレム | Berlin-Yerushalaim | アモス・ギタイ | イスラエル |
おかえりなさい、リリアン | She's Been Away | ピーター・ホール | イギリス |
Blauäugig | ラインハルト・ハウフ | 東ドイツ | |
悲情城市 | 悲情城市 | ホウ・シャオシェン | 台湾 |
Et la lumière fut | オタール・イオセリアーニ | フランス | |
New Year's Day | ヘンリー・ジャグロム | アメリカ合衆国 | |
Sedím na konári a je mi dobre | ユライ・ヤクビスコ | チェコスロバキア | |
千利休 本覺坊遺文 | 熊井啓 | 日本 | |
デカローグ | Dekalog | クシシュトフ・キェシロフスキ | ポーランド |
Layla | タイエブ・ルーイチ | チュニジア | |
Scugnizzi | ナンニ・ロイ | イタリア | |
黄色い家の記憶 | Recordações da Casa Amarela | ジョアン・セーザル・モンテイロ | ポルトガル |
Muzh i doch' Tamary Aleksandrovny | オルガ・ナルツカヤ | ソビエト連邦 | |
Μ'αγαπάς | ヨルゴス・パノショープロス | ギリシャ | |
お家に帰りたい | I Want to Go Home | アラン・レネ | フランス |
BARに灯ともる頃 | Che ora è? | エットーレ・スコラ | イタリア |
Ek Din Achanak | ムリナール・セーン | インド | |
Fallgropen | ヴィルゴット・シェーマン | スウェーデン | |
ローズヒルの女 | La femme de Rose Hill | アラン・タネール | スイス |
禁断のつぼみ | El sueño del mono loco | フェルナンド・トルエバ | スペイン |
ムーンリットナイト | In una notte di chiaro di luna | リナ・ウェルトミューラー | イタリア |
審査員
編集- アンドレイ・スミルノフ ( ソビエト連邦/映画監督)
- ネストール・アルメンドロス ( スペイン/撮影監督)
- プピ・アヴァティ ( イタリア/映画監督)
- クラウス・マリア・ブランダウアー ( オーストリア/俳優)
- ウルミラ・グプタ ( インド/映画監督)
- ダニエル・ヘイマン ( フランス/映画批評家)
- エレニ・カラインドルー ( ギリシャ/作曲家)
- ジョン・ランディス ( アメリカ合衆国/映画監督)
- マリアンゲラ・メラト ( イタリア/女優)
- デヴィッド・ロビンソン ( イギリス/映画批評家)
- シエ・チン ( 中国/映画監督)
受賞結果
編集- 金獅子賞:『悲情城市』(ホウ・シャオシェン)
- 銀獅子賞:『黄色い家の記憶』(ジョアン・セーザル・モンテイロ)、『千利休 本覺坊遺文』(熊井啓)
- 審査員特別大賞:『Et la lumière fut』(オタール・イオセリアーニ)
- 男優賞:マルチェロ・マストロヤンニ、マッシモ・トロイージ (『BARに灯ともる頃』)
- 女優賞:ペギー・アシュクロフト、ジェラルディン・ジェームズ (『おかえりなさい、リリアン』)
- 脚本賞:ジュールス・ファイファー (『お家に帰りたい』)
- 撮影賞:ヨルゴス・アルヴァニティス (『Australia』)
- 音楽賞:クラウディオ・マットーネ (『Scugnizzi』)
- 上院議会金メダル:『Scugnizzi』(ナンニ・ロイ)
参考文献
編集- ^ “Venice Film Festival (1989)”. 31 July 2014閲覧。