舞原俊憲
舞原 俊憲(まいはら としのり、1942年6月15日 - )は、日本の天文学者・宇宙物理学者。京都大学名誉教授。専門は赤外線天文学。
舞原 俊憲 (まいはら としのり) | |
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生誕 |
1942年6月15日(82歳) 日本 岡山県 |
研究分野 | 天体物理学(赤外線天文学) |
研究機関 | 京都大学 |
出身校 | 京都大学 |
プロジェクト:人物伝 |
来歴・人物
編集岡山県出身。1965年京都大学理学部物理学科を卒業、1970年京都大学大学院理学研究科博士課程を修了。大学院時代は奥田治之に師事した[1]。京大理学部物理学科宇宙線研究室助教授を経て、1999年京大大学院理学研究科宇宙物理学教室教授に就任。 趣味は囲碁[2]。
舞原の天文学者としての業績を記念してエレノア・ヘリンによって発見された小惑星に舞原の名が付けられた[3]。舞原の名が付いた小惑星については(5877) Toshimaiharaを参照。
研究分野
編集舞原の専門分野は天体物理学、とりわけ赤外線天文学だが、その中でも特に以下の分野の研究に力を注いでいる。
高赤方偏移天体の観測及び銀河とクェーサーの生成進化の研究成果は2006年3月の京大における最終講義「私の宇宙研究:10の100乗年の中の35年」の中でも述べられている[2]。また、観測装置の開発に関しては、京大発のベンチャー企業を中核とする口径3.8m新技術望遠鏡[4]プロジェクトの開発責任者を務めている[2]。