若松節朗
テレビドラマ演出家・映画監督
若松 節朗(わかまつ せつろう、1949年5月5日 - )は、日本のテレビドラマ演出家・映画監督。
わかまつ せつろう 若松 節朗 | |||||||||||
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生年月日 | 1949年5月5日(75歳) | ||||||||||
出身地 | 秋田県河辺郡河辺町(現・秋田市) | ||||||||||
職業 | ドラマ演出家・映画監督 | ||||||||||
主な作品 | |||||||||||
ドラマ 『振り返れば奴がいる』 『お金がない!』 『それが答えだ!』 映画 『ホワイトアウト』 『沈まぬ太陽』 『柘榴坂の仇討』 『Fukushima 50』 | |||||||||||
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概要
編集秋田県河辺郡河辺町(現・秋田市)出身、秋田市立秋田商業高等学校、日本大学藝術学部放送学科卒業。
テレパックのテレビドラマのAD・演出補などを経て、1986年に共同テレビジョン入社。役員待遇エグゼグティブディレクターなどを歴任し、現在はフリーランス。監督としての活動のほか、鈴木雅之、河野圭太、木下高男、高丸雅隆、村谷嘉則などを育てた。
男優ではかつては古尾谷雅人、石橋凌、山田辰夫、最近では織田裕二、渡哲也、女優では松嶋菜々子と組んで仕事をする機会が非常に多い。また西村まさ彦との付き合いも深く、2012年10月からは西村主演の『地球の王様』にて初の舞台演出を務めた。
主な代表作品
編集テレビドラマ
編集テレパック時代
編集- ゆく道くる道わかれ道(1980年、フジテレビ)
- 天皇の料理番(1980年、TBS)制作進行
- おまかせください、オレの女房どの(1982年、フジテレビ)
- 月曜ドラマランド『どっきり天馬先生』(1983年、フジテレビ)
- 月曜ドラマランド『特別機動少女隊 ホールドアップ』(1985年、フジテレビ)
共同テレビ時代
編集- 透明少女(1986年、フジテレビ)プロデュースのみ
- みゆき(1986年、フジテレビ)
- 未亡人は17歳(1986年、フジテレビ)
- 一休さん(1986年、フジテレビ)プロデュース兼務
- あまえないでヨ!(1987年、フジテレビ・東宝)
- ラジオびんびん物語(1987年、フジテレビ)
- オレの妹急上昇(1987年、フジテレビ)
- 熱っぽいの!(1988年、フジテレビ)
- あそびにおいでヨ!(1988年、フジテレビ)
- 追いかけたいの!(1988年、フジテレビ)
- パパ!かっこつかないゼ(1990年、フジテレビ)
- しゃぼん玉(1991年、フジテレビ・東映テレビ)
- 教師夏休み物語(1992年、日本テレビ)
- 振り返れば奴がいる(1993年、フジテレビ)
- 花王ファミリースペシャル『夢は世界のデザイナー ケンゾー・ジュンコの青春物語』(1993年、関西テレビ)
- 振り返れば奴がいる 最後の戦いスペシャル(1993年、フジテレビ)
- お金がない!(1994年、フジテレビ)
- 料理人・豪太が行く(1995年、関西テレビ)
- 正義は勝つ(1995年、フジテレビ)
- いい日旅立ち〜4つの卒業〜(1996年、関西テレビ)
- 炎の消防隊(1996年、テレビ朝日)
- 3番テーブルの客(1996年、フジテレビ)
- それが答えだ!(1997年、フジテレビ)
- 金曜エンタテイメント『姑は名探偵 芹澤雅子』(1997年、フジテレビ)
- 恋はあせらず(1998年、フジテレビ)
- チェンジ!(1998年、テレビ朝日)
- 土曜ワイド劇場『名探偵由利麟太郎 蝶々殺人事件』(1998年、テレビ朝日)
- けろりの道頓(1999年、関西テレビ)
- 輝ける瞬間(1999年、名古屋テレビ)
- やまとなでしこ(2000年、フジテレビ)
- 反乱のボヤージュ(2001年、テレビ朝日)
- 金曜エンタテインメント『ピッキングトリオの事件簿』(2001年、フジテレビ)
- 恋ノチカラ(2002年、フジテレビ)
- 真夜中の雨(2002年、TBS)
- 美女か野獣(2003年、フジテレビ)
- マルサ!!東京国税局査察部(2003年、関西テレビ)
- 弟(2004年、テレビ朝日)
- 宿命(2004年、WOWOW)
- 救命病棟24時(2005年、フジテレビ)
- 祇園囃子(2005年、テレビ朝日)
- 熟年離婚(2005年、テレビ朝日)
- さいごの約束(2006年、関西テレビ)
- 役者魂!(2006年、フジテレビ)
- 金曜プレステージ『パパの涙で子は育つ』(2007年、フジテレビ)
- パンドラ(2008年、WOWOW)
- 愛馬物語(2008年、フジテレビ)
- 太陽と海の教室(2008年、フジテレビ)
- 世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 〜人気作家競演編〜『燔祭』(2010年、フジテレビ)
- 境遇(2011年、ABC)
- 尾根のかなたに〜父と息子の日航機墜落事故〜 前・後編(2012年、WOWOW)
- ゆりちかへ ママからの伝言(2013年、メーテレ)
- チキンレース(2013年、WOWOW)
- しんがり 山一證券 最後の聖戦(2015年9月20日 - 10月25日、WOWOW)
- 巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲(2016年、テレビ東京)[1]
- 石つぶて 〜外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち〜(2017年、WOWOW)
- アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜(2020年、テレビ東京)[2]
- トッカイ〜不良債権特別回収部〜(2021年、WOWOW)
- 優しい音楽〜ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ(2022年、テレビ東京)
- ガラパゴス(2023年、NHK BSプレミアム・NHK BS4K)
映画
編集- COMPLEX BLUE(1994年)
- ホワイトアウト(2000年、東宝)
- 子宮の記憶 ここにあなたがいる(2006年、トルネード・フィルム)
- 沈まぬ太陽(2009年、東宝)
- 夜明けの街で(2011年、角川映画)
- 柘榴坂の仇討(2014年、松竹)
- 空母いぶき (2019年、キノフィルムズ)
- Fukushima 50(2020年、松竹)
舞台
編集受賞歴
編集- 1997年
- 第14回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 監督賞(西谷弘と共に)(『それが答えだ!』)
- 2001年
- 第24回日本アカデミー賞 優秀監督賞(『ホワイトアウト』)
- 2010年
- 第33回日本アカデミー賞 優秀監督賞(『沈まぬ太陽』)
- 2021年
- 第44回日本アカデミー賞 最優秀監督賞 (『Fukushima 50』)[3]
脚注
編集- ^ “玉木宏、『あさが来た』後の初民放ドラマで特捜検事「非常にチャレンジングな作品」”. ORICON STYLE. (2016年7月20日) 2016年7月20日閲覧。
- ^ “笑福亭鶴瓶が吉田茂、生田斗真が白洲次郎に テレ東SPドラマ『アメリカに負けなかった男』2020年放送決定”. Real Sound (株式会社blueprint). (2019年11月25日) 2019年12月10日閲覧。
- ^ 第44回 日本アカデミー賞 優秀賞決定!、日本アカデミー賞公式サイト、2021年2月10日閲覧。