藤田盟児(ふじた めいじ)は日本の建築史家、工学博士。中世の住宅史が専門。鎌倉時代中期の武家住宅で誕生した「座敷」が、「書院造」の起源であったとする。その前身であるデイや、座敷飾りが付加された会所などを、その変遷過程として論じている。 研究室の生徒への面倒見が良く、慕われている。

経歴

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著書

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  • 「鎌倉前期の侍所の場的特質」『中世の空間を読む』、吉川弘文館 1995年
  • 「上代用語にみる上下の空間概念」『建築史の鉱脈』、中央公論美術出版 1995年
  • 「鎌倉武士住宅の空間構成-幕府御所を中心として」 『建築史の空間』、中央公論美術出版 1999年
  • 「主殿の成立過程とその意義」 『中世的空間と儀礼』 (シリーズ都市・建築・歴史 第3巻)、東京大学出版会、2006年
  • 「鎌倉前半期における上層武家住宅の実態と変遷過程」『建築史学』第53号、2009年
  • 「中世住宅の空間構成の変遷」『中世庭園の研究―鎌倉・室町時代』、奈良文化財研究所、2016年 
  • 「書院造の形成過程と様式定義」『建築の歴史・様式・社会』中央公論美術出版、2018年

外部リンク

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