鉄道史学会(てつどうしがくかい)は、鉄道の歴史工学技術面だけでなく、政治経済文化など多方面から学術的に研究することを目的とした学会で、1983年に設立された[1]

鉄道史学会
Railway History Society of Japan
略称 RHJS
設立 1983年
設立者 原田勝正
種類 学会
法的地位 任意団体
目的 鉄道史研究の発展に寄与し、関連学会との連携を密にし、会員の研究活動の振興および相互の親睦をはかることを目的とする。
所在地 東京都千代田区神田駿河台1-7-7 白揚ビル2階 日本経済評論社 内
提携 日本学術会議
ウェブサイト www.nikkeihyo.co.jp/tetudousigaku/
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主な活動は、毎年1回の総会と数回の研究会の開催、会報の発行である。総会の開催場所としては大学などが使用される[1]。また、大学と共催で企画展も開催する[2]

沿革

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  • 1983年 - 鉄道史学会設立。初代会長は和光大学原田勝正[3]
  • 1984年8月 - 会報『鉄道史学』第1号を発行[4]
  • 1994年 - 学会創立10周年を記念して『鉄道史文献目録〈私鉄社史・人物史編〉』を発行[5]

顕彰

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鉄道史学会では、住田正二の業績を記念し、顕彰制度として住田奨励賞を創設している[6]。鉄道史の研究の進展に寄与するような優れた業績に対して授与される[6]

主な出版物

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会報

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書籍

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  • 鉄道史学会 編『鉄道史文献目録〈私鉄社史・人物史編〉』鉄道史学会 制作、日本経済評論社 発売、1994年6月10 出版。ISBN 978-4818807563 

主な会員

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脚注

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  1. ^ a b 鉄道史学会の活動状況」『土木学会土木史研究委員会ニュースレター / 土木史フォーラム』5号  1997年4月20日、p5、PDF:p5/8、2009年10月4日(日)閲覧 より。
  2. ^ “平成9年度企画展「滋賀県における鉄道の発展と地域社会」”, 滋賀大学経済学部付属資料館 / 企画展示 鉄道史学会 共催 (1997年9月24日 - 12月25日), http://www.shiga-u.ac.jp/main.cgi?c=28/10/1:12 2009年10月4日(日)閲覧。 より。
  3. ^ 和光大学名誉教授。2008年4月7日逝去 -- “オープン・カレッジぱいでいあ2008 講座詳細”, 和光大学 大学開放センター (和光大学), http://www.wako.ac.jp/kaihou/koza08/detail.php?id=58 2009年10月4日(日)閲覧。 より。
  4. ^ 鉄道史学会「鉄道史学」『鉄道史学』第1号、日本経済評論社、1984年8月、ISSN 0913-95912013年5月20日閲覧 
  5. ^ 鉄道史学会『鉄道史文献目録〈私鉄社史・人物史編〉』日本経済評論社、1994年6月。ISBN 4818807567 
  6. ^ a b 「鉄道史学会住田奨励賞」『鉄道史学会』鉄道史学会。

関連項目

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外部リンク

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