関根史織
関根 史織(せきね しおり、1985年12月8日 - )は、日本のベーシスト、チャップマン・スティック奏者。Base Ball Bearのベース担当。またチャップマン・スティックを用いたソロプロジェクト「stico」としても活動している。
関根 史織 | |
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生誕 | 1985年12月8日(38歳) |
出身地 | 日本 埼玉県浦和市[1] |
ジャンル | |
職業 | ベーシスト |
担当楽器 | |
活動期間 | 2001年 - |
共同作業者 |
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公式サイト | stico Official Site |
経歴
編集2001年に同じ高校に通っていた小出祐介や堀之内大介らとともにBase Ball Bearを結成[2]。自身が他のメンバーよりも歳が1つ下で、当時音楽のこともよく知らないうえに演奏が下手であったことから、最初はめちゃめちゃ怒られたりもしたし一生懸命ついていこうという感じでしたね
と回想している[3]。
2005年公開の映画『リンダ リンダ リンダ』にメインキャストである白河望役として出演している。
Base Ball Bearとしては、2006年4月12日に発売されたミニ・アルバム『GIRL FRIEND』でメジャーデビューを果たした[4]。
2012年2月14日に放送されたラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』で結婚を発表[5]。
2018年12月、tatsuやオータコージとともにインストゥルメンタル・ユニット「stico」を始動[6]。2020年2月20日に同ユニット初の音源『象と話す女』を発売[7]。
2021年10月15日にテレビ朝日系で放送された『ミュージックステーション35周年記念4時間スペシャル』に、椎名林檎が同番組のために結成したバンド「Elopers」のメンバーとして出演[8]。
人物
編集Base Ball Bearではベースとコーラスを担当[4]。「Typical Girl」[9]や「A HAPPY NEW YEAR」[10]など一部の楽曲でソロでボーカルを取っているほか、「恋する感覚」は花澤香菜とのツイン・ボーカル曲となっている[11]。
好きなアーティストとしてジェスロ・タル、キャラヴァン、鈴木慶一の3組を挙げている[4]。
プログレッシブ・ロックに精通している[12]。2010年7月12日にNHK-FMにて13時間にわたって放送された特別番組『今日は一日プログレ三昧』にゲストとして出演した[13]。
33歳まで運転免許証を持っていなかったが、チャップマン・スティックを始めてから「自分で楽器を持ち運べるようになりたい」と思ったことから取得[14]。
ディスコグラフィ
編集EP
編集※いずれも「stico」としての作品
タイトル | 詳細 | |
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1 | 象と話す女 |
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2 | Speak Easy |
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参加作品
編集アーティスト | タイトル | 初出 |
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シュノーケル | 「おかしな2人」[15] | 『天気予報』 |
Rei | 「Oo-Long-Cha」[16] | 『ORB』 |
さわおとまり | 「さよならマクレガー」 | 『さよならマクレガー』[17] |
「PALY MUSIC!」 | ||
「ノスタルジア」 | ||
「べつにI DON'T CARE」 | ||
内田万里+クレイジーピッグ | 「秘密」 | 『離脱』[18] |
「離脱」 | ||
「孤独」 |
作曲担当
編集アーティスト | 曲名 | 担当 | 収録アルバム |
---|---|---|---|
Base Ball Bear | 「試される」 | 作曲[注釈 1] | 『C3』 |
「PARK」 | 作曲[注釈 1] | ||
「EIGHT BEAT詩」 | 作曲[注釈 1] | ||
「悪い夏」 | 作曲[注釈 2] | 『DIARY KEY』 |
出演
編集テレビドラマ
編集映画
編集- リンダ リンダ リンダ(2005年) - 白河望 役[21][22]
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 兵庫慎司(インタビュアー:兵庫慎司)「Base Ball Bearのメンバーが語る、地元「小岩・大井町・浦和」の話」『DI:GA ONLINE』、DISK GARAGE、2019年10月18日 。2022年5月8日閲覧。
- ^ “BIO”. Base Ball Bear Official Website. Sony Music Artists. 2022年5月8日閲覧。
- ^ “究極のガールズバンドオーディション「女性上位バンザイ!」特集 田渕ひさ子×関根史織×みこ×山中綾華“紅一点バンドマン”座談会 (3/3)”. 音楽ナタリー. ナターシャ. p. 3 (2015年8月3日). 2022年5月8日閲覧。
- ^ a b c Takahashi(インタビュー)「Base Ball Bear 「GIRL FRIEND」 インタビュー」『Neowing』、ネオ・ウィング、2006年6月10日 。2022年5月8日閲覧。
- ^ “BaseBallBear・関根史織が結婚 ラジオ番組で報告”. ORICON NEWS. オリコン (2012年2月15日). 2022年5月8日閲覧。
- ^ “Base Ball Bear関根史織らインストユニットstico始動、今月ワンマンライブ開催”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2018年12月12日). 2022年5月8日閲覧。
- ^ “関根史織(Base Ball Bear)主宰のstico、初の音源『象と話す女』2/20リリース決定”. Skream!. 激ロックエンタテインメント (2020年2月4日). 2022年5月8日閲覧。
- ^ “椎名林檎の一夜限定バンド、『Mステ』で「群青日和」熱演 Vo.アイナ・ジ・エンド「5回ほど聞き直した」”. ORICON NEWS. オリコン (2021年10月15日). 2022年5月8日閲覧。
- ^ “ベボベ、新シングルに関根史織ソロ歌唱曲も収録&ベスト盤ジャケ解禁”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2013年1月8日). 2022年5月8日閲覧。
- ^ (インタビュアー:Koji Kano)「INTERVIEW - 関根史織[Base Ball Bear]」『ベース・マガジン』、リットーミュージック、2頁、2021年11月24日 。2022年5月8日閲覧。
- ^ 沖さやこ. “THE CUT / Base Ball Bear”. Skream! ディスクレビュー. 激ロックエンタテインメント. 2022年5月8日閲覧。
- ^ “Base Ball Bear・関根史織、インストユニット「stico」結成。12/21にワンマンライブ開催”. rockin'on.com. ロッキング・オン (2018年12月13日). 2022年5月8日閲覧。
- ^ “NHK-FM「今日は一日プログレ三昧」にBBB関根史織&ミト”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2010年7月12日). 2022年5月8日閲覧。
- ^ 『Base Ball Bear 関根史織が、Newアルバムと同じ名前の車・シトロエン「C3」で思い出の下北沢へ:旬ネタ』(インタビュアー:竹井あきら)、リクルート、2020年3月31日 。2022年5月8日閲覧。
- ^ “[シュノーケル] 女子2人とユニコーン名曲をカバー”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2007年2月23日). 2022年5月8日閲覧。
- ^ “Reiの3rdアルバムにべボべ関根、在日ファンクホーン隊が参加”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年8月26日). 2022年5月8日閲覧。
- ^ “山中さわおと内田万里、さわおとまり名義で新作「さよならマクレガー」発表”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2020年7月24日). 2022年5月8日閲覧。
- ^ “内田万里がベボベ関根史織と奮酉・河西愛紗を迎えて3曲入りCD「離脱」リリース(動画あり)”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2021年10月8日). 2022年5月4日閲覧。
- ^ “Base Ball Bear、ニューアルバムより「悪い夏」の先行配信が決定 メンバーソロインタビュー掲載のプレイリストも公開”. SPICE. イープラス (2021年10月18日). 2022年5月8日閲覧。
- ^ “『パリピ孔明』最終話で幾田りら&ハラミちゃん出演 Base Ball Bear関根史織&元ゾフィー上田航平も初のフジドラマ”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年11月23日). 2023年11月23日閲覧。
- ^ “映画 リンダ リンダ リンダ (2005)について 映画データベース”. allcinema. スティングレイ. 2022年5月8日閲覧。
- ^ “SMAP主演『シュート!』、多部未華子×三浦春馬さんW主演『君に届け』など 『新宿東口映画祭2022』上映ラインナップ17作品を発表”. SPICE. イープラス (2022年4月23日). 2022年5月8日閲覧。
外部リンク
編集- stico_official (@SticoOfficial) - X(旧Twitter)
- 関根 史織 (@sekine_bbb) - Instagram