飛龍つかさ
飛龍 つかさ(ひりゅう つかさ、10月11日[1] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団花組の男役スター[2]。
ひりゅう つかさ 飛龍 つかさ | |
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生年月日 | 10月11日 |
出身地 | 日本 東京都江東区 |
身長 | 172cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2012年 - |
活動内容 |
2012年:宝塚歌劇団入団 2013年:花組配属 2022年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
事務所 | ワールドコード |
公式サイト | 飛龍つかさオフィシャルファンクラブ |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『マスカレード・ホテル』 『はいからさんが通る』 『銀ちゃんの恋』 『冬霞の巴里』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
東京都江東区[3]、麹町学園女子高等学校出身[3]。身長172cm[1]。愛称は「つかさ」、「つーちゃん」[3]。
所属事務所はワールドコード[1]。
来歴
編集2010年、宝塚音楽学校入学。
2012年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に98期生として入団[4]。入団時の成績は10番[4]。宙組公演「華やかなりし日々/クライマックス」で初舞台[4]。
2013年、組まわりを経て花組に配属[4]。
2017年、明日海りお・仙名彩世トップコンビ大劇場お披露目となる「邪馬台国の風」で、新人公演初主演[5][6][7]。
2019年の「Dream On!」(バウホール公演)で、水美舞斗・綺城ひか理とメインキャストを務める[8][9]。
2022年9月4日、「巡礼の年/Fashionable Empire」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[9][2]。
人物
編集祖母・母と三代続く宝塚歌劇のファン[5][6]。小学3年の時に、自宅で花組トップスター・愛華みれの舞台映像を見て衝撃を受け、タカラジェンヌを志した[5][6]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集組まわり
編集- 2012年6 - 9月、月組『ロミオとジュリエット』[5][6]
- 2012年11 - 2013年2月、星組『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『めぐり会いは再び 2nd〜Star Bride〜』『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』
花組時代
編集- 2013年6月、『フォーエバー・ガーシュイン』(バウホール) - セシル/ヤッシャ・ハイフェッツ
- 2013年8 - 11月、『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』 - ルジェ、新人公演:モーリス・クリヨン(本役:水美舞斗)/監獄の看守(本役:真輝いづみ)『Mr. Swing!』
- 2013年12月、『New Wave!-花-』(バウホール)
- 2014年2 - 5月、『ラスト・タイクーン -ハリウッドの帝王、不滅の愛-』 - 新人公演:チャールズ(本役:大河凜)『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』
- 2014年6月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』(中日劇場) - 小公子
- 2014年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - 新人公演:シュヴァルツェンベルク侯爵(本役:羽立光来)
- 2015年1月、『風の次郎吉-大江戸夜飛翔-』(ドラマシティ・日本青年館) - 手妻の一八/長介
- 2015年3 - 6月、『カリスタの海に抱かれて』 - 新人公演:テオ・レ・ロッシ(本役:和海しょう)『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』
- 2015年7 - 8月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』 - 小公子『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』(梅田芸術劇場・台北国家戯劇院)
- 2015年10 - 12月、『新源氏物語』 - 蟹郎、新人公演:蔵人介(本役:真輝いづみ)『Melodia-熱く美しき旋律-』
- 2016年2 - 3月、『For the people-リンカーン 自由を求めた男-』(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) - ジョージ・W・ランドルフ/パーティの紳士
- 2016年4 - 7月、『ME AND MY GIRL』 - 新人公演:ジョン・トレメイン卿(本役:芹香斗亜/瀬戸かずや)[注釈 1]
- 2016年8月、『Bow Singing Workshop〜花〜』(バウホール)
- 2016年11 - 2017年2月、『雪華抄(せっかしょう)』『金色(こんじき)の砂漠』 - ジャハンギール(回想)、新人公演:王ジャハンギール(本役:鳳月杏)[6][7][9]
- 2017年3 - 4月、『仮面のロマネスク』 - ルイ『EXCITER!!2017』(全国ツアー)
- 2017年6 - 8月、『邪馬台国の風』 - イスルギ、新人公演:タケヒコ(本役:明日海りお)『Santé!!』 新人公演初主演[9][7][2]
- 2017年10月、『ハンナのお花屋さん-Hanna's Florist-』(TBS赤坂ACTシアター) - ヤニス
- 2018年1 - 3月、『ポーの一族』 - レミ/マイケル/キリアン、新人公演:アラン・トワイライト(本役:柚香光)
- 2018年5月、『Senhor CRUZEIRO(セニョール クルゼイロ)!』(バウホール) - アクルックス
- 2018年7 - 10月、『MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-』 - 不動丸、新人公演:松平信綱(本役:水美舞斗)『BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-』
- 2018年11 - 12月、『メランコリック・ジゴロ』 - バロット『EXCITER!!2018』(全国ツアー)
- 2019年2 - 4月、『CASANOVA』 - バルサモ
- 2019年5 - 6月、『Dream On!』(バウホール) メインキャスト[8][9]
- 2019年6月、『恋スルARENA』(横浜アリーナ)[注釈 2]
- 2019年8 - 11月、『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』 - ウィルトス『シャルム!』
- 2020年1月、『マスカレード・ホテル』(ドラマシティ・日本青年館) - 能勢金治郎[9]
- 2020年7 - 11月、『はいからさんが通る』 - 牛五郎[2]
- 2021年1 - 2月、『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』(東京国際フォーラム・梅田芸術劇場) - デューク・マホーニー[9]
- 2021年4 - 7月、『アウグストゥス-尊厳ある者-』 - キンベル/賊『Cool Beast!!』[3]
- 2021年8 - 9月、『銀ちゃんの恋』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - 平岡安治(ヤス)[3][2][9]
- 2021年11 - 2022年2月、『元禄バロックロック』 - ヤスベエ『The Fascination(ザ ファシネイション)!』
- 2022年3 - 4月、『冬霞(ふゆがすみ)の巴里』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - ギョーム[2][9]
- 2022年6 - 9月、『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』 - ダグー伯爵『Fashionable Empire』 退団公演[2][9]
出演イベント
編集宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集舞台
編集- 2023年1月、『李香蘭-花と華-』(紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA) - 川島芳子[注釈 3][13]
- 2023年5 - 6月、『2STEP』(日本青年館・ドラマシティ)[14]
- 2023年8月、『Neo Doll』(シアターサンモール) - 千石博士[注釈 4]/桜葉博士[注釈 4][15]
- 2023年12月、朗読劇『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE- Reading Theatre 第四弾 遙かなるエルドラド』(飛行船シアター) - ジュディ・ナイトレー[16]
- 2024年2 - 3月、『それを言っちゃお終いVII.〜ストレートプレー〜』(六本木トリコロールシアター) - 彼[17]
- 2024年4月、『美少女戦士セーラームーン』(IMM THEATER) - クンツァイト[18]
- 2024年7月、『暁のヨナ』(シアターH) - ユン[19]
- 2024年9 - 11月、『前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE〜肥後の虎・加藤清正編〜』(シアターH・サンケイホールブリーゼ) - ガルシア[20]
- 2024年11 - 12月『Neo Doll』(シアターH) - 千石博士[21]
ゲーム
編集- 『少女☆歌劇 レヴュースタァライト 舞台奏像劇 遙かなるエルドラド』(2024年8月8日、Nintendo Switch・Steam) - ジュディ・ナイトレー[注釈 5][22]
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c 飛龍つかさ 公式プロフィール ワールドコード。
- ^ a b c d e f g 宝塚歌劇花組の飛龍つかさ、音くり寿が9月に退団…ともにコメディーセンス抜群の実力派 スポーツ報知。
- ^ a b c d e <華宝塚>陽のエネルギー届ける 飛龍(ひりゅう)つかさ(花組) 東京新聞。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 124.
- ^ a b c d e “花組・飛龍つかさ、尊敬する明日海りおが「一から役作りする姿」を見て感動-新人公演「邪馬台国の風」で初主演”. 産経ニュース. 2019年5月27日閲覧。
- ^ a b c d e f 村上久美子 (2017年6月29日). “目指すはスーツ似合う「男くさい男役」/飛龍つかさ”. 日刊スポーツ 2019年11月9日閲覧。
- ^ a b c 名取千里 (2017年7月1日). “フェアリーインタビュー 花組 飛龍つかさ”. ウィズたからづか 2019年11月9日閲覧。
- ^ a b “水美舞斗のルキーニ再び!宝塚花組「Dream On!」開幕”. スポーツ報知. 2019年5月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2023年9月27日閲覧。
- ^ 宝塚巴里祭2014('14年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 轟悠ディナーショー「Prelude of Yu」('16年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 瀬戸かずやスペシャルライブ「Gracias!!」('21年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 中村太郎・伊勢大貴ら出演 日中合作 音楽劇「李香蘭-花と華-」上演へ、主演は西内まりや 2.5ジゲン!!。
- ^ GANMI×宝塚歌劇OG「2STEP」本日開幕!出演者と観客が“歩み寄り”できあがる一体感を楽しみに ステージナタリー。
- ^ 児玉明子×良知真次のミュージカル「Neo Doll」平井桃伽・浜浦彩乃がW主演 ステージナタリー。
- ^ “少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE- Reading Theatre 第四弾 遙かなるエルドラド”. 少女☆歌劇 レヴュースタァライト. 2024年3月10日閲覧。
- ^ 今江大地・飛龍つかさ、男女逆転フランス現代劇「それを言っちゃお終い」に挑む ステージナタリー。
- ^ 乃木坂46の5期生版「セラミュー」配役発表、天寿光希がタキシード仮面に ステージナタリー。
- ^ “ヨナ役は星名美怜&明音亜弥、ハク役は神永圭佑&草地稜之「暁のヨナ」キャスト決定”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年5月2日). 2024年5月2日閲覧。
- ^ “「前田慶次 かぶき旅」THE RAMPAGE・RIKU主演で舞台化、共演に白又敦・平野良ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年5月12日). 2024年5月12日閲覧。
- ^ “主演はエビ中の星名美怜・桜井えまとZOCの藍染カレン、ミュージカル「Neo Doll」再演”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年10月25日). 2024年10月26日閲覧。
- ^ "登場人物(CHARACTER)". 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 舞台奏像劇 遙かなるエルドラド. ブシロード. 2024年1月7日閲覧。
参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
編集- 飛龍つかさオフィシャルファンクラブ
- 飛龍つかさ 公式プロフィール
- 飛龍つかさ (@hiryu_tsukasa) - X(旧Twitter)
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