龍仁市
韓国・京畿道の市
位置 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 용인시 |
漢字: | 龍仁市 |
片仮名転写: | ヨンイン=シ |
ローマ字転写 (RR): | Yongin-si |
統計(2023年) | |
面積: | 591.32 km2 |
総人口: | 1,075,566[1] 人 |
男子人口: | 533,387 人 |
女子人口: | 542,179 人 |
行政 | |
国: | 大韓民国 |
上位自治体: | 京畿道 |
下位行政区画: | 3区4邑3面28行政洞35法定洞 |
行政区域分類コード: | 31190 |
龍仁市の木: | モミ |
龍仁市の花: | クロフネツツジ |
龍仁市の鳥: | キジ |
自治体公式サイト: | 龍仁市 |
ソウルの南約40キロに位置し、京釜高速道路・嶺東高速道路が通っていることから、ソウルのベッドタウンとして近年人口が急増している。また韓国民俗村があり、外国人観光客や韓国各地の修学旅行生が訪れる。大韓民国の地方自治法第198条に基づいて特例が適用される特例市に指定されている。
歴史
編集龍仁は高句麗の時に駒城県だったが、新羅景徳王の時には巨黍県と改称して漢州に属した。
- 高麗初期 - 龍駒県に改称した。
- 高麗顕宗 - 広州府の属県となった。
- 高麗明宗 - 監務を設置した。
- 朝鮮太祖6年(1397年) - 龍駒県に県令を設置した。
- 太宗13年(1413年) - 処仁県と合併して龍仁県となった。[2]
- 1895年6月23日(旧暦閏5月1日) - 忠州府龍仁郡に改編。[3]この時、郡庁が現在の器興区駒城洞から現在の処仁区金良場洞(当時の水餘面巣鶴洞)に移転した。
- 1896年8月4日 - 京畿道龍仁郡に改編。[4]
- 1914年4月1日 - 郡面併合により、龍仁郡・陽智郡及び竹山郡の一部が合併し、龍仁郡が発足。龍仁郡に以下の面が成立。[5](12面)
- 水餘面・蒲谷面・慕賢面・邑三面・水枝面・器興面・南四面・二東面・内四面・古三面・外四面・遠三面
朝鮮総督府令第111号
1914年の行政区域[6]と現在の行政区域と比較
府令第111号 | ||
旧行政区域 | 新行政区域 | |
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龍仁郡慕賢面 | 葛潭里、陵院里、東林里、梅山里、呉山里、旺山里、日山里、草芙里 | |
龍仁郡上東面 | 二東面 | 徳宬里、西里、墨里、泉里 |
龍仁郡下東面 | 卯峰里、時美里、松田里、魚肥里、華山里 | |
龍仁郡県内面 | 南四面 | 衙谷里、完庄里、倉里 |
龍仁郡道村面 | 鳳舞里、北里 | |
龍仁郡南村面 | 防牙里、元岩里、全宮里、真木里 | |
龍仁郡西村面 | 鳳鳴里、通三里 | |
龍仁郡邑内面 | 邑三面 | 麻北里、彦南里 |
龍仁郡洞辺面 | 上下里、清徳里、東栢里、中里 | |
龍仁郡西辺面 | 竹田里、宝亭里 | |
龍仁郡水真面 | 水枝面 | 古基里、東川里、星福里、新鳳里、豊徳川里 |
龍仁郡枝内面 | 上峴里、二儀里、下里 | |
器興面 | 霊徳里 | |
龍仁郡器谷面 | 古梅里、貢税里、農書里、書川里、甫羅里、上葛里、下葛里、芝谷里 | |
龍仁郡駒興面 | 新葛里、旧葛里 | |
龍仁郡蒲谷面 | 蒲谷面 | 稼室里、屯田里、留雲里、麻城里、三渓里、英門里、新院里、前垈里 |
龍仁郡水餘面 | 金魚里 | |
水餘面 | 古林里、柳防里、南里、金良場里、三街里、駅北里、麻坪里、雲鶴里、虎里 | |
陽智郡朱西面 | 海谷里 | |
内四面 | 松門里 | |
陽智郡朱東面 | 植金里、霽日里、秋渓里、坪倉里 | |
陽智郡朱北面 | 大垈里、定水里、朱北里 | |
陽智郡邑内面 | 南谷里、陽智里 | |
陽智郡高安面 | 外四面 | 高安里 |
陽智郡朴谷面 | 朴谷里、栢峰里 | |
竹山郡近一二面 | 石泉里、玉山里、湧川里、長坪里 | |
竹山郡近三面 | 稼倉里、近谷里、近三里、近倉里、白岩里 | |
竹山郡遠一面 | 遠三面 | 高塘里、孟里、弥坪里、沙岩里、左恒里 |
竹山郡遠三面 | 加佐里、加在月里、篤城里、杜倉里、竹陵里 | |
陽智郡木岳面 | 木新里、学日里、文村里 | |
古三面 | 双芝里 | |
陽智郡古西面 | 鳳山里、三隠里、月香里 | |
陽智郡古洞面 | 大葛里、新倉里 | |
陽智郡古北面 | 佳柳里 |
- 1915年 - 古三面の一部が安城郡陽城面に編入。(12面)
- 1931年 - 邑三面が駒城面に改称。(12面)
- 1938年1月1日 - 水餘面が龍仁面に改称。[7](12面)
- 1963年1月1日 - 古三面が安城郡に編入。[8](11面)
- 1973年7月1日 - 駒城面竹田里が水枝面に編入。[9](11面)
- 1979年5月1日 - 龍仁面が龍仁邑に昇格。[10](1邑10面)
- 1983年2月15日(1邑10面)[11]
- 1985年10月1日 - 器興面が器興邑に昇格。[12](2邑9面)
- 1994年12月26日 - 器興邑の一部が水原市八達区に編入。(2邑9面)
- 1996年3月1日 - 龍仁郡が龍仁市に昇格。[13](2邑8面4行政洞)
- 龍仁邑を廃止し、4つの行政洞に分割。
- 水枝面が水枝邑に昇格。
- 外四面が白岩面に改称。
- 内四面が陽智面に改称。
- 2000年9月1日 - 駒城面が駒城邑に昇格。[14] (3邑7面)
- 2001年12月24日 - 水枝邑を廃止し、6つの行政洞に分割。(2邑7面10行政洞)
- 2002年9月5日 - 人口50万人を突破。
- 2003年3月31日 - 上峴洞の一部が分立して星福洞が発足。(2邑7面11行政洞)
- 2005年10月31日(3区1邑6面22行政洞)[15]
- 2007年
- 2010年8月2日 - 器興区新葛洞から霊徳洞を分立した。(3区1邑6面24行政洞)
- 2012年4月 - 住民登録人口が90万人を突破した。
- 2017年
- 2019年9月13日 - 不合理な行政区域の調整の一環として、水原市霊通区遠川洞の一部と龍仁市器興区霊徳洞の一部を交換した。[20][21](3区3邑4面24行政洞)
- 2020年1月20日 - 新葛洞は新葛洞と甫羅洞に、東栢洞は東栢1洞・東栢2洞・東栢3洞に、霊徳洞は霊徳1洞と霊徳2洞にそれぞれ分割された。[22](3区3邑4面28行政洞)
- 2021年2月19日 - 南四面が南四邑に昇格。(3区4邑3面28行政洞)
- 2022年1月13日 - 特例市に昇格[23]。
交通
編集鉄道
編集- 龍仁軽電鉄
- ●龍仁軽電鉄(エバーライン)
バス
編集- 龍仁共用バスターミナル 処仁区に所在。龍仁軽電鉄の運動場·松潭大駅より南へ500mに位置する。
- 高速バスは、比較的短距離であるもののソウル高速バスターミナルからの便が30~40分間隔で運行、所要時間は45分。その他光州・釜山総合高速バスターミナルへの便がある。
- 市外バスは仁川国際空港・金浦国際空港・安山・原州・全州・牙山・大田等へ運行。
- 白岩ターミナル
- 処仁区東部のバス結節点で、水原駅・器興駅へ結ばれているほか、龍仁大長今パーク方面へのバスへも接続する。
- 一般バスは、市内運行のバスのほか、ソウル駅への路線や、新沙駅よりソウル特別市の広域バスも器興駅方面に乗り入れる。
高速道路
編集観光
編集行政
編集下部行政区域
編集3区の面積は、水枝:器興:処仁がそれぞれ1:2:11という比率であるが、人口は最も広い処仁区が最も少ない。
警察
編集消防
編集姉妹・友好都市
編集韓国国外
編集韓国国内
編集スポーツ
編集龍仁室内体育館は市外バスターミナルに近く、韓国女子バスケットボールリーグ(WKBL)のほかフットサル・ボクシング・ハンドボールの会場としても使用される。
種目 | チーム名 | 創立年度 | ホーム競技場 |
WKBL | 三星生命ブルーミンクス | 1977年 | 龍仁室内体育館 |
脚注
編集- ^ “주민등록 인구통계 - 행정안전부”. 行政安全部. 2024年1月3日閲覧。
- ^ 《グローバル世界大百科事典》〈용인의 연혁〉
- ^ 勅令第98号 地方制度改正件 (1895年旧暦5月26日)
- ^ 勅令第36号 地方制度官制改正件(1896年8月4日)
- ^ 朝鮮総督府令第111号(1913年12月29日)
- ^ (신구대조) 조선 전도부군면리동 명칭 일람(1917年)
- ^ 군청소재 면명을 군명에 따라 개정 동아일보, 1937.12.16.
- ^ 法律第1175号 시·군관할구역변경및면의폐치에관한법률(1962年11月21日)
- ^ 大統領令第6542号 市・郡・区・邑・面の管轄区域変更に関する規定、1973年3月12日制定。
- ^ 大統領令第9409号 미금읍등53개읍설치에관한규정(1979年4月7日)
- ^ 大統領令第11027号 市・郡・区・邑・面の管轄区域変更及び面設置等に関する規定(1983年1月10日)第1条第14項、第15項
- ^ 大統領令第11772号 京畿道楊州郡檜泉邑等の邑の設置と邑の管轄区域変更に関する規定(1985年9月26日)
- ^ 法律第4994号 경기도파주시등5개도농복합형태의시설치등에관한법률(1995年12月6日)
- ^ 행정자치부공고 제2000-95호, 2000년 8월 5일.
- ^ 龍仁市条例第648号 구및읍·면·동의명칭과관할구역에관한조례(2005年10月5日)
- ^ 전라남도 나주시 등 4개 시·군의 관할구역 변경에 관한 규정, 대통령령 제19875호 (2007년 2월 8일)
- ^ 노호근 (2007年4月29日). “수원.용인 경계일부-어정동 분동 등 관할구역 변화”. 뉴시스 2017年11月20日閲覧。
- ^ 노호근 (2007年7月2日). “<소식>용인시 동백동, 상하동 사무소 개소”. 뉴시스 2017年11月20日閲覧。
- ^ 용인시 100만 인구 돌파..기초자치단체 중 4번째 연합뉴스, 2017.9.3.
- ^ 경기도 수원시와 용인시의 관할구역 변경에 관한 규정, 大統領令第30036号(2019年8月13日)
- ^ 이재상 (2019年8月6日). “부산·수원·용인 등 관할구역 변경…불합리한 행정구역 조정”. 뉴스1 2019年8月19日閲覧。
- ^ 龍仁市条例第1997号 구및읍·면·동의명칭과관할구역에관한조례(2020年1月10日)
- ^ “‘특례시’된 수원·고양·용인·창원…저소득층 복지 ‘대도시급’으로” (朝鮮語). www.hani.co.kr (2022年1月13日). 2022年1月20日閲覧。