JR西日本交通サービス
株式会社JR西日本交通サービス(ジェイアールにしにほんこうつうサービス、英: JR West Koutsu Service)は、兵庫県尼崎市に本社を置く、西日本旅客鉄道の子会社(連結子会社)。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒660-0808 兵庫県尼崎市潮江一丁目1番60号 JR尼崎駅西NKビル |
設立 | 1979年12月21日(近畿交通事業) |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 4140001053079 |
代表者 | 小林 聡(代表取締役社長) |
資本金 | 5,000万円 |
純利益 |
△4,943万8,000円 (2024年3月期)[1] |
純資産 |
9億2,418万1,000円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
20億7,282万2,000円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 981名(令和4年2月1日現在) |
主要株主 | 西日本旅客鉄道 100% |
主要子会社 | JR西日本中国交通サービス 100% |
外部リンク | https://jk-nishiko.jp/ |
特記事項:設立日は前社名「天鉃開発株式会社」としてのもの[2]。 |
概要
編集- 西日本旅客鉄道近畿統括本部管内の駅業務受託
- 以前は、福知山支社管内(播但線)の一部の駅と、和歌山支社管内(和歌山線の和歌山県内と紀勢線)業務を福知山支社エリアはJR西日本福知山メンテックへ、和歌山支社エリア内はJR西日本メンテックに委託していたが、2021年7月以降はグループ会社の再編により再び同社が受託している。
- おおむねJR西日本の社員が58歳~60歳の定年退職直前にジェイアール西日本交通サービスへ出向か転籍してくるが、最近の傾向ではJR西日本のベテラン社員から若手社員への技術継承の関係で定年退職後もJR西日本に残り、65歳まではシニア社員(契約社員)として在籍するので少なくなりつつある。受託駅はすべて被管理駅扱いで、管理駅であるJR西日本の駅長が受託駅を管理・監督している[要出典]。
- 営業制度・販売機器操作教育業務の受託
- 遠隔センター業務
- JR西日本管内に設置されている「みどりの券売機プラス」(JR四国設置分を含む)および「改札口コールシステム」の遠隔オペレーション業務(コールセンター運営)を受託している。
- 約20人のオペレーターで対応しているが、内容が複雑な事案が多いことから、いずれも駅業務の経験を積んだ社員が担当しているという[3]。
- e5489サービスとJR西日本お客様センターのオペレーション業務については、遠隔センターとは異なりJR西日本カスタマーリレーションズが担当している。
沿革
編集- 1979年12月21日 - 近畿交通事業(きんきこうつうじぎょう)として設立。
- 1988年 - 日本交通観光社(法人としては現在のジェイアールバステック)から近畿地区における旅行代理業以外の事業を譲り受ける(旅行代理業は日本旅行に譲渡し、同社傘下で設立された日交観トラベルが受け皿となる)。社名をジェイアール西日本交通サービスに変更。
- 2016年 - 社名をJR西日本交通サービスに変更。
- 2021年
- 4月1日 - 中国エリア(鳥取・島根、岡山・福山、広島・山口、福岡)の駅業務を担う子会社として、JR西日本中国交通サービスを設立。本社は広島県広島市東区。資本金は5,000万円[4]。
- 7月1日 - JR西日本メンテック(和歌山エリア)、JR西日本福知山メンテック(福知山エリア)の駅業務が同社に移管される。
委託駅一覧
編集労働組合
編集- JR西日本交通サービス労働組合(JR西日本グループ労働組合連合会)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c 株式会社JR西日本交通サービス 第45期決算公告
- ^ “会社概要”. ジェイアール西日本交通サービス. 2015年2月26日閲覧。
- ^ 鼠入昌史 (2019年6月25日). “テレビで会話、「みどりの券売機プラス」の裏側”. 東洋経済オンライン. 2020年7月23日閲覧。
- ^ “株式会社JR西日本中国交通サービスの設立について” (PDF). 西日本旅客鉄道株式会社 (2021年4月1日). 2021年4月6日閲覧。
- ^ “JR大阪駅に「コンシェルジュ」-iPad使い駅周辺を案内”. 梅田経済新聞 (ラプレ). (2011年5月4日) 2015年2月26日閲覧。
- ^ “駅案内所”. 私たちのお仕事. ジェイアール西日本交通サービス. 2015年2月26日閲覧。