NHK財団 放送研修センター・ことばコミュニケーションセンター
NHK財団 放送研修センター・ことばコミュニケーションセンター(エヌエイチケイざいだん ほうそうけんしゅうセンター・ことばコミュニケーションセンター)は、日本放送協会(NHK)の関連団体「一般財団法人 NHK財団」が運営するアナウンス教室。
設立 | 1985年8月8日 |
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法人番号 | 4010905000040 |
所在地 |
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関連組織 | 日本放送協会 |
ウェブサイト |
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ことばコミュニケーションセンターは、1985年に「(財)NHK放送研修センター」が発足した際、そのアナウンス部門として「日本語センター」の名称でスタートしたが、2023年4月1日付で日本放送協会(NHK)傘下の一般財団法人の再編・統合が実施され、NHK財団が発足したのと同時に「ことばコミュニケーションセンター」に改称され(財)NHK財団の直轄となった。
職制上は「NHK財団 放送研修センター」が正式名称となる。
概要
NHK放送技術研究所ビルの9階から12階にある。講師陣は70人あまりが在籍する。
ことばコミュニケーションセンタースクールの教室は東京都世田谷区、渋谷区、並びに港区新橋の3か所にあり、アナウンスや朗読の技術の基礎から実践までをNHKのアナウンサー(放送研修センターに出向しているアナウンサーも含む)が直々に指導を行う。また遠隔地の受講者のために通信教育講座も用意されている。
その他学校や企業向けにNHKのアナウンサーが出張して講義を行う講座もある。
専属アナウンサー
ことばコミュニケーションセンター職員のアナウンサーは、NHK本体(各地放送局)を定年[1]を経過したり、あるいは女性の結婚・育児などのため退職したアナウンサーが「移籍」することが多いが、NHK本体に籍を置きながら当センターに出向する現役アナウンサーも若干名いる。
下記の中には、東京アナウンス室の業務補完にあたっている者も少なくない(リアルタイム字幕放送の字幕キャスターや視覚障害者に向けた副音声解説放送、深夜時間帯のラジオ第1・FM・国際放送(NHKワールド・ラジオ日本)のラジオニュース、海外安全情報、気象通報、株式市況など。※印は主に株式市況、気象通報、昼間もしくは深夜時間帯のニュースなどを担当)。
男性
- 飯田恵一(いいだ・けいいち)
- 石井裕(いしい・ゆたか)
- 伊藤文樹(いとう・ふみき)
- 伊藤健三(いとう・けんぞう)
- 伊藤源太(いとう・げんた)出向
- 岩井正(いわい・ただし)[2][3]
- 岩澤忠彦(いわさわ・ただひこ)[2][4]
- 梅津正樹(うめづ・まさき)
- 大沢肇(おおさわ・はじめ)
- 岡部晃彦(おかべ・あきひこ)
- 風見雅章(かざみ・まさあき)[5][6][7]
- 加藤昌男(かとう・まさお)[8]
- 河路勝(かわじ・まさる)[3]
- 栗田晴行(くりた・はるゆき)
- 黒沢保裕(くろさわ・やすひろ)
- 幸田儔朗(こうだ・としろう)
- 合田敏行(ごうだ・としゆき)
- 近藤敏之(こんどう・としゆき)
- 榊寿之(さかき・としゆき)
- 佐藤淳(さとう・じゅん)
- 高橋淳之(たかはし・あつゆき)
- 寺田道雄(てらだ・みちお)[5]
- 中野純一(なかの・じゅんいち)出向
- 野村正育(のむら・まさいく)嘱託
- 畠山智之(はたけやま・さとし)[9]
- 花田和明 (はなだ・かずあき)
- 羽塚由(はねづか・とおる)
- 半谷進彦(はんや・のぶひこ)
- 廣田直敬(ひろた・なおたか)[10]
- 町田右(まちだ・ゆう)
- 松井治伸(まつい・はるのぶ)[9]
- 松尾剛(まつお・つよし)[9]
- 道谷眞平(みちや・しんぺい)嘱託
- 三宅民夫(みやけ・たみお)
- 山下俊文(やました・としふみ)[3]
- 芳野潔(よしの・きよし)
女性
脚注
- ^ 基本60歳。エグゼクティブアナウンサーなどの役員待遇は57歳。ただし65歳までは嘱託職員、さらにそれ以後も広義の嘱託である「シニアスタッフ」として引き続き所属するアナウンサーもいる。
- ^ a b 元アナウンス室長
- ^ a b c 元日本語センター長(杉澤陽太郎は初代)
- ^ 現日本語センター長
- ^ a b ラジオニュースを兼務
- ^ 通信添削主任講師(青沼は「朗読入門」、伊藤は「最新朗読」、風見は「上達!話す力」、山下は「プロに学ぶアナウンス」、(出向扱いの)山田敦子(やまだ・あつこ)は「アナウンサーと選ぶ子供と読みたい本」の各担当)。
- ^ 元アナウンス室統括担当部長
- ^ 元アナウンス室次長
- ^ a b c 元エグゼクティブアナウンサー
- ^ 元シニアアナウンサー