日本テレビ系バラエティ『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』から誕生し、デビュー以来好調なセールスを記録していたポケットビスケッツ。
- 当初、1998年4月22日に新曲「My Diamond」を発売する予定だったが、同番組で行われたCD発売を掛けたブラックビスケッツとの対決で敗れたため、マスターテープを破壊することになった。この後CD発売を停止されていたが、番組の企画で100万人署名を達成したらCD発売許可との条件が出され、見事178万4892人の署名を集めて生まれた曲。
- セールスは(オリコン集計で)グループ3番目のヒットだが、グループ、そして同番組発のグループとして唯一オリコンシングルチャート1位を獲得した。
- 1998年12月31日、ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツ スペシャルバントとして出場した『第49回NHK紅白歌合戦』では「POWER & Timing 大晦日MIX」の中で歌唱された。
- 「POWER」は累計110万枚を売り上げ[1]、3作目のミリオンセラーを達成。(『ザ・テレビジョン』2000年2月5日-2月11日号、p.37より)
- また、2016年6月12日の千秋のTwitterにも黄色「YELLOW YELLOW HAPPY」赤「Red Angel」と共に「POWER」がミリオン超えた曲として書かれている。
- ミュージック・ビデオは屋外・屋内の撮影ともにすべて沖縄で行われた[2]。これは「ウリナリ!!」の「ドーバー海峡横断部」のロケ日程に合わせたものである[3]。屋内での撮影は「100万人署名運動」で集められた署名用紙に囲まれて行われた。
- これまで、テル(内村光良)のピアノパートは間奏のみだったが、今作ではイントロから演奏をしている。PVではローランドのシンセサイザーJP-8000を弾いている姿が確認できる。
- また、ウド(ウド鈴木)のギターパートが100万人署名御礼日本縦断ツアーにて続々と追加されていった(最後の一音→Eメロ半分→Eメロ全て→Bメロ全て→Dメロ全て〈シークレットライブのみ〉)。
- なお、「My Diamond」は翌1999年に新曲「Days」のc/w(両A面)として収録され、作品化された。
- ポケットビスケッツ名義でリリースされた今作と次作「Days/My Diamond」の間に、ポケットビスケッツのソロ活動として、テルは「青の住人」を、千秋は「マーガレット」を、ウドは「まごころ」をそれぞれリリースしている。
- 2016年には、元Loveのステファニーがアルバム『Aioto』の収録曲としてPOWERをカバーした[4]。
- 2020年4月、千秋の元夫であるココリコの遠藤章造が自身のYouTubeチャンネルにてPOWERをカバーした動画を公開した[5]。
- 2020年12月、千秋が自身のYouTubeチャンネルにてPOWERを歌った動画を公開した[6]。
- 2023年『第74回NHK紅白歌合戦』の特別企画にブラックビスケッツと共に選出された際には、100万人署名運動で集まった署名人数「1784892」をあしらった衣装で25年ぶり2回目の紅白歌合戦のステージに立っている。