Portal 2
『Portal 2』(ポータル2)は、Valve Softwareが開発し2011年4月18日に発売されたアクションパズルゲーム。2007年に発売された『Portal』の続編。
ジャンル | アクションパズル(FPS) |
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対応機種 |
Linux[1] Microsoft Windows Mac OS X Xbox 360 PlayStation 3 Nintendo Switch |
開発元 | Valve Corporation |
発売元 |
Valve Corporation エレクトロニック・アーツ( Xbox 360、PS3) サイバーフロント( PC) |
人数 | 1 - 2人 |
発売日 |
Windows, Mac OS X 2011年4月18日 2011年4月22日 PlayStation 3, Xbox 360 2011年4月20日 2011年4月22日 2011年5月19日 Linux (beta版) 2014年2月26日 Nintendo Switch 2022年6月28日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E10+(10歳以上) PEGI:12 USK:12(12歳未満提供禁止) ACB:PG |
エンジン | Source Engine |
日本ではエレクトロニック・アーツがPlayStation 3版とXbox 360版を、サイバーフロントがPC版を、Valve CorporationがNintendo Switch版を発売している。
ストーリー
編集主人公「Chell」が研究所「Aperture Laboratories」のAIコンピュータ「GLaDOS」(声:エレン・マクレイン)を破壊してから長い年月が経過し、研究所から脱出したはずのChellはコールドスリープ状態となっていた。荒れ果てた研究所でChellが目覚めると、目の前に球体のコア「Wheatley」(声:スティーヴン・マーチャント)が現れ、ともに研究所からの脱出を試みるが、そのさなかにGLaDOSを再起動してしまい、ChellとWheatleyは離れ離れになる。GLaDOSは以前のようにChellにテストを課し、Chellはこれを解きながら研究所を進んでいく。
ゲームシステム
編集「Portal (ゲーム)#ゲームシステム」の項目を参照。
前作との変更点
編集『Portal 2』では前作『Portal』と比べて以下の変更点がある。
- 効果音の変更
- 一部テクスチャの一新
- ポータルガンの仕様変更
- 弾速が早くなった(ポータルが瞬時に開くようになった)。
- 照準のレティクルが「開けられるか」ではなく「ポータルが開いているか」で光るようになった。
- 物を持った時に、クリックで手放すことが出来なくなった。
- 物を持ったままポータルに入ると前作では引っかかって取れることがあったが、今作では改善された。
- ポータルを開けられない壁に撃った時のエフェクトが変更された。
- ジャンプ力が向上した。
- フリングをした際などのカメラワークの改善
- ステージに影響を与えるアイテム・ギミックの追加
- 協力プレイ(Coop)モード及び専用の新キャラクターの追加
- コミュニティテストチェンバー(マップエディタ)モードの追加
- 作成したマップはSteam WORKSHOP上に公開することができる。これを用いずに制作されたMODマップもこのモードやワークショップで利用可能である。
協力プレイ(Coop)モード
編集Portal 2では、シングルプレイモードに加えて新たに、インターネット上の人と一緒にプレイする協力プレイモードが追加された。ストーリーはシングルプレイモードから繋がっている。登場するキャラクターは青色の「ATLAS」とオレンジ色の「P-body」(声(両方とも):ディー・ブラッドリー・ベイカー)で、どちらもコアを元にデザインされたような形をしている。外見は目の位置などに差異があるが、プレイの際はどちらを使用しても操作や視界などは変わらない。基本的なルールはシングルプレイモードとほぼ同じだが、このモードでは一人一組(ATLASは青と水色・P-bodyはオレンジと赤色)・最大4つのポータルを駆使してパズルを解くことになる。
PS3版ではSteamに対応したことによりPC版とクロスプレイをすることが可能(Xbox 360版とは不可)。
関連項目
編集- Cave Johnson (Portal) - 舞台となる研究所「Aperture Laboratories」のかつてのCEO。物語の中盤以降で彼の生前の音声が流れる。
- When life gives you lemons, make lemonade - 英語のことわざ。日本語訳すると「人生でレモンを与えられたらレモネードを作ろう」で、困難があっても前向きに考えようという意味。Cave Johnsonが言及する。
- Exile Vilify - ザ・ナショナルの曲。本作のために書き下ろされた曲で、シングルでもリリースされている。
- スーパーボンバーマン R - コナミデジタルエンタテインメントのゲームソフト。Steam版の専用キャラクターとして、本作の協力プレイモードのP-bodyとATLASをモチーフにした「P-bodyボンバー」と「ATRASボンバー」が登場する。
出典
編集外部リンク
編集- Official Portal 2 Website 公式ウェブサイト
- Portal 2 - Steam
- EAのPortal2ページ - ウェイバックマシン(2011年4月6日アーカイブ分) Xbox 360、PS3